本校は令和7年度より、「授業時数特例校」として、青ヶ島の地域特性を最大限に活かした教育課程を編成しています。授業時数特例校とは、文部科学大臣の指定を受けた学校で、各教科の授業時数を標準授業時数から一定の範囲内で変更して、学校や地域の特色に応じて柔軟なカリキュラムを組むことができる学校のことです。これにより、青ヶ島ならではの特色を生かした教育を実践し、児童・生徒が地域について深く理解し、主体的に発信できる力を育むことを目指しています。
今年度は、小学校では国語、算数、理科、社会の4教科、中学校では国語、数学、理科、社会、英語の5教科において授業時数を削減し、その時間を「生活科」、「特別活動」、「総合的な学習の時間」に充てています。
青ヶ島は自然豊かな環境と独自の文化を持つ地域です。その特色を生かし、本校では以下の重点的な学習活動を行っています。
(1) 青ヶ島について知り、発信する活動
地域住民とも連携しながら青ヶ島の歴史、文化、自然、産業について深く学びます。オンライン等も活用し、その魅力を島内外に発信する活動を通して、郷土への理解と誇りを育みます。
(2) 地域活性化
青ヶ島の未来を考え、地域が抱える課題解決に貢献するための具体的な活動に取り組みます。
(3) 「のうえん青ヶ島」を活用した活動
学校の貴重な資源である「のうえん青ヶ島」を学習の場として活用し、農業体験を通じて持続可能な社会について学びます。食と環境のつながりを理解し、実際に作物を育てることで生命の尊さや自然との共生を学びます。
(4) 平和学習
世界や日本、青ヶ島の歴史に触れ、平和の大切さを考える学習を行います。平和の尊さを多角的に学ぶことで、主体的に平和な社会を築こうとする態度を養います。
これらの取り組みを通じて、教科の枠を超えた横断的・総合的な学習時間を増やし、子どもたちが青ヶ島のことを多角的に学び、地域の一員としての自覚と貢献意欲を高めることを目指します。地域の方々との交流や様々な体験活動を通して、座学だけでは得られない生きた知識と経験を積み重ね、「ふるさと青ヶ島」を深く理解し、未来を創造する力を育んでまいります。
上段・・・変更後の授業時数
中段・・・学校教育法施行規則に定める標準授業時数
下段・・・授業時数の増減
青ヶ島教育委員会の田中教育長を講師としてお迎えし、これから、生活科・総合的な学習の時間の学習を進める上で大切なことをお話しいただきました。
授業では、民俗学者・柳田国男氏の著書「青ヶ島還住記」が紹介され、この本の中で何度も出てくる言葉「ふるさと」を意識しながら学習を進めてほしいこと、学習したことを皆に発信してほしいという指導をしていただきました。
全学年での振り返りでは、一年生の児童から「ふるさとは大事だと思った。」という感想があり、皆から大きな拍手がありました。
青ヶ島小中学校では、これからもたくさんの地域の方からのご協力をいただきながら、より充実した学習になるように進めていきます。
国立環境研究所の研究員である安藤温子先生をお招きし、青ヶ島の自然や鳥類について学ぶ特別授業を行いました。小中学校の児童・生徒全員でフィールドワークに出かけ、島の自然環境を観察しながら、鳥類の生態や生物多様性について詳しく学びました。先生の専門的な視点から、身近な自然の奥深さを知ることができ、児童・生徒たちは目を輝かせていました。
学校に戻ってからは、中学生向けに安藤先生の研究や青ヶ島の自然環境についてさらに詳しくお話いただきました。先生の貴重な研究成果を通じて、島の自然を守ることの重要性や、環境について考えることの大切さを改めて実感しました。
今後もこうした学びの機会を大切にしながら青ヶ島の自然と向き合い、身の回りの自然環境について興味を持ち、学びを深めていきたいと思います。安藤先生、素晴らしい授業をありがとうございました!
5月8日と9日に、児童・生徒・教職員が協力して農園清掃と校庭清掃を行いました。みんなで力を合わせ、雑草を抜いたり、畑の整備をしたりすることで、農園や校庭がより美しく、使いやすくなりました。
今年度も活用する農園を自分たちの手できれいにすることで、自然への感謝の気持ちも育まれます。土に触れながら、農作物が育つ環境を整えることの大切さを改めて実感する貴重な時間となりました。
今後も、学校全体で協力しながら、校庭や体育館、そして農園の清掃を続けていきます。みんなの力で、青ヶ島小中学校をさらに素敵な環境にしていきましょう!
