手紙教室

【報告】第1回手紙の書き方教室 ~ TOSS×TRC図書館

主催:筑西市立中央図書館 共催:NPO法人子どもみらい飛行 ※図書館からの依頼を受けて開催した教室です。

第1回「手紙の書き方教室」が筑西市立中央図書館で開催され、39名(一般6名、高校生21名、教師スタッフ5名、図書館スタッフ6名)が参加しました。筑西市内の高校に通う高校生をはじめ、市内にお住まいの方の参加がありました。

手紙の書き方に関する講座では、クリスマスカード・年賀状の書き方を基礎から学びました。礼を失しない書き方のコツや、自分の気持ちを上手に伝えるための工夫について、授業形式でお伝えしました。

普段はメールやラインなどを使っている方も、季節の区切りや新年のあいさつを「手書きの手紙で送ろう」という気持ちになられたようです。また、文面の禁止事項や、失敗しない素敵な絵の描き方も学びました。

●プログラム

① 人の心を動かす はがき

② これだけは覚えておきたい文面の禁止事項

③ 実作・個人指導

・ ブースA「誰でも一定レベルの作品ができる、酒井式・絵の描き方」

・ ブースB「手軽風流なはがきが作れる、パソコンを使ったイラスト・文面作成術」

(中高生の部・一般の部共通)

●手紙の書き方豆知識

①目上の人に送るのに適している賀詞は、○字以上です。「謹賀新年」や「明けましておめでとうございます」などが適しています。

②「元旦」とは、1月1日の午前中のこと。1月3日以降に届きそうな場合は、元旦ではなく○○と書きましょう。

答え ①四字 ②正月

出典:手紙の書き方テキスト(日本郵便株式会社)

●高校生の感想

・年賀状の書き方などこれから人と接していくうえで覚えていかなくてはいけないマナーをただの勉強ではなく、クイズのように楽しく覚えることができたのでより記憶に刻むことができて良かったです。絵の描き方も、上手か下手かではなく、「描き方」が良く分かりました。本日はありがとうございました。(男子)

・絵を描くのは苦手だったので、今までなるべくその道を通らないように避けてきた。が、今回この講座に参加してみて案外悪いものではなかったのかもしれないと感じた。食わず嫌いならぬ描かず嫌いだったのかもしれなかった。これからは避けることはやめよう。そう思った。(男子)

・私は今まで、手紙のマナーやルールなど特に考えることもなく、自由に書いてきました。しかし、これから先社会人になったときに、正しい書き方を知っていないと恥ずかしいこともあると思うので、今回この教室に参加できて良かったです。今はメールなどの時代ですが、、手紙でのあいさつもとても良いと思います。これからは、手紙もたくさん出していきたいです。(女子)

・手紙の講座では、正しい敬語を身に付け、正しい書き方で書くことの大切さを学ぶことができました。絵の描き方の講座では、短い時間でシンプルなデザインかつ表情豊かな動きを楽しく描くことができました。(男子)

・楽しい講座をありがとうございました。このようなことが小学校とかでやってもらえれば子どもたちは楽しめるのではないかと思います。(女子)

・なごやかな雰囲気でとても楽しかったです。普段なかなか出来ない経験ができて良かったです。ぜひ実際に使ってみたいと思います。(女子)

●一般の方の感想

・どんな事を教えていただくのか、ワクワクして参加しました。驚きました。こんな風に絵の描き方を基本から勉強したのは初めてでした。年齢を忘れてしまい、勉強する楽しみを久しぶりに味わいました。

・これからも、このような学びをたくさんしたいので、ぜひ又、機会を作って下さい。先生方がこのように長時間を割いて下さって、熱心にご指導下さったこと感謝申し上げます。

・人物の描き方を教えて頂きありがとうございました。簡単に書ける方法なので、やってみようと思います。

・いろいろな事を丁寧に教えて頂き、とても良かったです。是非参考にしたいと思います。

●図書館長 根岸さんの感想

・高校生がたくさん来てくれたことがうれしかったです。また、夕方の忙しい時間にも関わらず一般の方の参加もあり、非常にうれしく思いました。

・今後、多くの方に参加して頂けるよう内容や時間帯を工夫して次回の教室につなげ、学びの輪を広げていきたいです。ご参加お待ちしています

●中央図書館のホームページ/library-city-chikusei.jp/index.html

ツイッター @chikusei_lib で検索ください。

◆お問い合わせ

筑西市立中央図書館 ☎0296‐24‐3530