2018年3月12日 発行
INTERMOLD2018 / 第29回金型加工技術展 出展のご案内
第16回 CAM-TOOL認定試験 開催のご案内
展示会レポート(3D Printing 2018)
CAM-TOOL 加工事例(三菱重工工作機械 株式会社)
CAM-TOOL 加工事例(METALEX 2017 CGS ASIA)
海外イベント情報(SIMTOS 2018)
サポートからのお知らせ
※本号をPDFで見る(WEBページをPDF化しています)
当社は、来る4月18日(水)から21日(土)、インテックス大阪で開催される『 INTERMOLD2018(第29回金型加工技術展) 』に出展する運びとなりました。会場では、当社CAD/CAM製品の導入効果とメリットを国内最新事例を交えて紹介させていただくとともに、皆様の生産性向上にお応えするべく、最適なソリューションを提案させて頂きます。是非この機会にブースにお立ち寄りいただきたく、ご多忙中とは存じますが、ご来場を心よりお待ち申し上げます。( ご案内状 *PDF)
期間:2018 年4 月18 日(水)~ 21 日(土) 10:00~17:00(最終日は16:00)
会場:インテックス大阪
小間:6B-234
詳細:主催者ページ
出品:CAM-TOOL / EXCESS-HYBRIDII / CG Series / AIQ
《 テクニカルワークショップ開講 (無料)》
日時:4月19日(木)11:00 - 12:00
場所:テクニカルワークショップ 第2会場 / 100名(無料)
申込:専用申込用紙(*PDF)をFAXもしくは、WEBよりお申し込みください。
内容:『工程管理システム「AIQ Ver11.1」新バージョンのご紹介』
IOT、スマートファクトリーの第一歩として金型、部品製造の工程を管理し設備の稼働率向上に寄与する当社独自の工程管理ソリューション、「AIQ」をご紹介します。(講師:工程管理開発課 課長 田代 勝法)
CAM-TOOL認定試験は、知識・操作技術が弊社規定の一定レベルに達した方を高度な技術者として認定する制度です。ご自身の実力チェックやスキルアップをはじめ、業務プロセスの改善・改革推進やエキスパート育成など、是非この機会に受験をお勧めします。
《 筆記試験 》
CADデータ受け取り、面モデルのチェック・修正、モデリング全般、環境設定、図形・曲面作成コマンド、加工モード、加工プロファイル、最適化、演算工程表、加工工程、CL編集など、合計50問を出題する予定です 。
《 実技試験 》
試験場に用意した実機にて操作をしていただきます。
モデル形状の評価・編集/加工テンプレートの活用・編集・応用/効率の良い荒取り加工工程の作成/加工形状に適合した工具の使用及び工具データベースの活用/工具負荷を考慮した切削パスの作成/NCデータ・指示書出力と環境設定
Ver13.1の最新機能を利用して、効率を重視しながら、モデルデータ受け取り後の処理から加工データ出力までの一連の作業を行なっていただきます。
2月14日(水)~16日(金)の3日間、『 3D Printing 2018 – Additive Manufacturing Technology Exhibition 』が東京ビッグサイトで開催されました。同展はデザインや製造の個別化、細分化を支える3Dプリンティング技術やそれにかかわるサービスの見本市で、今回は新規40社以上を含む88社が出展、過去最大規模となる約4万5000人の来場者で賑わいました。同展初となるCGSは、ストラタシス社ブースに共同出展し、各社製品+CraftMILL活用による「デジタルモールド切削」、「ハイブリッドモールド」をプレゼンテーションを交え紹介、メディアインタビューが行われるなど、来場者からの関心を集めていました。
デジタルモールド切削(左)
デジタルモールドの表面を切削する事により、成形品を切削した型に近い精度を持たせる技術。
ハイブリッドモールド (右)
デジタルモールド+アルミ型による小ロット生産技術。ベースをアルミ型、デザイン面をデジタルモールドで対応する事で、多品種小ロット生産に対応する。
このたび、三菱重工工作機械株式会社様より、加工技術トピックスとして、CAM-TOOLを用いた加工事例(ローレット銅電極)をご紹介いただきました。
