試験の概要

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【試験の概要】

  電験三種の試験は正式名称を「第三種電気主任技術者試験」といい、一般財団法人電気技術者試験センターが主催する試験です。
  毎年9月上旬の日曜日に試験があります。
  この試験に合格すると「第三種電気主任技術者」になることができ、電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物
    (出力 5千キロワット以上の発電所を除く。)の工事、維持及び運用の保安の監督を行うことができます。


【受験資格】

  必要な条件はありません。どなたでも受験可能です。


【試験の日程】

  以下の日程は例年の流れを載せているだけです。
  最新の正確な日程については試験センターのホームページ等でご確認ください。

  受験申込期間 : 5月下旬~6月中旬頃
  試験本番 : 9月上旬の日曜日
  解答公表 : 試験日の翌日(ホームページにて)
  合格発表 : 10月下旬頃


【試験の内容】

  電験三種の試験4科目(理論・電力・機械・法規)で構成されます。
  全ての科目で合格点を満たせば合格となります。
  いずれも5肢択一のマークシートで、試験時間は理論・電力・機械が90分、法規が65分です。

  問題はA問題とB問題があり、A問題は1つの小問、B問題は2つの小問から成ります。
  理論はAが14題、Bが3題で、20問×5点です。Bには選択問題があります。
  電力もAが14題、Bが3題で、20問×5点です。ただし選択問題がありません。
  機械もAが14題、Bが3題で、20問×5点です。理論同様、Bに選択問題があります。
  法規はAが10題、Bが3題の16問です。Aが1つ6点、Bが6 or 7点です。選択問題はありません。

  いずれの科目も、例年、60点を取れば合格となります。
  問題の難易度によって合格点が55点や50点に下がることはありますが、上がることはありません。


【科目別合格制度】

  試験に合格するためには4科目全てで合格点を取らなければなりませんが、科目別合格制度というものがあります。
  これは、一部の科目だけ合格点を取った場合、翌年と翌々年の試験の際に、その科目は免除されるという制度です。
  つまり、3年以内に4つの科目を制覇すれば合格となります。
  ただし、3年以内に決着がつかなかった場合、1年目に合格した科目は受け直さなければなりません。


【出題範囲】

  理論 : 電気理論、電子理論、電気計測及び電子計測
  電力 : 発電所及び変電所の設計及び運転、送電線路及び配電線路(屋内配線を含む。)の設計及び運用並びに電気材料
  機械 : 電気機器、パワーエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、電気加工、自動制御、メカトロニクス並びに
             電力システムに関する情報伝送及び処理
  法規 : 電気法規(保安に関するものに限る。)及び電気施設管理 


【合格率】

  近年の合格率は以下の通りです。
  これは総受験者(申込者数ではなく出席者数)に対する最終合格者の割合なので、一発合格のみというわけではありません。
  一発合格者のほか、2年目や3年目で合格した方の分も含まれます。

   H29 : 8.1%
   H28 : 8.5%
   H27 : 7.7%
   H26 : 8.4%
   H25 : 8.7%
   H24 : 5.9%
   H23 : 5.5%
   H22 : 7.4%


【電卓の使用】

  この試験では以下の条件に合う電卓の使用が認められています。
  要するに、関数電卓は使えないということです(スマホもNGです)。
  そんなに複雑な計算は要求されないので簡素な電卓で充分ですが、√(ルート)機能があるものを選んでください。

  使用できる電卓の種類   
        電池(太陽電池を含む。)内蔵型電卓で音の発しないもの(四則演算、開平計算、百分率計算、税 計算、符号変換、
        数値メモリ、電源入り切り、リセット及び消去の機能以外の機能を持つものを除く。)に限ります。