第1回 実施レポート
第1回 実施レポート
■実施概要
【実施日時】 2021年7月9日(金) 13:30~15:20
【参加校】 東京都港区立高松中学校、広島県尾道市立浦崎中学校、兵庫県南あわじ市、洲本市組合立広田中学校
【合計生徒数】約180名
【参画企業6社】阪急阪神ホールディングス株式会社、阪急電鉄株式会社、大日本住友製薬株式会社、森永製菓株式会社、
野村ホールディングス株式会社、株式会社キャリアリンク
阪急阪神ホールディングス(株)授業
阪急電鉄(株)授業
大日本住友製薬(株)授業
森永製菓(株)授業
野村ホールディングス(株)授業
(株)キャリアリンク 授業
■授業の様子
2021年度第1回キャリアチャレンジデイOn-Line Meetsが開催されました。当日、大雨の影響が心配された地域もありましたが、無事に3中学校そろい、各校6チームと6企業の講師をつなぎ同時双方向授業を行いました。1人1台端末を活用した広田中学学校では、メインPCで講師と接続を行い、個人端末はワークブックとして活用しました。以下に、今回の2つの授業をレポートいたします。(※毎回2企業をピックアップして全10回で全企業のレポートを発信していく計画です。)
●5限目 講師:野村ホールディングス株式会社 業種:金融
「サステナブルファイナンス」という難しいテーマに対し、身近なTシャツの価格の違いを例に、クイズを交えながらわかりやすく説明いただきました。SDGsの取組、グローバル化を楽しむこと、お金・金融について学ぶことの大切さなど、日ごろ触れられない情報についても、生徒に理解しやすく工夫してお話いただき、インタビューも盛り上がりました。
●6限目 講師:森永製菓株式会社 業種:食品メーカー
生徒たちがよく知っている商品の原料やパッケージを例に、その生産工程の中で、どのようにSDGsに取り組んでいるのか、また、商品が企画され、店頭に並ぶまでにどれくらい多くの人がかかわり、担うべき役割があるか、身近な商品だからこそ生徒も集中してお話を聞いていました。また、講師自身の営業の仕事内容ややりがいについても、具体的にわかりやすくお話しいただきました。
●生徒たちからのインタビュー
「顧客の信頼を得るためにはどのようなことをしていますか?」「グローバル化が進んで、どのように仕事内容が変わりましたか?」など、企業活動や世界情勢をふまえての質問もあり、事前授業でしっかりと学んでいる様子がうかがえました。また、「多くの人とのつながりは、どんな風に仕事に影響がありますか?」という質問に対し、「仕事は一人ではできない、今は海外の仲間とも仕事をしていかなければならない」という講師の答えから、生徒たちは「コミュニケーション力」「仲間との協力」「人間の関係性」の大切さを受け止めたようでした。
●参加講師からの声
講師の皆さんからは「質問が多くあったことに驚いた」「生徒の皆さんの積極的な姿勢が見られ、大変楽しい時間であった」「自分自身も勉強になった」といった声をいただきました。