第8回 実施レポート
第8回 実施レポート
■実施概要
【実施日時】 2021年11月26日(金) 13:30~15:20
【参加校】 福島県平田村立ひらた清風中学校、岡山県里庄町立里庄中学校、福岡県行橋市立仲津中学校
【合計生徒数】 約350名
【参画企業6社】大日本住友製薬株式会社、野村ホールディングス株式会社、ネットワンシステムズ株式会社、 合同衛生株式会社、川崎重工業株式会社、株式会社キャリアリンク
大日本住友製薬(株)
野村ホールディングス(株)
ネットワンシステムズ(株)
合同衛生(株)
川崎重工業(株)
(株)キャリアリンク
■授業の様子
11月26日(金)第8回キャリアチャレンジデイOn-Line Meetsが開催されました。今回は福島県、岡山県、福岡県という、国内の離れた地域から3校合計約350名が参加しました。以下にネットワンシステムズ(株)の授業をレポートいたします。
●5限目 講師:ネットワンシステムズ(株)は、今、社会で重要になっているネットワークで社会をつなぐサービスを企業や学校などに展開する企業。講師はその中で、技術者教育に携わり、インストラクターを行っています。生徒たちは「ネットワーク構築」という仕事を今一つ身近に感じることができない様子でしたが、講師がPPTで無線アクセスポイントの写真を示し「教室や学校内で、こんな機械みたいなもの、見たことない?この仕組みや道具を作っています」と、説明されると、教室を見渡しアクセスポイントを発見。「これだ!」と生徒たちの表情が変わり、身近な仕事であることを理解しました。講師の「キャリアを選ぶにきっかけ」では、都市の通勤ラッシュは大変なストレスがある状況で、そのビジネス環境を変えるのは、ICT技術であると思い、この企業へと進んだことをお話いただきました。そして、技術教育のインストラクターとして、自分の役割は、正しい知識を受講者に教えることが大切で、もし、誤った情報を伝えると、大変な結果を招く場合もあり、責任ある役割であり、その仕事をするためには、向上心、好奇心、コミュニケーション能力、正しい知識を見極める情報収集力が大切であることをお話いただきました。生徒たちは、日常的に使われているオンラインや情報ネットワークを支える仕事の大切さや責任を知ることができました。最後にメッセージとして、正しい情報を見極める力が付けば、自分の意志での行動につながり、今から意識することで力になることをアドバイスいただきました。
●生徒からのインタビュー
「大きなトラブルはありましたか?」という質問には、「トラブルは結構あります。オンライン授業や演習などで、うまく動作しない場合などあり、そのような時は、細かく情報を分析したり、先輩からアドバイスをもらったりして解決する」と返答いただきました。他には、「この会社に就職するためにはどんな勉強が必要ですか?」「ネットワークをつくるにはどれくらい時間が必要ですか?」など、事業内容に関する質問も多くあり、事前授業でよく調べている様子がうかがえます。
●参加講師全体からの声
生徒たちの元気で積極的な様子に緊張をほぐしてもらいました。
たくさんの質問をいただき、緊張感がありつつも、楽しく進められました。
理解が難しい仕事内容にも関わらず、本質的な質問をもらいました。ユーザーの立場からの意見を聞けて良かったです。