雑誌掲載論文 Journal papers

雑誌掲載論文 Journal papers (2003-)

2023

2022

和文概要

遠心場において不飽和斜面に振動と降雨を与え、振動の有無による降雨時の斜面挙動を検討した。遠心模型実験の結果を数値解析によって検討し、振動による斜面の変形が透水性に与える影響を定量的に評価した。


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非弾性の構造物・基礎モデルを地下水面が異なる不飽和地盤に設置し、その動的挙動を遠心模型実験によって検討した。地下水位が低下すると基礎の周期と減衰比の両方が減少することを示し、乾燥地盤や完全飽和地盤と比較して、不飽和地盤はより硬い応答を示した。

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国際的なラウンドロビンプロジェクトで一般化相似則を検証しようとする最初の試みである。一般化相似則は、地盤の変形が250 mm未満の場合に有効であった。小型CPTで得られた地盤剛性の正確な測定により、1g場の相似則を改善できる可能性が示唆された。

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様々な密度と入力地震動の下で実施された飽和傾斜地盤の液状化時の側方流動に対する遠心模型実験を対象として数値解析手法の妥当性を検討した。実験結果および解析結果の中央値に着目し、数値解析が実験で得られた水平変位の中央値を95%の信頼性で予測できることを示した。 


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遠心場において不飽和斜面に振動と降雨を与え、振動の有無による降雨時の斜面挙動を検討した。振動の有無によって降雨時の斜面挙動が異なり、振動によって生じた斜面の変形によって降雨時の変形速度が振動がない場合よりも早くなることを明らかにした。 

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飽和度の異なる地盤上の直接基礎のロッキング挙動を遠心模型実験により検討した。飽和度が低下すると基礎のモーメントが増加し上部構造に伝達される荷重が増加すること、飽和地盤上での基礎の沈下と回転は地下水位を下げることで減らすことができることなどを示した。 


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傾斜した液状化地盤における2×2の群杭の挙動を遠心模型実験により検討した。液状化中のダイレイタンシー挙動は地盤の傾斜に依存しており、下流側の杭では上流側の杭よりも大きな曲げモーメントが発生することなどを示した。 


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真空圧密工法は,軟弱地盤に敷設したドレーン材に負圧をかけ,地盤を圧密する地盤改良工法である.本研究では,真空圧密と盛土載荷を併用した際の地盤の間隙水圧を調べることを目的として,遠心力50g場において模型実験を実施した.実験結果より,真空圧密を行った地盤では,ドレーン材近傍に大きな負圧が伝播し,盛土荷重による間隙水圧の上昇が抑制されることを確認した.

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事前地山改良工などの補助工法の技術開発により,小土被り未固結地山のトンネル掘削でもNATMが頻繁に採用されている.本研究では,遠心模型実験と数値解析を用いて,事前地山改良工による改良強度と重量が小土被りトンネルの地震時挙動に与える影響について検討した.その結果,レベル1地震に対しては,いずれの地盤改良パターンにおいても,改良地盤の強度に関わらず,曲げモーメントの増分がほぼ同じになることが確認された.一方,レベル2地震に対しては,改良地盤の塑性域の拡大や周辺地盤との剛性差により,地盤改良のパターンによってトンネルの地震時挙動が異なることを確認した. 


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地震時に盛土に発生する開口クラックの成因について遠心模型実験により考察した.液状化地盤上の盛土は,画像解析によると水平に引張変形を呈することが示され,これにより天端側から開口クラックが生じやすいという傾向を説明できる.


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