青森聾学校 高等部が魅せる‼️
お知らせ
青森県立青森聾学校の紹介
耳が聞こえない人、聞こえにくい人が通う学校です。
幼稚部から高等部までの学部があり、生徒の数は21人(※令和4年度)です。
授業をする際は馬蹄形(みんなの手話が見えるようにするために)に座席を配置しています。
また、補聴援助システムのマイクを使ったり、音声認識アプリを使ったりしています。
音声認識アプリを使って授業している様子
障がいの種類・程度や育った環境等の個人差がありますが、全員に共通しているのは、視覚情報が非常に重要であることです。
詳しい内容は下のリンクをご覧いただけると嬉しいです。
様々な手話の啓発活動をしています!
手話は耳が聞こえない人が使うコミュニケーション手段です。
令和2年、青森県で手話言語条例が制定されました。
そこで、私たちは総合的な探求の時間の中で、手話言語条例制定にいたるまでの聾者の歴史について学習をしました。
その学習の中で、運転免許取得の権利を獲得したり、学校で口話だけでなく手話を使えるようになったりなど、先人たちの努力のおかげで今の私たちがあることを知りました。
そのことから、では、「今の私たちには何ができるのか?」と考えました。
私たちが、目指すものは、
私たち自身が聴者とコミュニケーションをとる事ができるよう努力し、
手を取り合って生きていこうとしてくれる人がいることに感謝することで、
聴者と聾者がお互いに寄り添い、共生していける社会を作っていく
ことです。
手話言語条例が制定され、手話が一つの言語として認められた今も、
「手話には興味があるんだけど難しそうだな……」
「どうやってコミュニケーションしたらいいのか分からない……。」
と思っている人達がいます。
そして、それが聴者と聾者の壁になっているのではないでしょうか。
私たちのすべきことは、聴者と聾者の壁を取り払うことです。
手話の魅力を少しでも多くの皆さんに知ってもらい、そして、私たち聾者を理解してくれようとする人々に感謝の気持ちを伝えることが必要だと考えました。
そこで私たちは青森県教育委員会「ドリカム人づくり推進事業」を通して、たくさんの人に手話の魅力を伝えたいと思い、さまざまな手話の啓発活動に取り組みました。
その活動内容はこちらからご覧いただけます。
手話言語条例について
青森県では令和2年3月27日に手話言語条例が制定されました。青森県庁のホームページに以下のように示されています。
『本県においては、令和2年3月27日に手話を含む全ての障害者の意思疎通手段についての利用の促進を図るため、「青森県障害者の意思疎通手段の利用の促進に関する条例」が公布・施行となりました。
さらに、意思疎通手段の中でも、手話は音声言語とは異なる独自の言語体系を有する言語であり、言語としての手話についての理解とその習得の促進を図るため、「青森県手話言語条例」を制定し、令和2年7月6日に公布・施行されました。』
引用:青森県庁ホームページ
青森県手話言語条例が制定された2020年にABA青森朝日放送の夕方のニュース番組で毎週放送された『手話でGO‼︎』に同局アナウンサーの服部さんと一緒の出演し、手話の啓発を行いました。
その時の動画を下に貼りますので、気軽な気持ちで一緒に手話をやってみていただけるとと嬉しいです。
→手話動画