Vol.73
2019年10月01日発行
「メカトロテックジャパン2019 /MECT2019 」出展
積層造形対応複合CAMシステム/「CAM-TOOL AM」リリース
EXCESS-HYBRIDⅡ 最新バージョン「V4.2」 リリース
CG Series 「SOLIDWORKS2019 SP4対応版」 リリース
AIQ最新バージョン 「V12.1」リリース
海外加工事例の紹介
サポートからのお知らせ
※本号をPDFで見る(WEBページをPDF化しています)
「メカトロテックジャパン2019/MECT2019 」出展
2019年10月23日(水)~26日(土)
当社は、来る10月23日(水)から26日(土)、ポートメッせなごやで開催される『 メカトロテックジャパン2019/MECT2019 』に出展する運びとなりました。
会場では、最新システムの展示・事例紹介をはじめ、テクニカルワークショップの開講、次期バージョン情報・新製品情報をいち早くお届けいたします。皆様の生産性向上にお応えするべく、最適なソリューションを提案させて頂きます。
是非この機会にブースにお立ち寄りいただきたく、ご多忙中とは存じますが、ご来場を心よりお待ち申し上げます。
期間:2019 年10 月23 日(水)~ 26 日(土) 10:00~17:00
会場:ポートメッセなごや
小間:3D20 (第3展示館)
出展:EXCESS-HYBRIDII / CAM-TOOL / CG Series / AIQ
新製品:CAM-TOOL AM / CAM-TOOL for NX(先行出品)/ 部品加工用CAM(先行出品)
テクニカルワークショップ開講 (無料) ・・・・・・・・・・
日時:10月26日(土)14:00 - 14:40
場所:交流センター3階 / 第3会議室
内容:『CAM-TOOL最新機能のご紹介』
CAM-TOOLにおける自由工具の運用提案と金属造形機能(CAM-TOOL AM)を紹介します。来春リリース予定の次期バージョン(V16.1)、新製品(CAM-TOOL for NX)情報もいち早くお届けいたします!是非、ご参加ください。お申込み(事前予約)は、FAXまたはWEBをご利用ください。
※ご予約の方は限定ノベルティを差し上げます。積層造形対応 複合CAMシステム/「CAM-TOOL AM」リリース
2019年7月リリース
~ ミーリングを超えた「CAM-TOOL」によるモノづくり革新 !! ~
「CAM-TOOL AM」は、CAM-TOOL に、LMD(Laser Metal Deposition)方式 または、FDM(Fused Deposition Modeling)方式の積層造形パスを生成する新加工モードを搭載した同時5軸制御対応の複合CAMシステムです。 積層造形(付加加工)と従来の切削加工(除去加工)を組み合わせた新たな工程設計を1つのシステムで行うことができます。積層工程は、これまでの切削加工と同様のオペレーションを実現し、オペレータは形状設定からパス出力まで特別な操作をおこなう事なくデータ作成が可能です。
CAM-TOOLは、これまで切削で培ってきた確かな技術と先進のテクノロジーとの融合により、新たなモノづくりに貢献します。
新加工モード「LMD」について
新加工モード「LMD」モードでは、積層により造形する形状とベース面を指定することで、積層造形用のパスを生成します。 各種専用パラメータにより様々な形状に合わせたパス作成が可能になっています。
平面や円筒面だけでなく、任意の自由曲面上への積層にも対応しており、CAM-TOOLに搭載されている強力なサーフェスモデリング機能が使用でき、より柔軟なパス作成を支援します。
CAM-TOOLの切削モードと同じオペレーションで積層パスの作成が行えます。
3軸による積層だけでなく、同時5軸の積層動作に対応しています。
マシンシミュレーション機能を搭載し、切削パスと同様に装置の干渉チェックまたストロークチェックが行えます。
その他
新加工モード「FDM」について
STLデータやスライスデータを必要とせず、3次元CADデータからからダイレクトに造形パスや造形後の切削加工パスを生成します。
軽量化のために、造形物内部を網目状に肉抜きした積層パスを作成することが可能です。
実績ある高品位な切削NC出力(CAMエンジン)により、高精度でなめらかな表面仕上げを実現します。
その他
EXCESS-HYBRID Ⅱ 最新バージョン「V4.2」リリース
2019年9月リリース!!
