国内旅行では、旅行中、いわゆる「タビナカ」を巡る動きが活発になっています。定番の従来型の現地発着ツアーに加え、これまでにない体験プログラムが数多く生まれ、それらを掲載するプラットフォームも続々と登場しています。これらプラットフォームに掲載される様々な商品は一体どのように作られているのでしょうか。また、最近ではプラットフォームに掲載されない、富裕層向けの特別な体験プランも生まれてきています。これらのタビナカ商品は、既存の「タビナカ」と何が違うのでしょうか。
今回のトラベルボイスLIVE特別版「タビナカビジネスの現在〜未来を考える」では、いま「タビナカ」を巡り、「タビナカ」のランドオペレータとも言える方々がどのようなビジネス展開をしているのか、そしてこれからどうなっていくのかを考えたいと思います。
株式会社ナビタイムジャパン インバウンド事業部部長 藤澤 政志
日本国内の個人旅行では何が起きているのか、ナビタイムジャパンが保有する目的地検索データや個人旅行のプランニングサービスの分析データから見えてきた最新の旅行傾向をご紹介します。
BOJ株式会社 野口貴裕 代表取締役社長
欧米豪の訪日外国人向けに、「元力士と歩く両国ツアー」「和牛のルーツを探る但馬ツアー」など、ユニークな体験プログラムで人気を博しているBOJ社。権利や資格がなくても類似商品の出てこない企画と運営のコツとは? 代表取締役の野口氏が常に意識されている「新奇性がある欧米人目線の商品作り」について、お話いただきます。
エクスペリサス株式会社 丸山智義 代表取締役社長
世界遺産や美術館などを貸し切り、日本の文化を担う方々(シェフ、芸術家、音楽家、各界の著名人)と協力しながら、国内外の富裕層/上場企業へ向けてハイレベルな文化体験プランを御提供しております。今回は、原則的に表に出てこない富裕層向け事業の現状と今後の課題を、お話できればと存じております。
タビナカを巡るビジネスの動きはどうなっているのか? 商品の独自性やインバウンド、未来展望など、タビナカ関係者の皆さんがいま、気になっているテーマで議論します。
モデレーター:トラベルボイス株式会社 鶴本浩司 代表取締役社長 CEO
オーストラリア政府観光局を経て、観光産業ニュース会社「トラベルボイス」を設立(トラベルボイスの現在の読者数は月間50万人で、この分野では最多)。その他、観光に特化したデジタルマーケティング会社「マーケティング・ボイス」代表、テクノロジー企業「パイプドHD」(東証一部)社外取締役、観光シンクタンク「JTB総合研究所」客員研究員なども兼任。
カナダの高校/大学を卒業後、家電系メーカーにてブランドマーケティング業務に従事。2014年に欧米インバウンドに特化したBOJ株式会社を設立し、ユニークな文化体験プログラムの造成およびそれらを活かしたツアー商品開発を行っている。
上智大学外国語学部卒業、シンガポール国立大学へ留学。長期インターンシップとして投資銀行、ベンチャーキャピタル業務を経て2011年にCheckin point アプリサービスの立ち上げに参画。その後、株式会社heathrowを設立して、2016年9月末にMBO&同社を退任。2017年1月にエクスペリサス株式会社を設立。
2008年株式会社ナビタイムジャパン入社。2012年より国内アプリケーション事業部長を務め、2014年インバウンド事業部長に就任。現在、TCVB(東京観光財団)アジアセールス委員会 委員長、JNTO(日本政府観光局)調査役などに務める。
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定員:100名(募集人数に達した時点で締め切りとなります)
トラベルボイスLIVE事務局 travelvoicelive@navitime.co.jp