投稿日: Jul 07, 2020 6:5:27 AM
6月26日(金)
キャンプ実習3日目
毎年2泊3日でお世話になっている滋賀県希望ヶ丘文化公園には、
今年はコロナウイルスの影響で3日目のみ日帰りで行くことになりました。
予報では終日雨でしたが、午前中はなんとか曇りで持ち堪えてくれました。
到着後すぐに、ラジオ体操をし、クロスカントリーのコース確認を行いました。
本来であれば、男子は9km、女子は6kmのタイムトライアルとなりますが、今回はコース確認のみ。
1年生は2年後、ここで後輩を連れてタイムトライアルをすることになるので、
コースを忘れずしっかり覚えていてほしいものです。
コース確認終了後、野外活動センターまで走って移動しました。
東雨天活動上にて、入所式を行い、センターの方から野外炊飯の説明を受けてから
各班ごとにサイトへ別れてカレーを作ります。
3年生が薪割り方、なたの使い方、火の起こし方などを
短い時間の中で1年生に指導していきます。
班の活動も3日目ということもあり、
3年生と1年生の上下関係も良くなっていきました。
短い時間でしたが、手際良くおいしいカレーが出来上がりました!
野外炊飯が終了し、片付けをしている時に、
局所的な大雨に見舞われましたが、自然の壮大さを感じることができる瞬間でもありました。
東雨天活動上にて退所式を行い、夕刻に学校へ到着しました。
イレギュラーな形での3日間のキャンプ実習でした。
短い期間での準備、休校明けの体力低下など懸念される点も多々ありましたが、
体育科8期生(3年生)から10期生(1年生)に良い伝統が継承されたと思います。
しかし、時間が短く指導をし切れなかった部分が多かったのも事実です。
これからの学校生活の中でも、3年生がリーダーシップを発揮して
体育科の良き伝統を引き継いで行ってほしいと思います。
最後に、、、
キャンプ実習はリーダー実習とも呼べる行事です。
3年生は昨年の9月から一生懸命準備を進めてきました。
どういう形で、どういう想いで1年生を「導く」か。
「導く」ということは、ただ単に「厳しく」するだけではないと感じました。
もちろん、厳しさに耐える忍耐力は社会では絶対に必要だと思います。
ですが、それ一辺倒では人はついてきません。
「導く」とは、厳しさも含めて、
思いやり、信頼、人間性、明るさ、謙虚さ
たくさんの要素や引き出しが必要だと思います。
摂津高校体育科では、
「スポーツが好きで自分の専門種目を極めていきたい」
だけで終わるのではなく、そこから発展して、
「社会で活躍できるリーダー」を育成しています。
実習を通して、これから大きく成長していく姿を期待します。