Vol.78

2020年09月03日発行

  • 東北オフィス開設のお知らせ

  • CG Series 最新情報「SOLIDWORKS2020 SP4対応 機能拡張版」 リリース

  • サポートからのお知らせ

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C&Gシステムズ「東北オフィス」開設のお知らせ

~ 2020年9月10日 営業開始 ~

この度、弊社では宮城県仙台市に新たに東北オフィスを開設し、令和2年9月10日より営業を開始する運びとなりましたのでお知らせいたします。


  • 名称:株式会社C&Gシステムズ 東北オフィス

  • 住所:〒980-0013 宮城県仙台市青葉区花京院1-1-5 タカノボル第25ビル4F

  • 電話:022-380-6620 / 022-380-6621

  • 営業開始日:2020年9月10日(


これを機会に従来にも増して皆様のご期待に添えますよう、誠心誠意努力を重ねてまいります。今後とも倍旧のお引き立て賜りますようよろしくお願い申し上げます。

CG Series 最新情報「SOLIDWORKS2020 SP4対応 機能拡張版

2020年9月リリース!!

CG PressDesign / CG MoldDesign 最新情報

逃がし穴強化(共通)

[加工穴作成/編集]コマンドの頂点逃がしタイプで「矩形で近似」のチェックをONとした場合、作成する逃がし穴の基準方向を「標準」・「順方向」・「逆方向」から選択可能です。(左図)

Dカットされたツバの逃がし穴を作成する機能として、[加工穴作成/編集]コマンドの穴形状タイプに「カット逃がし」タイプを新設しました。(右図)


断面線作成(共通)

断面図用の断面線スケッチを作成する補助機能として[図面支援]-[断面線作成]コマンドを設けました。部品図では断面を作成したい穴、組図では断面を作成したい部品を選択し断面線を自動で作成する事ができます。この断面線を用いて[断面図]コマンドにて意図した断面図を作成可能です。

部品編集(共通)

[部品編集]コマンドで、「グループ、チームにより配置位置を決定」がONの状態で部品を差し替えた場合に所属するアセンブリが変更されてしまう事があります。この場合にどちらのアセンブリに所属させるか選択可能です。

電極設計/部位抽出(共通)

[電極設計]-[部位抽出]コマンドで、ビュー上のモデルとダイアログ内の面情報、フィーチャツリーの面情報、それぞれの関連性を視認しやすくするため、面色数を拡張し、フィーチャツリーの面の高さ情報を表示可能としました。

型構造設計/型構造編集(CG MoldDesign)

[型構造]-[型構造設計]コマンドで「2プレートS大型」シリーズの作成可能です。既存シリーズ同様に「シリーズ」「タイプ」「呼び寸法」「プレート仕様」「部品」等を設定して作成します。作成されたモールドベースの編集も可能です。

パンチ工業部品対応(CG MoldDesign)

下記のカテゴリに含まれる「パンチ工業プラスチック金型用部品」を追加搭載しました。

  1. アンギュラピン・ロッキングブロック
  2. エジェクタベース関連部品
  3. ガイドレール・センターレール
  4. ガイド部品
  5. ゲート部品
  6. コイルスプリング
  7. ストレートコアピン
  8. スプルーブシュ・ロケートリング
  9. スライドコア・ルーズコア
  10. ダイカスト型用部品
  11. ランナー部品
  12. 位置決め部品
  13. 型開き制御部品
  14. 小物部品
  15. 段付きコアピン

CG CAM-TOOL 最新情報

等高周回荒加工/パスタイプ(周回Ⅱ)

等高周回荒加工にチップ式工具を効果的に活用する「パスタイプ:周回Ⅱ」を新設しました。形状輪郭をオフセットする通常の等高線とは異なり、 ワーク外形をオフセットしたパス計算を行うことで常にすべてのチップが被削材に乗る経路を生成します。片側のチップがワーク上にない場合のビビリを抑制することによりチップの欠損を防ぎ、工具の性能を最大限に活かした加工が可能です。また平面ピッチを工具径の60~80%をかけられる上、リトラクトも大幅に減少することで加工時間短縮に寄与します。

工具抜け量:ワーク外周に対して工具が外に抜ける量を抑制

チップ式工具の特徴

  • 側のチップがワーク上にない場合振動が発生しやすい(左図)
⇒ 加工条件を下げて運用
  • すべてのチップが乗っている場合は安定した加工がおこなえる(右図
⇒ 工具本来の性能を生かした加工
周回Ⅱ(左図:新設) / 面沿い(右図:従来)

