知多市リーディングDX事業

知多市教育委員会の取組

リーディングDX推進校:新田小学校、東部中学校  協力校:新知小学校

〈情報化推進計画について〉

令和3年度に知多市では「知多市版GIGAスクール構想(知多市学校教育情報化推進計画)」を策定しました。下の概要版をご覧ください。

〈基礎整備〉

書画カメラ(エルモ)

モバイルルータ(各校用と就学援助世帯貸出用)

S-Gate(リモート用USB)

学習eポータル(MEXCBTと連携)

校務支援ソフト(EDUCOMのC4th)

授業支援ソフト

学習支援ソフト

保護者とのコミュニケーションツール

(欠席連絡,学校からの配布物)

スクールライフノート(EDUCOM)

C4thポータブル(EDUCOM)

GWS(教員も子どもも一人一アカウント)

SARTRASに加入(R5より)

〈情報活用能力体系表〉

令和3年度、知多市では児童生徒の情報活用能力体系表を作成しました。下の体系表は小学校中学年用です。

〈中学生用単元表〉

〈小学生用単元表〉

〈情報モラル・デジタルシティズンシップ〉

GIGAワークブックを使って,発達段階(ビギナー、スタンダード、アドバンス版)に合わせた指導を行っています。

〈知多市学校教育情報化推進委員会〉

令和3年度より開催。推進委員会の中に研修部,調査部,セキュリティ部があります。


〈研修部〉

・7/28(金)知多市ICT夏季研修会を開催しました。校務DXを目指して,Googleサイトを使った情報の一元化・可視化についてを研修しました。

・ICTスキルアップ研修会(市内の少経験者対象)をオンラインで年間8~9回開催しています。実践報告は80件を超えました。

〈調査部〉

・毎年7月中旬頃に,中学校3年生,小学校6年生を対象に,市独自の情報活用能力アンケートを実施しています。経年変化を捉えています。

・毎年3月に,教員のICT活用指導力の調査を行っています。

〈セキュリティ部〉

セキュリティポリシー改訂についての会議をGoogleClasroomを活用して開催しています。

新田小学校の取組

児童数656 人

4月10日(月)研修会・・・初任者・転入者に向けてクラスルームの使い方を講習しました。

4月17日(月)c4thポータブルの使い方について学年で講習しました。

5月16日(5・6年生のデジタル教科書の使い方について講習しました。

       児童も使用できるようになりました。

6月16日()ICT研修会・・・スクールライフノートについて欠席連絡に活用できるこ

             とを職員で確認しました。


<出席状況を確認しやすくするために>

  朝、保護者からの欠席連絡をテトルで確認します。教室で実際に子どもたちの出席状況を見て、C4thポータブルで出席状況を打ち込んでいます。

 出欠席の状況や、遅刻・早退の状況をC4thポータブルで確認できます。

東部中学校の取組

生徒数319人

 <リアテンダント校内研修会>

昨年度から各教科の定期テストや単元テストなどで、自動採点システム「リアテンダント」の利用を始めています。定期的なCT支援員による校内研修会で、アップデートされているシステム情報の全体共有なども行っています。

 現在は、社会科、技術科、保健体育科の定期テストで本格的に導入を開始しました。高校入試に合わせたマークシート方式の問題作成と採点システムの実用にも前向きに取り組んでいます。




