大熊町からのお礼状

ニース日本人会 会長 カザボン・田島 三保子様

平成23年3月11日午後2時46分に発生した地震そして津波さらには福島第一原子力発電所の災害にさいしては、心温まる義援金を賜り誠にありがとうございました。当町では、地震、津波による多数の死者、行方不明者また原子力災害による全ての町民の避難と未曾有の災害に見舞われました。現在町は、役場、学校機能を会津若松市に移転し復興を進めているところであります。

このほど多大なまた献身的な支援をいただきありがとうございました。原子力災害の収束を念じ早急な復興をしていきたいと考えております。このようななかでいただきましたご厚志は心強く励まされたものであり、この義援金を被害に遭われた皆様が一日でも元の生活にもどれるよう生活再建の援助金として活用させていただきます。町といたしましても、復興に向け職員一丸となって全力で取り組んでまいりますので、今後ともご支援ご協力のほど、よろしくお願いいたします。本来ならばお伺いしてお礼申し上げるべき所ですがこの場をおかりいたしましてご厚情に心からお礼申し上げます。

平成24年6月 大熊町長 渡辺 利綱

以前送っていただいたTシャツと寄せ書きと共に、大熊町役場前にて。