日時: 2023年11月1日 水曜日 13:30開始
場所: 理化学研究所(和光市) + オンライン(Zoom)のハイブリッド形式会議
今回の勉強会では、CERN-LHCでの前方領域(ゼロ角度)における物理について議論を行います。特に、HL-LHCにおける将来実験であるFPF(Forward Physics Facility)で展開されるQCDやニュートリノ物理を議論するために、関連する実験と理論の現状を整理し議論を行います。議論・講演は日本語を使用して行います。興味がある方は気軽にご参加ください。Zoomの情報は、会議前に登録者に送りますので、参加を希望される方はIndicoから参加登録をお願いします。
https://indico2.riken.jp/event/4636/
13:30 — 14:15 (35+10) 渡邉 和宏 (成蹊大学) "前方領域でのQCDと核子構造"
14:15 — 15:00 (35+10) 毛受 弘彰 (名古屋大学) "LHCf実験によるLHCのビーム軸上でのハドロン測定"
休憩 (15分)
15:15 — 16:00 (35+10) 音野 瑛俊 (九州大学) "FASER実験によるLHCのビーム軸上でのニュートリノ測定"
16:00 — 16:45 (35+10) 小松 雅宏 (名古屋大学) "SND@LHC実験とSHiP実験の現状"
日時: 2024年3月29日金曜日13:00開始
場所: KEK東海キャンパス(東海1号館116号室) + オンライン(Zoom)のハイブリッド形式会議
今回の勉強会はEIC(Electron-Ion Collider)の物理をJ-PARCなど日本の研究施設で活動している方々にもより広く理解してもらい、今後の共同研究領域を広げることに結びつけたいと考えて企画をしました。
EICはアメリカ原子核物理の最優先計画であり、ブルックヘブン国立研究所に建設される世界初の偏極電子+偏極陽子及び原子核衝突型加速器です。EIC計画は現在アメリカエネルギー省から計画実行段階への権限を与えられ、次の施設建設段階へ、そして2032年頃の建設完了に向けて、順調に進んでいます。
EICとJ-PARCは物理のエネルギー領域に違いはあるものの、ハドロン物理を中心とした共通する目的に向かっているという点で違いはありません。異なるエネルギー領域の物理の違いを統合することは重要な課題であり、また技術開発の共同研究を開拓することによるSynergeticな発展効果を期待しています。
議論・講演は日本語を使用して行います。Zoomの情報は,会議前に登録者に送ります。また希望者による勉強会後の懇親会(夕食)を行う予定です。参加される方は下記Indicoから3月25日までに参加登録をお願いします。
東海ドミトリーに宿泊希望する方は3月8日までに登録を行い、お知らせください。
プログラム
https://indico2.riken.jp/event/4760/
13:00 - 14:00 (45+15) - EIC/ePIC実験(理研 後藤 雄二 )
14:15 - 15:15 (45+15) - EICの物理(成蹊大 渡邉 和宏 )
15:30 - 16:30 (45+15) - 技術開発の共同研究(東大CNS 郡司 卓)