20世紀前半アメリカ音楽 研究部門 (ガーシュイン・プロジェクト)

2017年度のテーマは レナード・バーンスタイン

【趣旨】
 ジャズの台頭、録音・放送メディアや映画音楽の発達、消費的音楽文化の興隆といった条件がそろって出てくる20世紀前半のアメリカは、音楽文化史上の重要な転換点であり、今日の音楽文化の基礎を作った、とても重要な存在です。しかしこの時代のアメリカ音楽は、必ずしも十分に調査・研究が行われているとは言えません。
 本研究部門は、この時代の音楽文化を「現代のはじまり」として尊重し、その実態を把握するために文献・録音・映像等の資料や楽譜の調査を行うとともに、その成果を生かした演奏実践を行うことを目的として2015年に開設されました。

 初年度は、ガーシュインの名曲《ラプソディー・イン・ブルー》の初演時の姿を再現する試みを中心に活動し、2年目の昨年度は、「シンフォニック・ジャズ」と呼ばれる音楽を中心にすえながら、ミュージカルや映画音楽など、ひろく20世紀アメリカ文化における音楽の諸相を研究しました。2017年度は、来年生誕100周年を迎える作曲家・指揮者レナード・バーンスタインの活動を振り返り、その全容を再認識するとともに、初期の劇音楽《ピーター・パン》の日本初演を行います


【主な活動内容】

・研究成果は、おもに論文や書籍などの形で公表します。
・研究成果の公表の一環として、公開講座や演奏会を行います。
・公開講座は、次の3つのシリーズで行います(詳細は別項参照)。

開催日時: 年間14回。原則として隔週金曜の6時~7時半。具体的な予定は別項参照。
会場: 国立音楽大学6号館(AVセンター)113スタジオ。
参加資格: 音楽大学卒業または同程度の理解力を有するもの。なお、国立音楽大学大学院の学生には「プロジェクト」という科目の授業として扱われます(通年2単位)。
受講料: 国立音大の大学院生は無料、それ以外は年間4万円。
定員: 最大30名程度まで(先着順)。

開催日時: 年間28回。原則として毎週金曜の6時~7時半。具体的な予定は別項参照。
会場: 国立音楽大学6号館(教育センター)201教室。
参加資格: 音楽大学の学生またはそれと同等の読譜力、歌唱力を有するもの。
必要に応じてオーディションをする場合があります。
大学院生の参加は可能ですが、この講座は大学院の授業としては扱いません。
この講座の受講生は「講座1」を無料で受講することができます。
外部受講生の方は「講座1」を無料で受講することができます(当該日の「講座2」は欠席となります)。
受講料: 国立音楽大学の学生・大学院生は無料(実費のみ)、それ以外は年間4万円。
定員: 最大15名程度まで(希望者多数の場合初回に選抜を行います)。

講座3 「バーンスタインを観よう」(映像鑑賞)
開催日時: 年間20回。原則として火曜または木曜の4時20分~5時50分(映像によって終了時間が変化することがあります)。具体的な予定は別項参照。
会場: 国立音楽大学図書館グループ視聴室(4号館4AV-A
参加資格: 本学の学生、教職員、音楽研究所の講座(講座1・講座2)受講生。
受講料: 無料。
定員: 30名程度。事前の申込は不要です

受講申込の書類は国立音楽大学ホームページからダウンロードしてください。

演奏会 「国立音楽大学音楽研究所 20世紀前半アメリカ音楽研究部門 コンサート
 《生誕100周年記念:若きバーンスタインの魅力》」
    ・2018年1月21日(日)15:00~ 講堂大ホール
 ・曲目(予定)
  L.バーンスタイン 劇音楽《ピーター・パン》全曲(日本初演)
  L.バーンスタイン 《オン・ザ・タウン》より序曲、3つのダンス・エピソード
 ・演奏 工藤俊幸(指揮)クニタチ・フィルハーモニカー、本島阿佐子(歌)、久保田真澄(歌) ほか

【スタッフ】
 主任所員 吉成 順  (国立音大教授)
 所員 栗山和樹  (国立音大教授)
 谷口昭弘 (フェリス女学院大学准教授)
  林 千代  (国立音大教授)
  本島阿佐子  (国立音大准教授)

山内のり子  (国立音大講師)
 客員所員 池原 舞  (早稲田大学助教)
 松永さち代 (ダンススタジオ主宰)
 研究員川辺 茜 (国立音大博士課程修了)
  中村有里  (国立音大修士課程修了)
  渡辺菜月  (国立音大修士課程修了
 助手 大山未方  (国立音大修士課程修了)