~ 下書き線を使用しない意図した作図が可能 / 2軸加工パスの拡充と視認性向上 ~
トレース:2図形間に交点が存在しない場合に下書き線を作図することなく直線要素による補間が可能です。2図形を接線や垂線で補間します。
入力補助メニュー :「2要素」「1要素+1点」「2点」の指示で中点を取得する「要素間中点」コマンドを追加しました。
■ MC部位抽出強化
モデルからの加工部位抽出精度向上により、丸穴やポケットの他に、島や2.5D部位の抽出が可能です。3Dモデル受け取りからNCデータ生成までの作業工数を短縮します。
■ 荒取りパス追加
ワークから形状を効率よく削り出すパスを新たに追加しました。削り出す部位に対するオフセットパスを生成、ワークの外から加工する事で、溝削りを抑制し工具の負荷を軽減します。
■ 仕上げ工程輪郭補正
荒取り領域の一部が開放面の場合、仕上げ輪郭工程で立壁部分などの非開放面だけを加工する事が可能です。必要な範囲だけを加工する為、エアカットを抑制した効率的な仕上げ加工が行えます。
■ アプローチR角度指定
円弧アプローチの任意角度指定が可能です。工具やワイヤ電極の進入角度を調整することで、必要最小限のアプローチで加工できます。
■ 一方向加工
上面加工の時などに有効な、「一方向」パスを追加しました。従来の「両方向」と切り替えて利用できます。工具の進行方向(アップカット、ダウンカット)の指定が可能で、リトラクトして次のパスに移動します。
■ 軌跡トレース
MC加工定義中に、工具動作をアニメーションで確認できます。実際の軌跡を見ながら加工定義を行えることで、設定ミスを軽減しNCデータ作成後の手戻りを削減します。
■ 加工情報リスト強化
加工情報リストにパスタイプや切り込み量、取り代(側面/底面)などの詳細情報が出力可能です。加工現場が必要な情報を正確に受け渡すことができます。
CG Series 最新バージョン「SOLIDWORKS2019 SP4 対応版」リリース
2019年9月リリース
CG PressDesign / CG MoldDesign 機能拡張
共通関連
クリアランス・深さマスタ 強化(共通 )
穴リストビュー強化 (共通)
加工グループ編集強化 (共通)
六角穴付きボルト 強化(共通)
加工名称 強化(共通)
加工穴作成/編集 強化(共通 )
共通関連
穴リストビュー強化 (共通)
加工グループ編集強化 (共通)
タスクビュー 強化(共通)
型構造編集 強化(共通)
自動寸法
検索フィルタ
タスクパネル制御
Mold Design/Press Design
ボディ属性強化 ( CG MoldDesign )
ゲート強化 ( CG MoldDesign )
ファイル名設定 ( CG PressDesign ) 他
工程管理システム AIQ 最新バージョン 「V12.1」
2019年9月リリース
オーダー管理関連
発注コード対応
EXCELからの簡易貼付・取込強化
休止情報:交代勤務対応
実績移動機能
実績個数管理機能
ガントチャート機能強化
添付情報機能強化
工程表示・部品マスタ編集機能強化
多国語対応.etc
現場端末関連
作業予定確認機能
購入品編集機能
実績個数管理機能
画像添付機能
スケジュール確認機能強化 etc
CAM-TOOL 海外加工事例のご紹介 (CGSAC)
●加工事例(1)
CGSACのお客様かつ販売店様である、「JSR Group社」主催セミナー“Complete Solution for Mold and Die Making”でのコラボレーションサンプルのご紹介です。
荒取り加工において、三菱日立ツール社「Hi-Pre2」コンセプトを基に、CAM TOOLの等高線高効率荒取り加工パス、HAIMER社のPower Shrink Chuckの組み合わせにより、HRC40材での大幅な加工時間の短縮を実現いたしました。
荒加工に最適かつ一般的なShrink Fit Chuckですが、外観形状の最適化により、振れ精度0.003mm以下、耐震性を維持しながら、切屑排出量、工具寿命の大幅な改善を実現したのが、Haimer Power Shrink Chuckです。それに加えて、三菱日立ツール社超硬ソリッドエンドミル「EPSM-PNシリーズ」によるトロコイド加工は、工具寿命を伸ばし、且つ表面粗さRa2.2μmという高精度と高能率な荒加工を可能としました。また、金型製作において、一番難しい加工箇所である深リブ溝加工では、Ra0.1μmの高精度な面粗さを実現する、新製品「EB4HR-ATH(高精度リブ溝加工用テーパボールエンドミル)」を用いています。
ワーク : NAK80 (40HRC 80 x 100 x 60)
マシニング: MAKINO V56i (20,000rpm)
加工時間 :4時間 15分
●加工事例(2)
過日(7月2日~5日)開催された工作機械・工具等を対象にしたベトナム最大級の国際展示会「MTA VIETNAM2019」コラボレーションサンプルのご紹介です。
今回、真空成形金型市場向けに「ランチボックス」を制作。CAM-TOOLの荒削りモードは、前工程とツーリングの結果を使用して干渉チェックを行いながらNCデータを作成することで安全で効率的な処理データを出力することが可能です。仕上げモードは、いくつかの自動および独自の手動モードで利用可能です。簡単操作のオートモードでは、初心者でも高品質、高精度の加工が可能で、エキスパートは手動モードで自由に切断経路を作成できます。
ワーク : Aluminium (300 x 250 x 50)
マシニング: MAZAK VCN-530C SG (12,000rpm)
加工時間 :18時間 4分
協賛:Yamazaki Mazak Vietnam Co.,Ltd. / MMC Hardmetal(Thailand)Co., Ltd.
サポートサイトからのお知らせ(CGS Customer)
《 CAM-TOOL 》
修正版(V15.1.8.1)を9月13日にリリースいたしました。
三菱日立ツール社/日進工具社/ユニオンツール社/三菱マテリアル社工具カタログを更新いたしました。
《 EXCESS-HYBRIDⅡ 》
最新版「V4.2」情報をアップしました。
最新版「V4.2」はV-UPキットとして10月初旬にお届け予定です。
《 CG Series 》
三菱日立ツール社/日進工具社/ユニオンツール社/三菱マテリアル社工具カタログを更新いたしました。
「SOLIDWORKS2019 SP4.0対応版」はV-UPキットとして10月中旬にお届け予定です