加藤幸子サロンコンサート
ブラームスの晩年の傑作:避けがたいものへのこばみ、いかり、受容
共催:B-tech Japan
共催:B-tech Japan
2019年12月25日(水曜日)15時30分開演
会場:B-tech Japan 大阪サロン
プログラム
作品 76「8つの小品」
作品117「3つの間奏曲」
作品 118「6つの小品」
作品 119「4つの小品」
ヨハネス・ブラームス(1833〜1897年)は、63年の生涯で122の作品を作曲した。今回、加藤幸子が演奏する作品のうち、作品117から作品119は1892年から93年にかけて作曲された。ブラームスはその時が自分の晩年であることを意識していなかっただろうが、彼はかつて作曲をあきらめている。60歳になる前に遺言を認め手稿を整理している。作曲家としての人生を終える準備ができたようである。
そうしていても、人生は逆戻りすることがある。ブラームスは1891年にあるクラリネット奏者と出会い、彼の音楽に触発されて、ブラームスはふたたび生気を取り戻し、一連の作品を作曲し始める。その時の作品群はーー遺書を書いた後であるからーー晩年の作品は容易に全体像が浮かび上がる。作品は完全な憂鬱を表現し、未来ではなく、過去に消え去ったものを、すべてレトロスペクティブな風景の中に見る。作品76は、1878年にブラームスが45歳だった頃に作曲されました。加藤幸子は作品76を選んだが、それは作品76が後期の作品群に近しい響きがするからである。晩年の作品と同様に、作品76の中には過去を見るものもあれば未来を見るものもある。
加藤幸子
美しい音色、幅広いレパートリーと豊かな想像力を持ったピアニストとして知られる加藤幸子は、大阪出身、5歳からピアノを始める。14歳で渡米して以来、数々の賞を獲得。ジュリアード音楽院卒業後、カーネギー小ホールでのニューヨーク・デビューを皮切りに、米国各地で、リサイタルや室内楽コンサートに出演。また日本の現代音楽を世界に紹介するためのコンサート・シリーズWeaving Japanese Soundsをたちあげ、芸術監督として活動。日本・カナダ修好80周年記念の一環として、国際交流基金の協賛の下、カナダ国立美術館を始めカナダ各地でリサイタル、日伯交流年を記念しブラジル各都市でコンサート・ツアーを行うなど精力的な活動を行う。また歴代のジュリアード音楽院卒業生の中から、傑出した100人のうちの一人として、100周年記念誌でその音楽活動を称えられ、その演奏はニューヨークの公共ラジオ局WNYC並びにWQXR、KMZT(ロスアンジェルス)などで放送されている。
2011年にはCentaur Recordsレベルからバッハのゴールドベルク変奏曲をリリース。批評家から、「加藤幸子の演奏は本当に特別なものであり・・・バッハのゴールドベルク変奏曲を愛好する人に是非聴いてもらいたい」「ビロードのように柔らかくシルクのように繊細な音・・・素晴らしく想像力のある演奏・・・らくらくと弾いているようだ」と賞賛される。また日本経済新聞の「ピアニスト」と名打ったコラムにて、評論家の故杉本秀太郎氏の賞賛を受ける。
2016年には、ニューヨークのクラシカル音楽ラジオ局WQXRのコンサート・ストリーミング企画「ショパン・マラソン」へ招聘され、その生演奏は世界中にストリーミング発信された。
現在ニューヨークに在住。ユニークなピアノメソッド本を執筆、今冬、アメリカ市場での出版を計画している。
使用ピアノ:ベーゼンドルファー280VC, Vienna Concertヴィエナ・コンサート
日時:12月25日(水)
午後3時30分 開演予定
会場:B-tech Japan 大阪サロン
定員30名
入場料:3,000円
申込・お問合せ:通常のワンコイン市民コンサートの申込方法と同じです。→ 先着順に締切ります。メールでのお申込み:Concertb1920@gmail.com
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B-tech Japan 大阪サロン
-アクセス
大阪市淀川区宮原2丁目14-4 MF 新大阪ビル1F
Tel: 06-6335-7778 Fax: 06-6335-7881
E-mail: osaka@b-techjapan.com