今日は、全校児童生徒と青ヶ島保育園の園児で、学校農園「のうえん青ヶ島」に、かんも(サツマイモ)と里芋の苗植えを行いました。
はじめに、学校協力者の荒井さんと手柴さんから、植え方のご指導をいただきました。荒井さんからは、「西から風が吹くことが多いので、東側に倒して植えるといいよ。」というアドバイスがあり、強い風が吹く青ヶ島の自然の厳しさと、農業の知恵を感じました。また、生徒の一人は、手柴さんの手作り農具に興味をもち、使い方を教わりながら、熱心に苗を植えていました。
大きな芋になることを願いながら、アドバイス通りに植える向きと間隔に気を付け、一時間のうちに何百本もの苗を畑に植えることができました。
植え終わった後には、「こんな風に植えると上手くいくことが分かった。」「これから大きくなってほしいから世話を頑張りたい。」「みんなで協力できたから終わることができました。」といった感想が聞かれ、この体験を通して、多くの気付きや学びがあったことが伺えました。
これから、作物の世話を通して様々な学びを深め、地域の方々への感謝の気持ちを育んでいきたいと思います。
青ヶ島中学校では、島の自然や歴史に触れる「青ヶ島めぐり」を実施しました。環住像、尾山展望公園、大里神社、ふれあいサウナ、三宝港を巡り、島の魅力を存分に堪能しました。
今回のめぐりでは、参加した中学生5名がそれぞれのスポットをガイドし、訪れた場所の歴史や特徴を詳しく説明してくれました。生徒たちは事前にしっかりと準備をし、クイズ形式にするなどの工夫をして、分かりやすく自信をもってガイドを担当。普段何気なく過ごしている場所にも、改めてその魅力を感じることができる素晴らしい機会となりました。
この「青ヶ島めぐり」を通じて、生徒たちは青ヶ島の歴史や文化への理解を深めるとともに、自分たちで調べたことを発信するという経験を積むことができました。これからも青ヶ島の魅力を探求し、発信していけるよう、学びを続けていきたいと思います。
地域の自然と共に学ぶ活動の一環として、「のうえん青ヶ島」を活用した米作りに挑戦しています。5月29日(木)には田んぼの代掻きを行い、土を柔らかくし、田んぼを平らにする作業をしました。そして本日、6月2日(月)にはいよいよ田植えの時。児童・生徒たちは、一列に並びながら慎重に苗を植え、一つひとつの作業に真剣な表情を見せていました。
泥の感触を楽しみながら、地域の方に協力していただきながら進めた田植え作業。子どもたちは農業の大切さや自然とのふれあいを実感する貴重な時間となりました。これから稲が育ち、収穫の時を迎えるまで、青ヶ島の美しい風景の中で、みんなで見守っていきます!
今年度、中学校では「平和学習」と「地域の活性化」をテーマに総合的な学習の時間を進めています。その一環として、青ヶ島村の村長・佐々木宏氏をお招きし、「戦時中の青ヶ島や内地の状況」についてご講演いただきました。青ヶ島の歴史を深く知る貴重な機会となり、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
後半の時間では、「地域の活性化と課題」について、生徒たちが考えた提案を佐々木村長にお伝えし、意見を交わしました。 「観光客が来やすいように、ヘリの運航を増やしたらどうか」 「農業の活性化のためにカタツムリ駆除に懸賞金をかけたらどうか」 「村民や音楽家が楽しめるライブハウスを作ったらどうか」 「村民の読書環境を整えるために古本屋を開いたらどうか」 「観光客向けの体験活動を提供したらどうか」
こうしたアイデアについて村長から丁寧なご回答をいただき、地域の未来を考える貴重な学びの場となりました。生徒たちの考えが地域の発展につながる可能性を秘めており、これからの探究活動にも期待が高まります。
この学習を通じて、中学生たちは地域をより深く理解し、課題解決への意識を育んでいます。青ヶ島村の未来を担う子どもたちの発想と熱意に、多くの可能性を感じられる素晴らしい時間となりました。 今後も、地域と連携した学びを大切にしながら活動を続けていきます。
青ヶ島の伝統芸能である島唄・島踊りに親しみ、島の文化の大切さを学ぶ貴重な時間を過ごしました。郷土芸能保存会の方々をお迎えし、「人里離れた池之沢」と「月とどうしょ」の二曲を通じて、青ヶ島に受け継がれる唄と踊りの魅力に触れました。
