人間は、世界をそのままでは扱えません。
複雑で連続的に変化する現象に対して、区分・分類・概念・単位・モデルをつくり、それらを通して世界を理解し、扱ってきました。
私は、「人間が世界とどのように対峙し、そのためにどのような認識上の枠組みを構築してきたのか」を研究しています。
過去のさまざまな知識や記録を読み、その中で人間が世界をどのように区分し、分類し、関係づけ、理解しようとしていたのかを考察しています。
また、異なる文化や時代の知識が接触したとき、同じ対象が異なる概念や分類によって捉えられ、それがどのように変化していくのかにも関心を持っています。
私の関心は、過去の知識を現代の基準から「正しい/間違っている」と判定することではありません。
むしろ、現在の私たちが当然のものとして用いている概念・単位・分類・モデルもまた、人間が世界に対峙するために構築してきたものではないかという問いにあります。
研究で見ていること
・人間が世界をどのように区分してきたのか
・どのような分類や概念をつくってきたのか
・複雑な現象をどのように整理し、扱える形にしてきたのか
・異なる文化や時代で、同じ対象がどのように異なって捉えられてきたのか
・ある時代につくられた枠組みが、どのように後の時代へ受け継がれてきたのか
・現在、当然だと思っている概念や単位を、人間が構築した枠組みとして捉え直せるか
過去から現在までを連続した時間軸として捉え、人間が世界をどのように認識し、記述し、区分し、扱える形へ変換してきたのかを考えています。
真円の内包による「4.5%の構造的ゆらぎ」の導入と非線形システムのロバスト設計
非線形環境を扱うための線形的モデル化手法の研究。
ステータス:JXIV投稿済み・V2執筆中
DOI: https://doi.org/10.51094/jxiv.4102
胚葉分化と空間的視座を通じた中国古典医学的臓腑概念の再解釈
ステータス:JXIV投稿済み
DOI: https://doi.org/10.51094/jxiv.4690
天体観測データを政治思想へ変換する太歳概念の構造解析
古代の天体観測事実と理論的モデルの乖離、その調整プロセス分析。仮想システムが実社会に及ぼした影響。
「貴賤」の一語に着目し、その多義的な用例から、『黄帝内経』における古典医学が持つ統合的な記述システムを構造的に解析する。
ステータス:論文ドラフト(JXIV投稿準備・推敲中)
古代思想における意の構成を身体信号の識別と統合プロセスとして解析。
Experimental Animals, 14, 59, 1998.
https://doi.org/10.1538/expanim1992.14.59
(松田 純, 笠原 正男, 小木曽 昇, 山口 太美雄, 日下 雅友, 長尾 静子, 高橋 久英)
American Journal of Kidney Diseases (AJKD), Volume 35, Issue 2, p221-226, February 2000
https://doi.org/10.1016/S0272-6386(00)70330-1
(Shizuko Nagao, PhD ∙ Tamio Yamaguchi, PhD ∙ Masao Kasahara, MD, PhD ∙ Masatomo Kusaka, BSc ∙ Jun Matsuda, BSc ∙ Noboru Ogiso, BSc ∙ Hisahide Takahashi, PhD ∙ Jared J. Grantham, MD )
Biochemical Genetics, 37, 227–235, 1999.
https://doi.org/10.1023/A:1018742807031
(Shizuko Nagao, Toshikazu Ushijima, Masao Kasahara, Tamio Yamaguchi, Masatomo Kusaka, Jun Matsuda, Minako Nagao & Hisahide Takahashi)
Experimental Animals, 14, 60, 1998.
https://doi.org/10.1538/expanim1992.14.60
(長尾 静子, 笠原 正男, 日下 雅友, 山口 太美雄, 松田 純, 小木曽 昇, 高橋 久英)