Unix、Linux系のOSを利用している場合、sshがインストールされていればsftpも利用できます。
ここでは、ターミナルを利用したCUI操作の説明をします。 操作はftpと似ているため(put,get,lcdなどのコマンドが利用できる)、ftpを使い慣れている人はあまり問題ないでしょう。
利用するターミナルを起動
% sftp 大学でのログイン名@サーバー名を入力
はじめての接続時は以下が表示されるので、‘yes’と入力
RSA key fingerprint is**.**.**.**.**.**.**.**.**. Are you sure you want to continue connecting(yes/no)?
ログイン名@サーバー名'password:と表示されるので、パスワードを入力
ログインに成功するとプロンプトがsftp>に変わり、対話モードに入る
quitコマンドを入力し、接続を切断して終了
リモートホスト(大学側)のファイル一覧を見るには、lsコマンドを利用します。ローカル ホスト(接続元)のファイル一覧を見るには、llsコマンドを利用してください。
ls -lとしてlオプションを追加することで詳細情報を表示できます。
リモートホスト(大学側)でディレクトリを移動するには、cdコマンドを利用してください。ローカルホスト(接続元)でディレクトリを移動するには、lcdコマンドを利用してください。
sftp> cd 移動するディレクトリ名
として移動するディレクトリを指定し実行します。
リモートホスト(大学側)にローカルホスト(接続元)のファイルをアップロード(送信)するには、putコマンドを利用します。
sftp> put 送信するファイル名
と実行してください。
ただし、アップロードするファイルと同じ名前のファイルがリモートホストにある場合、そのファイルは上書きされます。
また、ディレクトリを再帰的にアップロードはできません。
sftp> put 送信するファイル名 リモートホストでのファイル名
上記のように指定したファイル名でアップロードすることもできます。
ローカルホスト(接続元)にリモートホストのファイルをダウンロードするには、getコマンドを利用します。
sftp> get ダウンロードするファイル名 ローカルホストでのファイル名
上記のように指定したファイル名でダウンロードすることもできます。
sftpを終了するには、quitコマンドを利用します。
sftp> quit
sftpの対話モードで使える上記以外のコマンドを知りたい場合や忘れた場合、
sftp> help
と実行します。利用できるコマンドを知ることができます。
sftp> ?
としても同様です。