子どもと若者の

セーフガーディングポリシー

2023年330

コネクトシスターズ:子どもと若者のセーフガーディングポリシー



1.ポリシーの目的


私たちコネクトシスターズは、大きな夢を見て自分の人生を引っ張っていく力を身につけるという理念の基、女性自らが持つガンプションの引き出しを助け、挑戦する場を提供しています。プログラムを提供する者として、「子どもと若者のセーフが−ディングポリシー」を掲げ、参加者及び関係者にとって安全なプログラムの環境構築を目指す必要があると考えます。


子どもと若者のセーフガーディングとは、「組織の役職員や関係者によって、また事業活動において、子どもにいかなる危害を及ぼさないよう、つまり虐待・搾取や危険のリスクにさらすことのないよう努めることであり、万一、活動を通じて子どもの安全にかかる懸念が乗じたときには、しかるべき責任機関に報告を行ない、それを組織の責任として取り組むこと」(1)です。


日本は「子どもの権利条約」と呼ばれる国際的な条約に批准しています。この条約は、全ての子どもが暴力・虐待・搾取から守られる権利を保障しています。また、持続可能な開発目標(以下、SDGs)においても、あらゆる暴力や搾取を排除する、重要な目標と指標(目標5と16)が設定されています。


私たちは、直接子どもや若者たちと活動を行なう組織として、子どもと若者のセーフガーディングを約束します。



2.わたしたちのセーフガーディング(ことばの定義)


コネクトシスターズは、自分たちのセーフガーディングに対して、皆が共通の理解と認識を持てるよう、以下のようにことばの定義をします。


 1「子どもと若者のセーフガーディング最低基準のためのガイドブック」外務省2020年

2子どもの権利条約

3国際連合による定義

4子どもの権利条約第19条

5いじめ防止対策推進法

3.わたしたちのセーフガーディングで守られる人々


わたしたちのセーフガーディングは、みんなで子どもと若者を守る責任があると考え、以下の人々を対象とします。




4.セーフガーディングの取り組み(わたしたちの取り組み)


私たちのセーフガーディングを実施するにあたり、コネクトシスターズ代表はその監督責任を負います。また、セーフガーディング担当のスタッフも配置し、体制を強化します。



リスクの把握とその軽減策

コネクトシスターズの活動におけるリスクを前もって分析し、その軽減策をきちんと記録します。また、その活動に関わるスタッフ・ボランティアに、リスク分析と軽減策を共有します。

【表:セーフガーディングに反する問題や懸念事項のリスクレベル】

セーフガーディングに反する問題や懸念される案件に関する報告

もし、私たちのセーフガーディングに反する問題が発生した場合、また、懸念されることが生じた場合の対処と報告手続きを定め(以下の図を参照)、私たちの活動に参加する全てのひとと共有します。

【図:セーフガーディング懸念事項発生時の報告ラインとレベル別対応】

上記の図の通り、参加者自身(または、その保護者)やボランティア(ビッグシスターズ)から、コネクトシスターズのセーフガーディング担当へ相談・報告を受け、セーフガーディングチームがリスクレベル(上記の表を参照)を分析、決定後に、各レベルに応じた対応を行ないます。


人材育成と啓蒙活動

コネクトシスターズの一員として活動を共にする運営スタッフとボランティアは、選考時にセーフガーディングへの取り組みへの理解と賛同を条件とし、活動に携わるにあたって行動規範(添付資料参照)に同意します。また、さらなる理解とセーフガーディングの実施ために、定期的な研修を行います。

私たちは、活動を共にするパートナー企業や団体に対しても、セーフガーディングを共有し、取り組みへの協力を依頼します。



 説明責任

セーフガーディングに関する報告がなされた場合は、その経過と対処に関する記録を取り、情報取り扱いに十分注意をして保管します。事案に関する進捗、結果、教訓は、情報を共有すべき関係者に報告をします。



添付資料(1): セーフガーディングに関する行動規範(大人向け)

私は、コネクトシスターズの運営スタッフ・ボランティアとして、次のような行動をします。


また、コネクトシスターズの活動に関わるものとして、以下の行動をしません。


添付資料(2):セーフガーディングに関する行動規範(18歳未満向け)

コネクトシスターズの運営スタッフ・ボランティアとして、次のような行動をします。


また、コネクトシスターズの活動に関わるものとして、以下の行動をしません。