2021年04月05日

プロジェクト情報を会計freee側のセグメントに連携する「プロジェクト連携機能」ができました。
プロジェクト管理freeeで管理しているプロジェクトを、会計freeeのセグメントに連携することができるようになりました。
任意のタイミングでの一括連携ができるほか、プロジェクトの登録・変更・削除にあわせて自動で連携することもできます。
この機能を利用することでプロジェクトのマスタを一つにすることができ、面倒な二重管理の手間がなくなります。

■画面イメージ

プロジェクト管理freee側(連携設定画面)


会計freee側(セグメント設定画面)

「名称」にプロジェクト名、「ショートカット1」にプロジェクトコードが連携されます。

■プロジェクト連携の設定方法
プロジェクト連携を行うためには、下記の設定が必要です。

  1. 会計freeeとのアプリ連携を行う

  2. プロジェクト連携を有効にする

  3. プロジェクト連携の設定を行う


■セグメント連携の注意点
以下の内容については、会計freee側のセグメント機能のルールに依存した動作となります。

  • 会計freee側で手動で追加したセグメントは今回の連携の変更対象外です。

    • プロジェクト管理freeeから連携を実施しても残り続けます。

  • 同じ名称のセグメントを重複して作ることはできません。

  • すでに会計freee側のデータ(取引、各種書類等)に紐付けられているセグメントは削除されません。

  • プロジェクト名が30文字を超える場合は連携されません。

    • セグメントの名称は30文字が上限のため

■会計freeeとのアプリ連携を行う
メニューの「設定」→「アプリ連携」を選択すると、会計freeeの連携設定を行うことができます。

  1. 「アプリ連携」から「会計freee(プロジェクト連携)」のボタンをクリックします。

  2. 「会計freee(プロジェクト連携)」から「会計freee(プロジェクト連携)に接続」をクリックします。

  3. 「アプリ連携の開始」画面で「許可する」をクリックします。


※アプリ連携を完了させるためには、会計freeeのセグメント1~3の権限を持つユーザーで連携を行う必要があります。
会計freeeの権限設定についてはこちらのヘルプページをご確認ください。
(セグメントの閲覧・登録・編集・削除の権限が必要です)

■プロジェクト連携の有効化
メニューの「データ管理」→「会計freee連携」を選択すると、プロジェクト連携を有効にすることができます。

  1. 「会計freee連携」から「プロジェクトマスタ連携」を選択します。

  2. 「会計freeeへのプロジェクトマスタ連携」画面で、「連携」セクションの「有効にする」にチェックを入れ、「保存」ボタンをクリックします。

■プロジェクト連携の設定を行う
メニューの「データ管理」→「会計freee連携」を選択すると、プロジェクト連携の連携タイミングや対象プロジェクトを設定することができます。

  1. 「会計freee連携」から「プロジェクトマスタ連携」を選択します。

  2. 「会計freeeへのプロジェクトマスタ連携」画面で、各項目を設定し、「保存」ボタンをクリックします。

※設定保存時に連携処理は実施されません。設定内容に基づいてプロジェクト連携を行う場合は、手動実行を行う必要があります。

【設定項目の説明】

連携

プロジェクト連携を有効にするかを選択します。

チェックが入っていないと、手動実行・自動実行ともに動作しなくなります


自動同期

プロジェクトの操作と連動して、連携処理を実施するかを選択します。

チェックが入っている場合は、プロジェクト登録・変更・削除・運用ステータス変更を行ったタイミングで、自動的に連携されます。


連携先セグメント

プロジェクトを連携する会計freeeのセグメントを選択します。

連携先のセグメントをセグメント1〜3から選択します。
※会計のプランや権限によって、選択可能なセグメントは異なります。


対象プロジェクト

プロジェクトを連携する条件を設定します。

チェックが入っていないと、対象に記載のプロジェクトは連携対象外となります

■プロジェクト連携を手動実行する
メニューの「データ管理」→「会計freee連携」を選択すると、プロジェクト連携を手動で実行することができます。
任意のタイミングで連携を行いたい場合や、連携設定を変更した場合に新しい設定で連携を行う場合に実施します。

  1. 「会計freee連携」から「プロジェクトマスタ連携」上の「手動実行」ボタンをクリックします。

  2. 「プロジェクトマスタ連携を実行する」画面で、「実行」ボタンをクリックします

■プロジェクト連携を自動実行する
連携設定で「自動同期 - 有効にする」にチェックが入っている場合は、プロジェクトは自動で連携されます。

プロジェクトの登録・変更・削除および、運用ステータスの変更時に連携処理が実施されます。

■連携履歴を確認する
メニューの「データ管理」→「会計freee連携」を選択すると、プロジェクト連携を手動で実行することができます。
任意のタイミングで連携を行いたい場合や、連携設定を変更した場合に新しい設定で連携を行う場合に実施します。

  1. 「会計freee連携」から「プロジェクトマスタ連携」上の「手動実行」ボタンをクリックします。

  2. 「プロジェクトマスタ連携を実行する」画面で、「実行」ボタンをクリックします

今後、プロジェクト管理freeeに経費をCSVでインポートする機能がリリースされる予定です。
本機能を利用して連携したプロジェクト(セグメント)を取引に付与した状態でエクスポートすることで
CSVを通して、会計freeeからプロジェクト管理freeeへ経費を取り込むことができるようになります。
まずはCSVでの連携を予定しておりますが、最終的にはAPI経由での完全自動連携を目指したいと考えております。

今後のアップデートにご期待ください🐥