レジストリの入力案内
Heatstoke STUDY2022入力案内 No.1
日本救急医学会熱中症及び低体温症に関する委員会
入力内容は変更しませんが、当方の至らぬ部分で誤解が生じやすい箇所は、今後も適宜入力案内を更新して、お知らせするようにいたします。
1)inclusion criteria
「熱中症と判断して、熱中症の初期診療を行った(後で、他の原因疾患を合併していても、レジストリから除外しない)」にチェックをしないと入力できません。
2)患者情報
内服の情報の入力フォーマットを近日中に整理します。
3)搬送情報
搬送月日は7月1日から9月30日までです。
既往は、欄外の定義に当てはまるものにチェックしてください。
4)現場情報
発生場所が屋外の場合、直射日光の項目が出てきます。
発症時の着衣情報も収集しています。
5)現場患者情報
旧呼吸条件(表示のみ)は無視してください。
呼吸条件に合わせて、酸素投与量の入力する場所が異なります。
体温の皮膚温は非接触型の体温計を使用したことを意図しています(皮膚の場所は問いません)
救急隊によるショック輸液の500mlの目安は、点滴製剤1パックです。
体温(表面)と深部体温を未測定の場合は、「測定せず」をチェックしてください。
6)入院・治療内容
蒸散冷却をチェックすると、蒸散冷却方法が出てきます。
扇風機を使用した場合は扇風機、団扇を複数名で行った場合はうちわ(二個以上)、一人でやった場合はうちわ(一個)にチェックしてください。二刀流は、作業を完遂した場合はうちわ(二個以上)で結構です。
1日目と2日目の採血検査で肝障害、腎障害、DIC疑い(スコア3点以上)の場合は、各々の治療法と転帰を記載してください。
最終T-Bil 値と最終Cre値は、後遺症が残存したかのチェックですので、入院中の最終的な値を記載してください。入院日からの日数は特に指定しません。