3軸加工、旋回加工、5軸割出加工を集約し、総製作時間の短縮をテーマに加工を行われております。荒取り加工は基準面オフセット荒取り加工モードを利用、ワークの円筒形状に沿うカッターパスで加工効率の向上を図り、ローレット部の中・仕上げ加工にも基準面オフセット側面、底面仕上げ加工を利用、旋回加工を継続して形状を仕上げています。また、ローレット部の縦溝の仕上げには等高線仕上げを用いて割り出し加工を行っています。この時ワークを傾斜させることでボールエンドミルの先端での加工を回避、工具の切削性の良好な部分での加工を実現しております。
材質: 無酸素銅 /Φ25mm x 65mm
機械: 小型精密加工機 μV1-5X
//// 三菱重工工作機械株式会社様 ホームページ /////
小型精密加工機μV1-5X 加工事例(ローレット銅電極)
複雑形状部品の工程集約に適した同時5軸機能搭載のμV1-5X。今回はその5軸機能を有効活用したサンプルをご紹介します。
天面:面沿い5軸加工仕上げ(R0.5ボールエンドミル)
ローレット横溝:テーブル旋回加工仕上げ(R0.1 ボールエンドミル)
ローレット縦溝:割出し加工仕上げ(R0.1 ボールエンドミル)
昨年、11月22日(水)~25日(土)の4日間、金型部品に関する国際展示会 『METALEX 2017』がバンコク国際貿易展示場(BITEC)で開催され、CGS子会社である CGS ASIA は 、現地生産財メーカー各社と協調し、CAM-TOOLの新機能と各社の新技術を駆使したサンプルを出品いたしました。本号では、サンプル動画(第1弾)をご紹介します。
「MAZAK INTEGREX-i200(複合加工機)」による人工骨の加工サンプル
本ワークは、掴み代40mmに対し加工エリアが175mmの為、テールストックでの芯押しが必要です。 CAM-TOOL V13.1では、マシンシミュレーション機能拡張において、テールストックを含む干渉チェックを可能とした事で干渉確認作業を大幅に削減、更に安全なCAMデータを生成します。
【材料】SUS304 / D100 x 215 x 175(切削部)
【協賛】
MAZAK (THAILAND) CO., LTD.
MMC Hardmetal (Thailand) Co., Ltd.
NT TOOL (THAILAND) CO., LTD.
Provided by CGS ASIA CO., LTD.(in THAILAND) Youtube.com で視聴する
「Brother SPEEDIO S500X1」にょる 銅電極加工サンプル
CAM-TOOLは、フルオート・マニュアルと多彩な切削モードを用意しておりますが、本サンプルの荒取りは「等高複刃荒取り」可変送り速度(自動設定モード)で加減速を自動コントロールし、中仕上げは「等高線全体仕上げ」を用いて簡単設定。形状全体仕上げは全て複合面沿い加工で作成し、こだわりのカッターパスを作成しています。CAM-TOOLは、加工技術者の様々な思いを素早く、美しく加工物に反映する事ができるCAD/CAMシステムです。
【材料】Copper electrode / 70 x 60 x 30
【協賛】
BROTHER COMMERCIAL (THAILAND) LTD.
Provided by CGS ASIA CO., LTD.(in THAILAND) Youtube.comで視聴する
このたび、韓国関連会社(販売代理店)であるIGPNET社およびGCE社が、来る4月3日(火)~7日(土)、韓国最大の大型コンベンションセンター 「KINTEX」で開催されます『SIMTOS 2018 / ソウル国際工作機械展 』に出展いたします。本展は、世界有数の国際工作機械展示会であり、工作機械、部品、工具・ツールなど幅広い製造技術を展示し、欧州のEMO、米国のIMTS、中国のCIMTに次いで世界第4位の展示面積を誇ります。前回(2016年)は1,130社が出展、来場者数は約8万人(38,583社)に上ります。
各社ブースでは、システム展示をはじめ、現地エンジニアによる高精度加工サンプルをご覧いただくことが可能です。ご来場の際には、是非お立ち寄りください。(※写真:2016年IGPNET社出展の様子)
《 重要 》 Microsoft Windows 10 FCU対応に関する重要なお知らせ
先般、Windows10 Fall Creators Update (バージョン1709)環境における弊社製品の不具合問題(動作が遅くなる)をご案内いたしましたが、このたび、Microsoft 社より2月1日にリリースされたWindows10の更新プログラム「KB 4058258(OS Build 16299.214)」によって、この問題を解消いたしました。