等高線仕上げ・倣い加工/往復パス折り返し処理

等高線仕上げ加工・倣い加工(走行タイプ:走査線往復)に「往復パス折り返し処理」を新設しました。パス折り返し時におけるR挿入や、面上の接続移動を制限(OFF)することで、接続での切削痕を抑制し仕上げ面品質を向上させます。

エスケープ・アプローチ間の接続移動は「接続移動:近接タイプ」で制御(倣い加工に新設)

2.5取り残加工/結合処理の切り替え対応

2.5取り残し加工パラメータに 「複数図形の結合処理」 を新設しました。結合処理の切り替えにより、途中の水平面(下図のような棚部下面)に対する終了補正が可能です。

2.5側面加工/エッジ部からアプローチ機能

2.5側面加工パラメータに「エッジ部からアプローチ」を新設しました。凸角から接線方向にアプローチ・エスケープさせることで製品形状への影響(アプローチ痕)を抑制します。


干渉パス表示/削り込み

干渉パス表示機能に「削り込み」を追加しました。干渉したパスの位置の特定と干渉した工具位置の状態が確認できます。

CL全表示/ストック非表示

コマンドマネージャーからCL全表示及びストック非表示が行えるよう操作性を向上させました。(各モジュールに対応)


V-UP項目一覧


CG PressDesign/CG MoldDesign共通

  • 標準部品カタログ
  • 矩形スケッチ作成
  • 逃がし穴強化
  • 断面線作成
  • 部品編集
  • 電極設計/部位抽出

CG PressDesign

標準部品変更

CG MoldDesign

  • 傾斜ピンーアンダーカット抽出
  • 図面ばらし
  • 分解図設定
  • 型構造設計/型構造編集
  • パンチ工業部品対応

CG CAM-TOOL

  • 等高周回加工(周回Ⅱ)
  • 等高線仕上げ・倣い加工/往復パス折り返し処理
  • 2.5取り残し加工/結合処理の切り替え対応
  • 2.5側面加工/エッジ部からプローチ機能
  • 干渉パス表示/削り込み
  • CL全表示/ストック非表示

EXCESS-HYBRID Ⅱ 導入事例を限定公開いたします!!

システム併用からの脱却により、プレス設計リードタイム短縮を実現!!

株式会社 オオタは1971年、長野県松本市に創業、自動車用のガスケットやブラケット部品を中心に難加工材をはじめ各種材料に対応可能な精密順送金型を設計製造、その金型によるプレス加工を得意とする企業です。本日は代表取締役社長 太田 修吾氏、設計課長・加藤 貴幸氏、設計主任・加藤 淳一氏からお話を伺いました。

(右から)代表取締役社長・太田 修吾 氏、設計課長・加藤 貴幸 氏、設計主任・加藤 淳一 氏

サポートサイトからのお知らせ(CGS Customer)

Windows10 May 2020 Update(2004)への対応に関するお知らせ

この度、マイクロソフト社よりWindows10の大型アップデート「Windows10 May 2020 Update(バージョン2004)」が5月27日にリリースされました。現在、弊社では本バージョンでのCGS製品の動作検証を行っております。検証が完了し次第ご案内致しますので、CGS製品のご使用中または、ご検討中のお客様は、「Windows10 May 2020 Update」へのアップデートはお控えいただきますようお願い致します。

<CAM-TOOL>

  • 工具カタログ(ユニオンツール社)を8月19日にリリースいたしました。

  • 修正版(V16.1.5.2)を8月26日にリリースいたしました。

CAM-TOOLサポートサイト

<EXCESS-HYBRIDⅡ>

  • 修正版(V5.1.3.1)を8月3日にリリースいたしました。

EXCESS-HYBIRDⅡ/ PartsCAMサポートサイト

<CG Series>

  • 「NeoSolid.3D-CAM / SurfaceSubset」修正版を8月24日にリリースいたしました。

  • 「SOLIDWORKS2020 SP4.0対応 機能拡張版」はV-UPキットとして9にお届け予定です

CG Seriesサポートサイト

<AIQ>

  • 修正版(V13.1.21)を8月17日にリリースいたしました。

AIQサポートサイト