変化の激しい社会を生き抜く力を育成する
これからの社会は、AI社会やグローバル化の進展のなかで、変化を予測することが難しい時代が到来すると言われています。そのような社会を生き抜くために、『探究理解』で主体性、協働する力、課題解決に向けて考え抜く力、前に歩に出す(チャレンジする)姿勢を育成します。この時間に行われている活動内容を紹介します。
昨年度に引き続き、むつ市出前講座を実施しました。生徒たちは事前に調査した上で講座に臨みましたが、実際に職員の方からお話を伺うことで、見えていなかった現状と課題について新たな気づきを得ることができていました。
2年次全グループが課題研究の中間発表を行いました。検証活動が十分に行えていないグループもありましたが、この発表会で多くのアドバイスや質問を受け、次へ繋げることができていたようでした。
2年次を対象とした青森大学出前講座を実施しました。青森大学社会学部柏谷至先生から、「探究テーマ設定のヒント」「目的に応じてさまざまな調査方法を用いること」「アンケートをとるための基本」といった重要なポイントを踏まえて講義していただきました。
1・2年次対象に、株式会社ベネッセコーポレーション ベネッセ教育総合研究所 主席研究員の山下真司氏による講演会を行いました。「探究」を冒険に例えながら、「探究とは?」から始まり、進路選択・将来につながるお話までしていただきました。まずは自分が好きなことから探究してみよう、という意欲を高めることができた時間となりました。
3年次の43グループが、昨年度から続けてきた探究成果を1・2年次生の前で発表しました。昨年度9月の中間発表以降、更に各グループが試行錯誤しながら探究を繰り返してきたので、内容も深化していたようでした。1・2年次生にとっても、これから行う探究活動の参考となったはずです。