![]() 英語に関係ないようでとても関係ある国語の実践です。その理由については後ほど! 国語の授業で何かもっと本質的なもの、ためになるもの、面白いものはないかなぁ... そんな中で、私のアンテナにひっかかったものがありました。 それは、読書活動の取り組みです。 読書活動に様々な実践があります。いろいろ試してみましたが、今も続けているのがブッククラブです。 5年前から試行錯誤で始めましたが、この活動は子供たちが確実に成長する活動だと思っています。 「ブッククラブ」という言葉にはいろいろな定義があるようです。 子供たちにもイメージしやすい言葉の響きとして「ブッククラブ」を使ってきたので、 自分の実践に限定した狭義の意味で「ブッククラブ」を使っています。 スタートは8年前に行った実践です。 6年生の後半4ヵ月ほどの実践ですが、これはやりがいのある活動だ!と確信し、 毎年取り組んでいます。 5年前に行った最初の実践をまとめたもの(Preziを読み込むのに少し時間がかかります) http://prezi.com/f9bn52zmazyf/book11/ http://prezi.com/jfiewpv05z_-/book22/ http://prezi.com/ql8drugaqvq2/book33/ まだまだ初期のつたない記録です。 ブッククラブのスタートの流れ 読み応えのある、評判の、賞をとっている、ドラマ化映画化された、 高学年が読んで面白かった!感動した!考えさせられた!と思える本を集めます。 本の表紙カバーや帯の紹介文を読んで聞かせ、その本の面白さや凄さをアピールします。 黒板に本の名前を書き、読みたい本を選び名前プレートを貼り、4人程のグループを作ります。 付箋で5つに仕切りをつけます。 ノート1冊をグループに渡します。 先を読んではいけないルール、本の題名、メンバー、めあて、5つの区切りを書きます。 ここまで準備で1時間です。そして、スタート! ブッククラブの時間は、読む時間ではありません。 読んできたところについて、話し合う時間です。 ということをしっかり伝えておきます。 仕切り1の部分を全員が読み終わったら、 ブッククラブをします。 下記の活動を一つずつ教えていきます。 1時間の活動を終えたら、次を読ませ、また、、、と毎時間増やしながら教えていきます。 ①あらすじを話し合う (マインドマップのように言葉でつなぐ) ②一言感想(1の部分を読んでどうだった?) ③予想屋(次はどうなると思う?) ④言葉集め職人(言葉を集める) ⑤質問屋(読んだところについて質問をする) ⑥つなぎ屋(自分の経験と本とをつなぐ) ⑦振り返って感想を書く。 これらの活動で、本を読み終えた達成感やグループで話をする楽しさを感じ、 読書への興味関心が高まっていくことが伝わってきます。 |
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