Googleが開発しているAI「Gemini」で、Gmail、Googleドライブ、Googleカレンダーの内容を参照・検索できるようになりました。
この拡張機能は「Gemini for Google Workspace」と呼ばれています。
このページでは「Gemini for Google Workspace」の規約や使い方について説明します。
※「Gemini for Google Workspace」の機能は、現在はGeminiチャット内でのみ使用できます。GmailやGoogle ドキュメントに埋め込まれたGeminiは使用できません。
Geminiは企業・学校・公共機関向けにエンタープライズグレードのデータ保護を提供しています。
@cisアカウントで Gemini for Google Workspace を使用する場合、チャット内容やアップロードされたファイルは第三者に見られることなく、AIの学習にも使用されません。
詳細を確認する場合は、Googleが公開しているヘルプや利用規約をご確認ください。
(参照)
[Google Workspace] Google Workspace 利用規約
[Google Workspace] Google Workspace for Education 利用規約
[Gemini アプリ ヘルプ] 仕事用または学校用の Google アカウントで Gemini アプリを利用する
[Gemini アプリ ヘルプ] Gemini アプリのプライバシー ハブ
[Google Workspace 管理者 ヘルプ] Gemini for Google Workspace - 教育
[Google Workspace 管理者 ヘルプ] Google Workspace の生成 AI に関するプライバシー ハブ
設定する項目が2つあります。以下の手順を参照し、表示される利用規約やプライバシーポリシーを確認してから両方オンにしてください。
※機能をオフにする場合は、以下の手順で同じ設定画面に進み、スイッチをオフにしてください。
1. ブラウザーでGeminiにアクセス(https://gemini.google.com/)
2. @cisアカウントでログイン
3. 画面左上のメニューボタンをクリック
4. 「設定」をクリック
5. 「アプリ」をクリック
6. 「仕事効率化」の「Google Workspace」をオンにする
7. 「接続」をクリック
1. @cisアカウントでGmailにログイン
2. 画面上部の「設定」アイコンをクリック
3. 「すべての設定を表示」をクリック
4. 「全般」タブ内の「Workspace のスマート機能の設定を管理」をクリック
5. (表示された場合のみ)「Workspace のスマート機能をオンにする」をクリックし「次へ」をクリック
6. (表示された場合のみ)「他の Google サービスのスマート機能をオンにする」をクリックし「保存」をクリック
7. 「Google Workspace のスマート機能」と「他の Google サービスのスマート機能」の両方をオンにし、「保存をクリック」
1. 半角で「@」を入力し、一覧から参照するサービスをクリック(図1)
(補足)クリックすると「@Gmail」のようにサービス名が自動で入力されます。(図2)
図1
図2
2. 選択したサービス内で検索する内容を入力
(例)「@cisアカウントについて書いてあるメールを教えてください。」など(図3、図4)
図3 Gmailの内容の検索例
図4 Googleドライブの内容の検索例
3. 検索結果をGoogle スプレッドシートなどに出力も可能(図5)
(補足)「Google ドキュメント」「Google プレゼンテーション」も同様に出力可能です。
図5