最近の週末はもっぱらガレージの整備ばかりしています。借りてきた溶接機で作業台や吊り棚を作ったり、不要な工具をヤフオクで処分したり。そんなわけでZX-14Rをあまり触っていません。いるかどうか分かりませんが、ZX-14Rの整備ネタを期待している方、ホームページの更新を期待している方にはあいスミマセン。
しかしいくら触っていなくても、そしてあまり距離は乗っていなくても2年毎の車検はやってきます。新車登録から13年、6回目の車検に臨みます。
車検を受ける検査登録事務所は自宅から約10分、近くてとても助かります。長野県は南北約300km、もしも私が南の飯田あたりに住んでいたら事務所までの距離は約100km、気安くユーザー車検とはいきません。
問題は私のZX-14Rです。排ガス検査で度々不適合になります。CO濃度が基準の3%以下にならず再検査を余儀なくされるのです。今回はどうだったかというと、
アハハ、やっぱり不適合!
1回目の検査で基準の3%を上回り、見事に不適合となりました。前回2年前は1回目で適合、パスしています。そこでその時と同じように左側サイレンサーにプローブを浅めに入れるというのを実践してみたのですがダメでした、残念。
とりあえず近場の田んぼ道をエンジン回し気味にグルグル周回して触媒を温めて再検査に臨みます。しかしこれをやってもパスできないことが過去にあったのでどうなるものか。ですが再検査直前の排ガスの臭さは明らかに少なくなっていました。再検査では無事に適合、パス。ヤレヤレ。
ちなみに排ガス検査の方法に少し変更がされていました。測定プローブをサイレンサーに挿すとすぐに測定が開始されるようになっていました、前回までは。しかし今回からはプローブを挿しただけでは測定が開始されません。測定器本体前のフットスイッチに受検者が乗らないと測定が開始されないのです。なんでも不正防止のためだとか。
車検費用記録
検査手数料 1,800円(2年前と同じ)
重量税 4,600円(初年度登録から13年経過のため2年前より800円増)
自賠責保険料 8,760円(2年前と同じ)
合計 15,160円
ユーザー車検なので直接かかる費用は高くありません。しかし古いからと言って重量税が高くなるのは解せないもんです。大切に長く乗ってるというのに!
今回の車検を前にエンジンオイル交換、ブレーキフルード交換、各部の点検は行いました。しかしそろそろやらねばと考えていたクーラント交換、ステムベアリング点検などは手つかずです。ガレージの環境が整ってきたので近く作業することにしましょう。
検査ライン出口にて。
鬼門の光軸は一発クリアなのでした。
また2年後!