最期の星
最期の星
ダンボール、クレパス
ダンボール、クレパス
理想の最期をコンセプトに、ダンボールを支持体として制作しました。
ダンボールの形はノアの方舟をイメージした船形になっており、動物が描かれたダンボールも左右でオスとメスが対になるよう画面を構成しています。
中央のダンボールには手を繋いだふたりが草原に寝転び、笑い合う様子を描きました。
「誰が先とか後とか嫌だから、どこかの星がぶつかって地球ごと大きな流れ星になって、それで全部終わればいいな」と考えていた時期が長いことありました。
当時はそれが最善だと信じて疑わなかったけれど、だんだんとそんなに上手くいかないことがなんとなくわかってしまって、今となっては当時の浅はかさが酷く綺麗に感じるし羨ましいとさえ思います。
この機会に、制作として残せてよかったです。