児童・生徒たちは、島唄の旋律に耳を傾け、島踊りのリズムを体で感じ、楽しみながら青ヶ島の歴史や文化を身近に感じている様子でした。保存会の皆様から温かいご指導をいただき、輪になって一緒に歌い、踊ることで、昔から受け継がれる伝統芸能の心を実感することができました。
今後も、島の文化を学び、守り、誇りを持って次の世代へと伝えていく気持ちを育んでいきたいと思います。
中学校の総合的な学習の一環として、伊豆諸島シネマセンター代表であり、ドキュメンタリー映画監督でもある大澤未来氏をお招きし、戦争と平和について考える特別授業を実施しました。
まず、6月18日に老人福祉館で特別上映された映画「海でなくてどこに」について、その感想や疑問点を大澤氏に伝え、意見交換を行いました。
授業では、映像制作者ならではの視点から、戦争や自然災害の記憶をどのように次世代へ伝えていくかについて、写真・映画・マンガ・アニメーション・文章・伝統芸能など、さまざまな表現方法が紹介されました。また、大阪・関西万博や広島への移動教室に向けて、平和について考えるための見方やアドバイスもいただきました。
今回の学びを通して、生徒たちは過去・現在・未来という3つの時間軸で、平和を守るために何が必要か、どんな行動ができるかを多角的に考える機会を得ることができました。これからも、学びを深め、平和の大切さを伝えていく姿勢を育てていきたいと思います。
今年度の5泊6日の移動教室は、「青ヶ島から世界へ」という教育ビジョンのもと、生徒5名が大阪・広島を巡る学びの旅に出かけました。
大阪では戦争の爪痕をたどり、「ピースおおさか」での歴史学習を通じて平和の尊さを改めて実感。広島では平和記念資料館を見学し、被爆体験者から直接お話を伺うことで、戦後80年という節目の年に、戦争の悲惨さと平和の大切さに深く向き合いました。
関西・大阪万博では多様な文化に触れ、世界の人々の知恵と工夫に感動。また、生命の未来をテーマにした展示や、iPS細胞の最新技術などにも触れ、持続可能な社会について考えるきっかけにもなりました。
広島では班行動で見学地をめぐり、自分たちで立てた計画を仲間とともに達成。食文化体験では大阪風と広島風のお好み焼きを食べ比べるなど、地域の違いも楽しみました。
この移動教室を通じて、生徒たちは郷土への理解と誇りを育むとともに、平和や世界の広がりを自分事として捉える力を身につけました。そして何より、生徒同士が助け合いながら、笑顔あふれる6日間を過ごしたことがかけがえのない経験となりました。
今年の運動会では、ただ走るだけではありませんでした。中学生たちが総合的な学習の時間で取り組んでいる「地域活性化」をテーマに、地域の方々とのつながりを意識した競技が行われました。
運動会に向けて、「地域のために自分たちができることは何だろう?」と考えた生徒たち。応援の工夫やポスターによる宣伝活動、そして子どもから大人まで楽しめる競技のアイデアを出し合い、たどり着いたのが“料理”をテーマにした障害物リレーでした。
競技は「借り人」からスタート。観客の中から“借り人”を見つけて一緒に参加してもらうことで、会場全体が一体となって盛り上がりました。
障害物リレーの内容もユニーク!
・食材を切る → 縄跳び
・混ぜる → フラフープ
・炒める → キャタピラー
・配膳 → ボール運び
・食べる → ボールをバケツに入れる
料理の工程を体で表現するという発想に、会場からは笑顔と拍手があふれました。競技を通して、地域の方々との交流や協力の大切さを改めて感じることができた一日となりました。
中学生が職場訪問・職場体験を行いました。今回お世話になったのは、島内で建設事業を展開している「五洋建設」さんです。
あいにくの雨模様で港の見学は叶いませんでしたが、事務所にて貴重なお話を伺うことができました。五洋建設さんは、国内外で活躍されている企業で、港湾工事を中心に、社会のインフラを支えていることを教えていただきました。
世界を舞台に働くことの魅力や、建設業のやりがいについても丁寧に説明してくださり、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。今のお仕事についたきっかけや経緯の他、中学生に向けて「やりたいことだけでなく、やらなければならないことも頑張ることの大切さ」についてもお話いただきました。普段の授業ではなかなか知ることのできない「仕事の現場」に触れることで、将来の進路や働くことへの意識が高まったようです。
五洋建設の皆さま、温かく迎えてくださりありがとうございました!
