認知症講習会- 2025年9月21日
たまに聞こえる行方不明者探しの防災無線、超高齢化社会で認知症の方が増えている、という事実を認識した上で健やかに年齢を重ねるための「備え」として、「認知症の症状とその関わり方」等を、我孫子市湖北・湖北台地区高齢者なんでも相談室の星良子室長に教えていただきました。
認知症講習会- 2025年9月21日
たまに聞こえる行方不明者探しの防災無線、超高齢化社会で認知症の方が増えている、という事実を認識した上で健やかに年齢を重ねるための「備え」として、「認知症の症状とその関わり方」等を、我孫子市湖北・湖北台地区高齢者なんでも相談室の星良子室長に教えていただきました。
【現状】
全国で約471万人、予備軍が564万人いるそうです。
75歳:20人に1人、85歳:3人に1人、って予想以上に多い印象です😲
【種類】
認知症とされる症状で70~80種類あるそうです。主要なものは「血管性認知症(1~2割)」「アルツハイマー型認知症(5~6割)」「レビー小体型認知症(1~2割)」「前頭側頭型認知症(1~2割)」の4種、特に多いアルツハイマー型を講習してくださいました。
【アルツハイマー型症状】
脳に起きた変化によって「記憶障害」が起きて日常生活が厳しくなる症状です。
【記憶障害とは】
モノを「覚えにくくなる」:老化
モノを「覚えられなくなる」:記憶障害
⇒「思い出せなくなる」のではなくて「覚えられなくなってしまう」ということですね。昔のことは・・・っていうのはこういうことだったのかと。この図でいうと、「記憶」しているところに情報を入れることが難しくなるっていうことだと思います。
【早期発見と治療】
・薬を飲むこと
・周囲の適切な関わり
⇒一人で抱え込まずに早く適切な治療を受けて薬を飲むこと、不安/焦り/怒りを抑えることがとても大切とのことです。
【進行を遅らせる?】
覚えていたのに忘れてしまったこと、覚えることが面倒で記憶に残らないこと、といった普通の生活で普通に起きていることの延長に症状があることを感覚的に受け入れることができました。一見、無策と絶望感を否めない印象ですが、日々の前向きで安心安全な生活が良い影響を生むこと+薬での治療の相乗効果は、効き目あるな!と記事を書いている私は感じました。症状を受け入れることで、老化の延長程度の体感にすることは不可能ではないのではないかと思えました。
【大切なこと】
認知症になった方は「間違ったことをしてやろう」とか「誰かを困らせよう」なんて当然思っていません。「迷惑をかけない」「みんなの喜んでいる顔が見たい」「心配かけないよう」って思っていることが行動きっかけの大半なのではないでしょうか。同じことを繰り返したり、忘れたことに対して厳しめな指摘をしてしまう、というのは人間誰もがしがちではありますが、その方との過去の関わり合いや会話、良い記憶を思い浮かべる、バカ話できる時間を大切にする、なんていう心の間合いが、お互いの安心安全な、愛のある環境を創り出すことにつながるのではないかと。そして何よりも、認知症の方を支えていらっしゃる方を周囲が支えてあげることが早期治療につながるキーポイントだな、とそう感じました。
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かつては誤解と偏見に満ちた認知症への理解でしたが、医療と関わる人々の尽力で意識が変わりつつあるのだと思います。
日々ご尽力されている方や眼前取組みされていらっしゃる方々の活動や考え方が、
少しでも皆様に伝わることを祈念しています。星室長ありがとうございました!♥️
・講習会での配布資料:テキストをクリックするとPDFで表示されます。
認知症の理解と関わり(星室長プレゼン資料)
ガイドブック(from我孫子市) ※5Pに医療相談、12Pに相談室の情報が記載されています
湖北・湖北台地区高齢者なんでも相談室
04-7187-6777
営業日:平日/土曜日(第一土曜日のぞく)/日曜日(第一日曜日のみ)