とんこり 9.1.0 MacOS版をリリースしました! (2016年10月16日)
このバージョンの変更点については、変更履歴開発日記をご覧ください。


「とんこり」とは


「とんこり」は、手書き文字を認識して、日本語入力を行うアプリケーションです。マウスで描いた線を文字として認識し、ワープロ、メールソフトなどの他のアプリケーションに出力します。バージョン9からは、初期状態で、ひらがな、カタカナ、アルファベット、数字、JIS第2水準までの漢字と人名漢字を認識します。まずは「地獄の沙汰も金次第」と書いている動画をご覧ください。(1分11秒)

マウスを使って書いているため、かなりゆっくりとしたスピードになっています。最後の文字「」に略字を使っていることに注目してください。



1文字書くたびに、手書きエリアの右に表示される候補ボタンをクリックしてもいいのですが、ここでは、手書きエリアを右クリックして文字を確定し、テキストエディットに出力しています。上の動画では、とんこりの第1画面を利用しましたが、次は第2画面を利用して同じ文を書いてみます。(1分40秒)


第2画面では、ある程度まとまった文字列を書いてから、まとめて出力します。手書きエリアを移動する時に文字が確定され、手書きエリアの右端に来た場合は、マウスをエリアの外に出すことで、文字が確定されると同時に新しい手書きエリアが追加されます。

「とんこり」には、利用者自身の「くせ」が出た文字を登録したり、略字を登録する機能があります。利用者自身が書いた文字を登録することによって、手書き文字の認識精度が向上します。次の動画では、」の略字を登録しています。(49秒)


「とんこり」では、登録している字形と利用者が書いた字形が大きく異なっていると正しく認識されません。さらに、標準とは異なった画数で文字を書くと正しく認識されません。例えば、標準では3画で書く「しんにょう」「こざとへん」「おおざと」を2画で書いてしまうと正しく認識されません。このため、利用者自身の「くせ」が出た文字を登録することが重要です。しかし、一字一字を登録するのは大変です。そこで、「とんこり」には、このような作業を一気に行う機能があります。次の動画では、「もんがまえ」の略字を一気に登録しています。(1分16秒


「しんにょう」「こざとへん」「おおざと」をどうしても2画で書いてしまうという人は、上記の機能を使って問題解決できます。

このように「とんこり」では、文字の画数が重要ですが、簡単に文字の画数を調べる機能があります。次の動画では、Webブラウザに表示されている文字の画数と書き順を調べる動画です。(「とんこり」の文字認識では、画数は重要ですが、書き順は全く関係ありません。どのような書き順で文字を書こうともその影響は受けません。)(1分27秒



「とんこり」を使用する場合、マウスを上手に動かすことが求められます。通常型のマウスを使用する場合は、軽くて小さめのものを選ぶと文字が書きやすくなります。しかし、それでもかなりの訓練が必要です。

すぐに「とんこり」を日本語入力に利用したいという方のために、「とんこりぱっど」というタブレット端末上で動作するアプリがありますタブレット端末のタッチパネルに指で文字を書き、それを無線通信(Wi-Fi)を介して、「とんこり」が起動しているパソコンに送り、そのパソコン上のワープロ、メールソフトなどに文字を出力するアプリです。訓練は全く必要ありません。自然な日本語入力がすぐにできます。

「とんこりぱっど」を使用するためには、「とんこり」が起動しているパソコン側と「とんこりぱっど」が起動しているタブレット端末で、それぞれ通信を行うための準備が必要です。次の動画は、「とんこり」が起動しているパソコン側で行う準備です。単に「とんこり」のサーバー機能をオンすればよいだけです。25秒


「とんこりぱっど」を使用する場合は、必ずしもパソコン側で「とんこり」が表示されている必要がないので、上の動画のように「とんこり」を非表示の状態にして置いてもかまいません。

次は、「とんこりぱっど」が起動しているタブレット端末側での作業の動画です。「とんこりぱっど」を起動し、設定メニューから「とんこり」が起動しているパソコンのアドレスを入力します。本来は、ポート番号も入力すべきところですが、デフォルトの設定のままで良いはずです。調査した結果、53021というポート番号を使用しているアプリケーションは、他になかったからです。5秒


上の動画では、よく写っていませんが、接続完了後「とんこりぱっど」のチェック模様の部分を指で触れながら動かすと、パソコン側のマウスカーソルが移動します。

これで、文字入力の準備はできました。次は、実際に指で文字を書いている動画です。1分12秒
 


上の動画では、ある程度まとまった文字列を書いてから、まとめてパソコン側に出力しています。次は、「とんこりぱっど」バージョン2.0の新しい推敲画面で、1文字ごとにパソコン側に出力する動画です1分24秒


以上で、「とんこり」「とんこりぱっど」の説明は終わりです。概要をご理解いただければ幸いです。お疲れ様でした。



パソコンやスマホの漢字変換は便利ですが、そればかり使用していると漢字が書けなくなります。これは、多くの人が経験していることだと思います。私はいい年をしているのに、病院の問診票がひらがなだらけになって、赤っ恥をかきました。

「とんこり」や「とんこりぱっど」を使ったからといって、すぐに漢字が書けるようになる訳ではありませんが、使っているうちに昔がよみがえってくるはずです。 



開発日記(最終更新日:2016/10/16)を書いています。