韓国のチドン小学校の6年生とオンラインで国際交流会を実施しました。画面越しの交流にもかかわらず、子どもたちは笑顔いっぱいで積極的にコミュニケーションを楽しんでいました。
青ヶ島小中学校の児童・生徒は、簡単な韓国語で挨拶や自己紹介をしたり、スライドを使って青ヶ島の場所や暮らし、身近な自然について紹介したりしました。韓国の小学生たちは、班ごとに英語で韓国の食文化やチドン小学校の様子を丁寧に説明してくれました。
交流の中で、韓国の児童たちは「青ヶ島小中学校の児童・生徒数よりも教職員の数が倍以上いる」という事実に驚いた様子で、興味津々に質問をしていました。
言葉や文化の違いを越えて、お互いに質問を交わしながら楽しく学び合う姿が印象的でした。今回の交流を通じて、子どもたちは世界の広さや多様性に触れ、貴重な経験を得ることができました。
今年度の学習発表会を無事に開催することができました。台風22号・23号による被害や、島内での感染症の広がりなど、開催が危ぶまれる状況もありましたが、地域の皆さまのご協力と先生方による丁寧な清掃のおかげで、児童・生徒・教職員全員が参加する形で実施することができました。
午前中は舞台発表が行われ、小中学生全員による音楽発表を皮切りに、小学校の発表、力強い還住太鼓の演奏、中学校の総合的な学習の時間の探究活動や各教科で学習で学んできた成果の発表、そして部活動(ものづくり部、運動部、音楽部)によるパフォーマンスも行われ、盛りだくさんの内容で来場者の皆さまを魅了しました。
午後には、児童・生徒が自らの成果物を来場者に向けて説明するガイド活動を行いました。それぞれが工夫を凝らした展示と丁寧な説明で、日頃の学びの成果をしっかりと伝えることができました。
困難な状況の中でも、子どもたちの成長と地域のつながりを感じることができた一日となりました。ご来場いただいた皆さま、そしてご支援くださったすべての方々に心より感謝申し上げます。
6月に田植えを行い、10月初旬に稲刈りをした青ヶ島小中学校の稲。約1か月間干して乾燥させた後、今日はついに脱穀作業を行いました。
脱穀機は、田植えのときからお世話になっている地域の方にお借りし、作業の方法は、いつも給食用のお米を届けてくださっている山形県のお米農家さんが青ヶ島まで来て、直接教えてくださいました。
慣れた手つきでていねいに進める児童・生徒もいれば、初めての体験に少し緊張しながら挑戦する姿も見られました。「楽しかった!」「難しかったけどできた!」など、作業後にはさまざまな感想が聞こえてきました。
自分たちで育て、刈り取り、そして脱穀まで行ったお米。次は、どんなふうに食べられるのか、みんな楽しみにしています!
春から育ててきた かんも(サツマイモ) の収穫を行いました。小中学生全員が参加し、特に小学校1・2年生が中心となって「はじめの会」を進行したり、掘り方を教えたり、保育園児を招待したりと、頼もしい姿を見せてくれました。
苗植えから地域の皆様のお力をいただき、今年は大豊作!畑いっぱいに育ったかんもを、みんなで力を合わせて掘り起こしました。収穫した品種は べにはるか、せいきかんも、人参かんも、シルクスイートなど。形や色の違いを楽しみながら、これから味の違いを味わうのも楽しみです。
子どもたちにとって、自然の恵みを体感し、地域の方々と協力しながら活動する貴重な学びの時間となりました。
小中合同生徒会「くろしお会」が中心となり、地域清掃活動を行いました。
「きれいにして、みんなが気持ちよく生活できる村をつくろう」という目標のもと、児童・生徒が力を合わせて一生懸命取り組みました。
この活動は、地域を大切にする心を育み、地域に貢献することを目的としています。
これからも地域や学校をきれいに保ち、みんなが気持ちよく生活できる環境づくりに努めていきましょう。
青ヶ島を代表する「かんも(さつまいも)」の栽培活動を通して、島の文化や自然、人について理解を深め、青ヶ島への愛着を育むことを目的に活動を続けています。
今日は、その一環として「焼きかんも会」を行いました。地域の協力者の方々にご協力いただき、手作りの焼き芋機をお借りして、学校の畑「のうえん青ヶ島」で育てたかんもを焼きました。前日には芋の洗浄や薪の準備までしていただき、子どもたちが安心して楽しく活動できるように支えていただきました。
畑で育てた様々な種類のかんもを朝早くから焼き上げ、児童たちはホクホクと甘いかんもを美味しくいただきました。自分たちで育てた作物を味わうことで、自然の恵みや地域の方々の温かい支えを実感することができました。
今回の焼きかんも会を通して、子どもたちは青ヶ島の豊かな自然と文化、そして人とのつながりを改めて感じることができました。これからも「のうえん青ヶ島」での活動を大切にしながら、島への愛着を深めていきたいと思います。
PTA収穫祭を実施しました。当日は、学校給食や学校農園の特別講師としてもお世話になっている山形の米農家さんをお迎えし、本場の「芋煮」を一緒に作りました。さらに、学校の畑「のうえん青ヶ島」で収穫したかんも(さつまいも)を使った かんもごはん(おにぎり)、小学生が摘んできた 明日葉のおひたし など、島の恵みを活かした料理も並びました。味付けはほとんど小中学生が担当し、子どもたちの工夫と頑張りが光る食卓となりました。
また、PTA保護者や教職員に加え、青ヶ島郷土芸能保存会の皆様にもご参加いただき、総勢50名以上が集まりました。食事の後は、晴れ渡る校庭で輪になり、島踊り「豊年祝い唄」を踊って収穫祭を締めくくりました。
島の自然と文化に触れ、地域の絆を深めることができた、心温まる一日となりました。