2026年01月23日発行
新年のご挨拶
EXCESS-HYBRIDⅡ & Parts CAM 最新情報
韓国発 超精密・高精度加工セミナー& 加工事例のご紹介
講演情報/展示会情報/2026年度パブリックショー出展予定
サポートからのお知らせ
※本号をPDFで見る(WEBページをPDF化しています)
初春を迎えるにあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
さて、世界経済は、米国関税措置の影響によるサプライチェーンの混乱など、先行きの不透明感があるものの、アジア新興市場国では、人工知能(AI)分野への大規模投資が原動力となり、半導体やデータセンターなど、クラウドサービス普及にともなう世界のAI需要を支えております。また、AI大国になることを目指すインドでは、近年、AIの開発や普及に向けた取り組みも加速しています。国内においてもAIなどのデジタル技術を駆使したDX需要は依然として強く、カーボンニュートラルに向けたGX投資もさらに拡大しています。
国内製造業では、地域や業種ごとにばらつきがあるものの、設備投資の先行指標とされる工作機械の受注は堅調に推移し、電子機器や航空宇宙、造船関連への設備投資が業績を押し上げるとみられています。また多くの製造業では、スマートファクトリーを見据え、設計・製造や生産管理など、ビジネスプロセスを変革するシステムやサービスへの投資意欲はさらに高まりをみせております。
このような環境下、昨年10月よりCGSホールディングス体制(CGSグループ)のもと、同じくCGSグループに参画したNDES(NTTデータエンジニアリングシステムズグループ)とともに本格的に事業活動をスタートいたしました。これからも金型向けCAD/CAMシステムというコア技術に軸足を置き、両社の得意分野を連携させることで、「金属加工全般」や「生産管理」など、「製造業DXインテグレーター」として、モノづくりに貢献できる技術や事業を伸ばしてまいります。
海外事業においては、アジア市場の事業基盤をさらに固めるため、タイ、インドネシア、ベトナムでの拠点活動に加え、SNSを駆使したタイムリーな情報発信と戦略的なリレーション構築を行っております。
引き続き、現地企業様とのパートナーシップとコラボレーションにより、アジアビジネス強化に邁進してまいります。
これら事業活動を通じ、現有製品の強化は勿論のこと、多様化・高度化する量産技術の変化を先取りした研究開発および海外展開を精力的に進めてまいります。また、国内・海外のパートナー企業様との協働体制も一層強化することで、当社が得意とするCAD/CAMシステムおよび生産管理システムにさらに磨きをかけ、“グローバル・ニッチ・トップを目指す”という一貫した方針を継続してまいります。
本年も倍旧のご支援を賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。
「円-穴変換」を「穴変換」として名称を刷新し、線色や異形状などへの対応範囲を拡張しました。図形の線色に応じて、加工コードや深さを一括で割り当てることで一般図形を効率的かつスピーディに穴図形へ変換できます。さらに、変換設定を複数登録することで、取引先ごとの図面に対応することが可能です。
「レイヤ変更」機能に新たに一括モードを搭載しました。取引先から支給された図面データを自社のレイヤ構造へ変換する際、レイヤ番号や名称を一括で変更することが可能です。さらに、変更内容を取引先ごとにマスタとして管理することで、図面変換作業の効率化と標準化を実現します。
DXFやDWGのデータ入出力時に文字フォントやQRコードの継承が可能となりました。中間データを介したやり取りでも元データと同様の品質を保ったデータ授受が可能です。「一括変換」を使用したDXF/DWG入出力も同様です。
CADドキュメント上に作成された各種「表」に含まれる文字列を抽出し、外部ファイルとして出力できる「注記CSV出力」コマンドを新たに搭載しました。CSV形式での出力により、表計算ソフトでの編集やデータ活用が容易になり、設計情報の管理・共有の効率化を実現します。
「移動/複写」や「線種変更」などの形状選択時に、類似形状が混在する図面内から同一形状を効率的に検索できるコマンドを入力補助メニューに追加しました。「閉形状サーチする」をONにすると、基準形状を指示するだけで、内包形状を含む同一形状を自動選択でき、作業効率が大幅に向上します。
「レイヤばらし」実行時に、同一ドキュメント内の別フレームへレイヤを展開できるようになりました。対象レイヤ設定時に「,(カンマ)」や「-(ハイフン)」を使用することで、複数レイヤを1つのフレームにまとめて展開可能です。これにより、上型図・下型図などの部分組図を別フレームに効率的に作成できます 。
スケッチや投影面上に描かれた2D図形を、円筒面や任意の曲面に沿って貼り付けることができる新コマンドを追加しました。凹凸形状の作成や分割ライン、カーブの作成が可能です。
IGESなどの中間データ読み込み時に発生する面抜け箇所を、閉輪郭を指定することで自動的に補完できるようになりました。隣接面の特性を引き継いで境界を埋めるため、インポート後の形状修正作業を大幅に軽減します。
荒取り工程のツールパスを作成していない場合でも、前工程で使用する工具径を指定することで隅取り工程のパスを作成できるようになりました。これにより、前工程パスの作成を省略しながらも正確な隅取り加工設定が可能となり、工程設定の効率化を実現します。
各パスタイプにコーナーR形状処理機能を新たに搭載しました。コーナー部に自動でフィレットを生成することで、切削時の工具負荷を軽減し、ビビりの発生を防止します。これにより、加工の安定性と工具寿命の向上を実現します。
ダイジェスト動画
グリッドコントロール
部品ばらし
部品角度指定
スケッチ
ビュー方向表示設定
