2019年11月26日発行
「メカトロテックジャパン2019 」ご来場御礼
新製品「CAM-TOOL for NX」のご案内
工程管理システム「AIQ」導入事例のご紹介
CGS ASIA プライベートセミナー「Technology JAM 2019」レポート
ポリゴン編集による加工事例のご紹介(CGSAC)
サポートからのお知らせ
※本号をPDFで見る(WEBページをPDF化しています)
過日、開催されました「メカトロテックジャパン2019」におきまして弊社ブースならびに、ワークショップにお立ち寄りいただき、 誠にありがとうございました。おかげさまで、多数の関係企業の皆様にご来場いただき、盛況のうちに幕を閉じることが出来ました。
<出展製品>
EXCESS-HYBRIDⅡ/CAM-TOOL/CAM-TOOL AM/CG Series/AIQ
先行展示:CAM-TOOL for NX/Parts CAM
製品をご紹介させていただくにあたり、十分にご満足いただけなかった部分もあったかとは存じますが、何とぞご容赦ください。 会場で対応させていただくことができなかったご要望、ご質問等がございましたら、 ご遠慮なく弊社担当までお申し付けいただくか、下記「お問合せ」フォームよりご一報頂けますようお願い申し上げます。
これまで培ってきたコア技術を融合
「CAM-TOOL for NX」は、Siemens Digital Industries Software社が開発するハイエンド3D CAD /CAMシステム「NX」の操作に準拠した、金型/金属部品加工向け 3DCAMモジュールです。「CAM-TOOL for NX」にはCAM-TOOLの30年以上の豊富な加工実績とサポートで培われた技術が反映されたCAMソルバーが搭載されており、 微細・超精密形状加工から大物形状加工まで、工具の負荷変動を抑制した高品位かつ高効率な切削を実現します。「CAM-TOOL」がこれまで切削で培ってきたコア技術とシーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア社の先進テクノロジーとの融合が、ユーザーの製造ビジネスの生産性を高め、収益性を向上させます 。
NX操作に準拠した作業環境
「CAM-TOOL for NX」のユーザーインタフェースは、NX CAMの操作に準拠し、ユーザーに一貫した作業環境を提供します。また、緊密な連携により、NX CAMの加工モードも混在可能で、ツールパス編集、ツーリング情報、マシンシミュレーション、製品製造情報(PMI)をはじめとしたNXが持つコア機能を最大限に活用する事が可能です。
<主な特徴>
ポリゴン演算、サーフェス演算の両方のCAMソルバーを搭載
高送りラジアス専用加工モード搭載
IPWによる未加工領域の自動認識
ツーリング自動干渉回避
引き合い/受注管理で新生工業流 『働き方改革』 の実現 !! ~成長的な受注を頂くために~
株式会社 新生工業 浜野洋光氏が二代目として代表取締役に就任したのは2012年。先代の築いた基盤をさらに成長させ「岡山にすごい型屋集団があるぞ」と言われるためにゼロからのチャレンジ。「経験」と「勘」に頼った受注からの脱却を目的とし、2017年から金型・部品製造向け 工程管理システム「AIQ(アイク)」の運用を開始し、今となっては手放せないシステムとなった。その導入前の課題から導入後の効果、今後の課題について代表取締役・浜野洋光氏にお話を伺った。
同社は岡山駅から車で東に15kmほどの距離にあり創業は1982年、現会長が立ち上げた会社を2004年に現浜野社長(当時専務)が受け継いだ後は、岡山だけでなく国内外問わず自動車用ブラケット・プレス金型設計製作を手掛ける会社である。2016年には受注増産を計るために新社屋へ移転、主な取引先は株式会社ジーテクトやフタバ産業株式会社など。社員は主に毎年3~4名の高卒を中心に採用し平均年齢は約29歳と非常に若く、どの部署も活気にあふれている。誰もが1年も経てば何でもできるような教育を行い、特定の人に頼らない現場を構築、金型部品加工も基本的に内製でまかない「納期」「品質」「コスト」を重点に社員数30名で主に順送金型を月間数十型製造している。
「経験」と「勘」に頼った受注からの脱却
営業担当でもある浜野社長は工場長と相談し引き合い案件からどの程度受注できるのか、「経験」と「勘」を頼りに受注量を決めていた。例えば50件引き合い案件があるとし、工場の稼働状況から20件は可能と予測するもののやはり仕事の波を考え利益をだそうとすると対応可能な案件数+αを受注しようとするのが常である。しかし金型の設計・製造現場では予期せぬことが発生する可能性があり作業が計画通りに進まないものの納期厳守が必須であるため・・・・
毎年恒例のCGSAC(CGS ASIA) 主催 技術交流セミナー「Technology JAM2019」が去る10月17日にNovotel Bangkok Bangna Hotel にて開催されました。13回目を迎えた今回は、企画から準備まで現地タイ人スタッフ主導のもと、過去最多となるパートナー企業13社に協賛いただき、CAD/CAM/IoTおよび最新の加工技術を紹介しました。また、今回は、ゲストスピーカーとして、ベトナムのユーザー様にお越しいただきローカルエンジニアの方によるCGS製品の活用事例についてお話していただいきました。
工作機械や工具、周辺機器メーカーによる製品展示など盛りだくさんの内容で行なわれ、100名以上となる多数の方が来場いただき大盛況のうちに終了いたしました
工作機械
OKUMA TECHNO (THAILAND) LTD.
