令和4年9月25日(日)に鳥取県倉吉市にある倉吉未来中心という大ホールで行われた第9回全国高校生手話パフォーマンス甲子園に北海道・東北ブロック代表として参加しました。
本大会の概要
『鳥取県は、ろう者とろう者以外が互いを理解し共生する社会を築くため、平成25年10月に全国初の「手話言語条例」を制定しました。
この条例の理念に基づき、手話言語の普及や手話言語を通じた交流の推進、地域の活性化等を図ることを目的として、全国の高校生が手話言語を使った様々なパフォーマンスを繰り広げ、その表現力を競う「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」を開催しています。』
ダイジェスト版
活動内容
手話の魅力を伝えるため、練りに練り上げた「世にもズレている物語」を演じました。
話のすれ違いは口話だけでなく手話での会話でも起こることを踏まえて、どのようなすれ違いがあったのかを手話ができるミウとミナ2人の回想シーンとして面白おかしく演じます。
見て楽しむと同時に手話があらわす意味の違いを知り、新たな発見や手話の魅力を学ぶこともできると思います。どのようなすれ違いがあったのか期待しながら是非YouTubeのリンクからご覧ください。
青森聾学校「世にもズレてる物語」
結果
「審査員特別賞」を頂くことができました!
鳥取の地でしか味わうことができない貴重な経験をたくさんすることができました。
活動内容
令和2年2月27日(日)
第18回さがの映像祭に参加しました。
本校高等部は9月に行われた「牧原依里さん講演会及び映画の作り方演習」で学んだことを活かし、創作した短編映画「共生〜新たな世界への一歩〜」を出品しました。
「障害が問題ではなく、共通理解をすることが大切」
だという想いが届くといいなと思いこの作品を作りました。
本校高等部の出品した作品は下のリンクから見ることができます。
短編映画「共生〜新たな世界への一歩〜」
さがの映像祭について
結果
共生に向けた考え方や独創性が評価され、「奨励賞」を受賞することができました。
自分たちだけで、脚本の作成から撮影、編集まで手がけることは大変でしたが、良い経験となりました。
活動内容
令和2年度9月13(月)、14日(火)の2日間、高等部において 「牧原依里さん講演会及び映画の作り方演習」を行いました。
相手に思いや気持ちを伝える表現力を高めていくために聾者自身の表現力の向上を目指しました。
その中で、映画「LISTEN」を手掛けた映画監督である牧原依里さんを講師として、オンラインで映画の撮り方や技法、ストーリーの考え方などを教えていただきました。
普段、何気なく見ている風景でも切り取り方によって多くのメッセージを込めることができることや、映画を創作する上での考え方や視点などを学ぶことができました。
〜牧原依里さんについて紹介〜
・映画監督である。代表作は「listen」
15人の聾者が奏でる無音の58分間。
聾者の音楽をテーマにしたアート・ドキュメンタリー
・東京ろう映画祭立ち上げた。代表である。
聾・難聴当事者の人材育成と、聾者と聴者が集う場のコミュニティづくりに努めている。
・映画配給「ヴァンサンへの手紙」
(世界から魅力的な映画作品を買い付けて、それを上映する映画館を確保し、映画を宣伝する)
ろう者の存在にスポットを当て、彼らが抱える心の声を描いたドキュメンタリー