第5回 実施レポート
第5回 実施レポート
■実施概要
【実施日時】 2021年11月5日(金) 13:30~15:20
【参加校】 大阪府松原市立松原第五中学校、茨城県龍ケ崎市立長山中学校、
京都府京都市立向島秀蓮中学校
【合計生徒数】約330名
【参画企業6社】ゾエティス・ジャパン株式会社、株式会社ロッテ、カシオ計算機株式会社、
佐川グローバルロジスティクス株式会社、三井化学株式会社、日本郵船株式会社
ゾエティス・ジャパン(株)
(株)ロッテ
カシオ計算機(株)
佐川グローバルロジスティックス(株)
三井化学(株)
日本郵船(株)
■授業の様子
11月5日(金)第5回キャリアチャレンジデイOn-Line Meetsが開催されました。全10回中、今回は大阪府、茨城県、京都府の3校合計約330名が参加しました。生徒たちは遠方の学校や企業とのオンライン授業を楽しみにしていた様子。地域が離れているということを感じさせない活気ある授業が行われました。以下に今回は株式会社ロッテの授業をレポートいたします。
●5限目 講師:株式会社ロッテ 生徒たちが幼い時から馴れ親しんでいる商品から、ロッテ社に対してもっているイメージを確認した後、会社としての「意志」「役割」「能力」についてわかりやすく説明いただきました。「会社の役割」では、「おいしさ」「しあわせ」「楽しさ」など、世界中の人々の生活を豊かにするということを大切に、商品(お菓子)を開発し、お客様に届けていることを伝えていただきました。また、講師の「マーケティングの仕事」の視点から、日ごろ馴れ親しんでいるお菓子が愛され続けている理由として、ターゲットの年齢層や時代背景を踏まえ、絶え間なく変化するニーズに対応した商品を企画し続けているからであることをお話いただき、ブランドを育てる強い思いや苦労を、生徒たちも感じとった様子です。SDGsの取り組みについては、商品に必須のパッケージにおいて、古紙使用によるCO2の排出抑制の対策を説明いただきました。最後に、生徒たちに向けて、力強いメッセージとして、「変化の多い時代の中で、変化を受け入れる姿勢がとても重要であること」そして「自ら進んで知識や技術を習得しようとするチャレンジ精神が大切であること」を伝えていただき、講話を終了しました。
●生徒からのインタビュー
・生徒たちが馴れ親しんでいるお菓子のブランドや商品開発についての質問が相次ぎました。新しいデザインを開発する際の思いやその注意点、年齢の違うターゲットに対して買ってもらうための企画についての質問など、日ごろ売り場で目にしている商品の裏側で行われているマーケティングや企画への興味が高い様子です。また、新型コロナによるさまざまな影響についての質問もあり、社会の変化と企業活動の関係性を理解しているようでした。
●参加講師全体からの声
・生徒たちが、事前学習で調べ、働くことに対してイメージができており、未来を見据えた質問があった。
・SDGsの教育的な視点が生徒たちにも伝わっていることが良かったと思う。
・生徒が質問を再検討する時間がとても効果的で、多様な質問が出てきたことを凄いと思った。生徒たちから、逆に学ばされることが多かったと感じた。