STEP読み込み など
NC確認
WC上下異形定義
無効カスプ高さ設定
平坦部逃げR処理
~ 2026年2月正式リリース ~
2026年2月、EXCESS-HYBRIDⅡ/PartsCAMは、これまでの2D/3Dミーリング加工、穴あけ、ワイヤ放電加工に加え、新たに旋盤加工機能(TURNINGモジュール)を搭載し、真の「ALL-IN-ONE」CAMシステムへと進化します。
これにより、金型設計・部品設計からプレート加工、さらには複合加工までを一貫してカバー。工程間のデータ連携をシームレスに行うことで、設計から製造までのプロセスを大幅に効率化します。多様化・高精度化が求められる現場において、より柔軟で生産性の高いものづくり環境を実現します。
韓国発 販売代理店による3社合同セミナー
昨年11月20日、芝浦機械株式会社および日進工具株式会社の韓国代理店各社のご協賛のもと、韓国・京畿道安山市のスクエアホテルにて「超精密・高精度加工セミナー」を開催し、多くの皆さまにご参加いただきました。
安山地域は、コネクタや光学部品の微細加工に携わる技術者が多く集まるエリアとして知られています。本セミナーでは、CAD/CAM、工作機械、切削工具の各分野から専門講師を招き、具体的かつ実践的な事例を交えながら、最新技術をご紹介しました。
なかでも、微細加工・高精度加工に高い親和性を持つ CAM-TOOL の販売・技術サポートを担う IGPNET 社による講演は、豊富な現場経験に基づく内容が高く評価され、参加者の大きな関心を集めました。
韓国市場には、加工技術において極めて高い専門性を有するエンジニアが多く、当社にとっても日々多くの学びと刺激を得られる貴重な市場です。今回のセミナーを通じて頂戴したご意見やご要望は、今後のシステム開発に積極的に反映し、さらなる技術力の向上と製品価値の強化に努めてまいります。
開催にご尽力いただいた関係各社の皆さま、ならびにご参加いただいたすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。
IGPNET CO.,LTD.
ADDRES:B-801, Woolim Lions Valley, 371-28, Gasan-Dong, Gumcheon-Gu, Seoul, 153-803
EMAIL:igpnet@igpnet.co.kr
本サンプルは、自動車用ライトガイド金型の一部を抽出した、超精密・高精度切削加工の事例です。近年のライトガイド金型では、R0.1以下のボールエンドミルによる極小径の微細加工が求められています。さらに、形状が長尺で加工時間も長いことから、熱変位の抑制や負荷変動の少ない安定したツールパス設計が、これまで以上に重要となっています。
荒取りから中仕上げには、SUS420加工に特化した超硬エンドミル「XRBH230シリーズ」を使用し、仕上げ工程では CBN 焼結体を採用した 3 枚刃ロングネックボールエンドミル「SSPB320シリーズ」を導入しています。これにより、全工程を通じて刃持ちに優れた安定した切削加工を実現しています。
工作機械には、自動車用光学系で多数の採用実績を持つ「UVM-700E(5AD)」を使用。エアスピンドルとエアテーブルに加え、徹底した温度制御設計により、光学面加工に求められる極めて高い安定性と再現性を、長時間の加工にわたって発揮します。
また、これらの高性能工具と工作機械の能力を最大限に引き出すため、CAM-TOOL は微細加工に特化した演算エンジンにより NC データを生成し、要求される高精度加工を確実に実現します。
CBNで仕上げ加工(左) / 超硬で仕上げ加工(右)
3D輪郭形状精度測定結果
光学面/3D輪郭精度
-0.9 ~ +0.5 μm (±0.7 μm)
PL面形状/3D輪郭精度
-2.1 ~ +3.2 μm(±2.7 μm)
粗さ測定結果
光学面粗さ(ピックフィード方向)
Ra:25.1 nm
Sa:23.8 nm
第51回の発表テーマは「加工現場の効率化」!!
新しい技術開発や熟練技能の向上に積極的な金型関連メーカー6社が、自社の取り組みについてテーマに沿いながら発表します。そして、今回のパネルディスカッションでは、現場第一線で活躍する金型関連業者の方々に登壇いただき、自社の現場では?他社の現場では?一体どのような効率化が行われ、どのような問題を抱えているのか。現場を熟知したリーダーたちの心の叫びを話して頂きます。(主催者より)
会期:2月4日(水)
会場:機械振興会館 東京都港区芝公園 3-5-8
講演:「生産管理システム AIQ を活用した DX 推進事例 」
詳細:案内状 ※1/16以降も申込受付中です。
金型専業メーカー様、プレス加工業様の導入例と製造オペレーション管理(MOM)への取り組みをご紹介します。
CAM-TOOL サポート情報
修正版「V21.1.11.1」を12月10日にリリースしました。
日進工具社、MOLDINO社のカタログを12月10日に更新しました。
EXCESS-HYBRIDⅡ / PartsCAM サポート情報
日進工具社、MOLDINO社のカタログを12月10日に更新しました。
V11.1バージョンアップキットの発送は2月末を予定しております。
2027年リリースバージョン(V12.1/MC 3DCAMオプション)における、インテル®プロセッサー(CPU)スペック制限に関する注意事項を掲載しました。
CG Series サポート情報
日進工具社、MOLDINO社のカタログを12月10日に更新しました。
SOLIDWORKS2025 SP5.0対応版を1月19日にリリースしました。
2027年リリースバージョン(CG CAM-TOOL SW2027対応版)における、インテル®プロセッサー(CPU)スペック制限に関する注意事項を掲載しました。
AIQ サポート情報
修正版「V18.1.3.1」を12月03日に再リリースしました。