第2学年の技術の授業では、ブロック型のプログラム言語「スモウルビー」を活用したプログラミングの授業を行っています。

チャットアプリをプログラムしました。生徒同士でチャットアプリ使いながら、よりよいチャットアプリにするための改善・修正方法を話し合い、プログラムを考えていました。

新知小学校の取組

児童数565人

〈校内研修会〉 

4月10日(月)ロイロノート研修会・・・初任者・転入者に向けてロイロノートの使い方を講習しました。

4月17日(月)eライブラリ研修会・・・今年度から導入した学習支援ソフトの使い方について講習しました。

5月10日(水)ICT研修会・・・スクールライフノートの使い方について講習しました。

6月9日(金)ICT研修会・・・スクールライフノートの今後の活用について話し合いました。

6月12日(月)ICT研修会・・・Googleアプリの活用方法について講習しました(以下の実践報告を参照)。

7月21日(金)ICT研修会・・・EDUCOMの神戸先生お招きし、スクールライフノートの活用事例を紹介してもらいました。

9月~12月      ICT研修会・・・校内ICT支援部が中心となり自主研修会を行う。

12月         研究授業・・・3-2、5-2,6-3で研究授業(算数、社会、総合)を実施する。

12月22日(金)個別最適な学びと協働的な学びに関する研修会を実施する。

2月21日(水)GIGAワークブック研修会・・・静岡大学准教授塩田真吾先生によるオンライン研修会を行う予定。

〈職員室をクラウド化〉

ICT支援員の協力を得て、イメージ図のような校務DXを進めています!!

(1)Googleサイトに一元化

・Googleスプレッドシートで作成した日常点検表、給食当番点検表、WBGTチェック表,備品点検等の掲載

・Googleチャットを挿入し、教職員に迅速かつ確実に連絡

・Googleスライドを使って、今日の予定の中で重要なことを連絡

・Googleカレンダーを使って、提出物の締め切り日や出張の予定等を確認,編集

・Googleドライブを埋め込み、職員会要項や施設予約表,学校行事等へのアクセスが可能

・Googleマップを埋め込み、保護者が交通当番で立哨する場所を明示

・YouTubeを埋め込み、教職員向けの研修動画を紹介

・共有すべき写真(校務主任からのお知らせ)を埋め込み、教職員に一目で分かるように伝達

 ※職員室以外(出張先、自宅)でも閲覧・編集が可能とした(限定公開)。

Googleフォームを使って、児童会選挙デジタル投票、個人懇談会やいじめアンケート、入学用品注文フォーム等、保護者や児童に回答してもらう。

WBGTの記入(体育館,運動場から)

日常点検表等のデータ化(教室で)

職員会要項ペーパレス化(どこでも・いつでも)

学校行事反省(どこでも・いつでも)

備品点検(校舎内で)

Googleチャット(職員室と教室をつなぐ)

林間学校や修学旅行の写真をGoogleサイトに掲載(限定公開)

tetoruを使って,林間学校のURLを該当学年保護者へ配信

新知小学校情報ガイドライン(一部)に沿って,保護者に閲覧を依頼

(2)Googleフォームを使って、各種アンケートの実施

学校評価アンケート

〈教室をクラウド化〉

「主体的・対話的で深い学び」を実現するために、個別最適な学びと協働的な学びを一体的に充実させる授業づくりにチャレンジしています。

(1)低学年の実践(生活科)

2年生生活科「あの人に会いたいな」の単元では、町探検をしてインタビューしたことを、自分なりの方法でまとめています。ある子はFigjamや授業支援ソフト、ある子はペープサートや紙芝居などで表現しました。発表の様子を互いに見合って、友だちの発表の仕方の良さに気づくことができました。

Figjamを使って気づいたことを書き出す

他者参照を前提に二人で協働

他者参照を前提に三人で協働

Figjamを使って発表

ペープサートを使って発表

紙芝居で発表

(2)高学年の実践(社会科)

6年生社会科「国力の充実をめざす日本と国際社会」の単元では、 単元の目標、見方・考え方、キーワード、ルーブリック評価を子どもたちに示しています。その後、子どもたちはFigjamやGoogleスライド、授業支援ソフト等を自分で選択し、他者参照を前提に情報を収集・選択し、まとめています。

教師の授業準備メモ

単元の目標、見方・考え方、キーワード、ルーブリック

Googleクラスルームを使って配信

Googleスライドを使ってまとめる

ノートにまとめる子も

Googleフォームを使って振り返り

端末は毎日持ち帰り、デジタル連絡帳として活用しています。

(1)デジタル連絡帳(スクールライフノートを使って)

(2)きめ細かな見取りからプッシュ型支援へ(心の天気、アラート機能)