MAZAK (THAILAND) CO., LTD.
Sodick (Thailand) Co., Ltd.
安田工業株式会社
切削工具
MMC HARDMETAL (THAILAND) CO., LTD./三菱マテリアル製切削工具 DIAEDGE)
MMC HARDMETAL (THAILAND) CO., LTD. (HT-Division)/三菱日立ツール製切削工具 MOLDINO
日進工具株式会社
ツーリングシステム
MST Corporation Thai LTD.
NT TOOL (THAILAND) CO., LTD.
Haimer Asia Pacific Ltd.
測定機器
MITUTOYO (THAILAND) CO., LTD.
商社
C.DUREON MACHINE AND TOOLS CO., LTD.
Factory Max Co., Ltd.
ゲストスピーカ
FINECS VIETNAM CO., LTD.
C&Gシステムズ(JAPAN)
CGS ASIAプライベートセミナー”Technology JAM 2019”からコラボレーション加工事例のご紹介です。
CAM-TOOL Ver15.1新機能である”ポリゴン編集オプション” リリースに伴いリバースエンジニアリング実演を行いました。製品の外観を決める“シボ”テクスチャパターンを高精度レーザープローブでスキャンし専用ソフトからのSTLデータをCAM-TOOLへ取り込み、ポリゴン編集オプションにて金型形状へ編集を行いました。STLデータの再現性を高めるには、微細なNCデータを極力小さい工具で長時間安定した切削加工が必要となります。
今回使用したCBN工具は耐摩耗性に優れますが、強度・靭性は低い為に荒取り工程から仕上げ加工を意識しなければなりません。移動速度と位置決め精度に優れたリニアモーター駆動のマシニングセンターはCBNの特徴を見事にカバーし、結果として微細工具での荒・仕上げ全行程において安定した加工を行う事が可能となりました。
ワーク:STAVAX (52HRC) 50 x 50 x 30
マシニング:Sodick UH430L
工具:NS TOOL CBN END MILL
プローブ/STL出力:Mitutoyo Surface Measure201FS/MiCAT-MSURF
加工時間:40h 40mm
Windows10 Update November 2019(1909)への対応に関するお知らせ
この度、マイクロソフト社よりWindows10の大型アップデート「Windows10 November 2019 Update(バージョン1909)」が11月13日にリリースされました。現在、弊社ではCGS製品のアップデート版での動作検証を行っております。検証が完了し次第ご案内致しますので、CGS製品をWindows10でご使用中、または、今後Windows10でCGS製品のご使用をご検討中のお客様は、「Windows10 November 2019 Update」のアップデートはお控えいただきますようお願い致します。
《 CAM-TOOL 》
トランスレータ修正版(CATIA Import / Parasolid Import)を11月13日にリリースいたしました。
V15.1 V-upセミナー資料をアップしました。セミナーにご参加いただけなかったお客様は是非ご活用ください。
※ WEBアンケートご協力のお願い
V15.1 のインストールはお済みでしょうか?。是非、機能評価にご協力いただきますようお願い致します。アンケートにお答えいただいた方には特典をご用意しております。(実施期間:2020年1月末 )
《 EXCESS-HYBRIDⅡ 》
修正版「V4.2.2.1」を11月19日にリリースしました。