創立40周年記念式典

 

セントルイス日本語教室 創立40周年記念のご挨拶


校長 マクレアー 典子

 

11月の佳き日にセントルイス日本語教室の創立40周年式典を執り行うことを、大変光栄に存じます。

    創立40周年記念に関して、1年がかりで2つの大きな企画を進めて参りました。第1番目はバレエ鑑賞です。子供達に繊細で、躍動的な美を味わってほしいという願いが、Novus International Inc 様からのご厚意により、セントルイスバレエ4月公演【眠れる森の美女】に、生徒と保護者をご招待していただきました。公演後、バレリーナと歓談したり、一緒に記念写真を撮る機会をいただき、想い出の1ページを綴ることができました。セントルイスバレエの堀内元様のご尽力がなければ、成しえないことでありました。

    もう一つの企画は日本語教室の長年の夢であった学校旗の作成であり、セントルイス日本商工会様からご寄付をいただきまた。デザインは日本語教室の応募作品の中から選ばれました。アーチの頭上に輝く太陽は私たちの活力であり、3つの桜は「保護者、教師、生徒」を表しています。この2つの大きな企画を実現できるまでには、たくさんの方々のご支援とご協力がありました。また、平素より日本語教室を支えてくださっているお一人、お一人に、この場をお借りして深くお礼申し上げます。校長の仕事は常に運営委員長との二人三脚です。歴代の校長先生と運営委員長様にも、謹んでこれまでのご貢献とご尽力に感謝の意を心より表します。


    40年という長い歳月を思う時、インターネットや携帯電話が普及していない時代に、学校経営と毎週土曜日に授業を行うことが、いかに大変であったかが容易に想像できます。グローバル化が進み、テクノロジーの発展により、タブレットを使った授業、オンライン授業などが可能な時代となりました。けれども、日本語教室は40年前も今も変わりなく、生徒は教師から直接に指導を受け、母国語である日本語と日本文化を肌で学び、培った知識と精神をバネにして、学校から羽ばたいて行く教育を行っております。家庭的な温もりの中、間違いには背を向けず、生徒たちの指導を行っております。創立40周年記念のテーマは【栄光への道 感動と共に】ですが、先人から受け継いだ遺産を未来に引き継いでゆくこと。まさに私たちは、この創立40周年の感動をかみしめながら、次の時代への栄光の道を歩み始めております。