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 最新情報 

  • 一般社団法人前橋まちなかエージェンシーが主催・実施する、座談会「岡本太郎と語る会」(前橋市本町・前橋まちなか研究室)は、2018年春、前橋の広瀬川河畔に寄贈、設置される予定の「太陽の鐘」の作者である岡本太郎を知るための、参加自由の座談会を行なっています。ファシリテーターはアーツ前橋学芸員・吉田成志氏と春原が担当します。10月29日(日)13:30-15:30の第1回で、春原は、《太陽の鐘》を中心に岡本太郎が考えた社会・街の中の芸術のあり方について紹介しました。この会は不定期で全10回程度の予定です。
 研究室の紹介 



 美術専攻および修士課程における位置付け 
 群馬大学教育学部美術専攻の学生は、3年次から「彩画」「彫刻」「デザイン」「美術理論・美術史」「美術教育」のいずれかの研究室に所属し、4年次での卒業制作・卒業論文作成に向けて学修を進めていきます。さらに地域や、学校、美術館・博物館、アート・プロジェクト、芸術祭、高齢者・障碍者福祉施設など、大学外での諸活動への参加と学びも重視されています。
 美術理論・美術史研究室では、西洋美術史、日本美術史、東洋美術史、美学、博物館学などの理論的な分野から、美術や美術教育について調査・考察し、卒業論文としてその成果をまとめることを目指します。学生は、例年、学部3年生と学部4年生、それぞれ1~4名程度が所属しています(修士課程の大学院生が所属する場合もあります)。

 担当教員と研究テーマ 
 本研究室を運営する教員は、美術教育講座で美術理論・美術史を担当する春原史寛(准教授)です(2013年度着任)。教育学部の博物館実習(学芸員資格取得カリキュラム)も担当しています。主に、日本近現代美術史(岡本太郎研究、美術受容・普及プロセスの史的展開)、鑑賞教育、博物館教育・博学連携などの研究を進めています。

 教育・研究指導 
 研究室では毎週のゼミを実施し、美術理論・美術史についてのさまざまなトピックスの紹介と議論、研究のための方法論の提示、文献の輪読、各自の研究進捗の報告などを行っています。3年生は自己の研究テーマの確定が、4年生は研究の深化が主な目的です。ゼミや卒業論文の執筆を通して、美術理論・美術史のさまざまな方法論で、自分の関心のある対象とその理由を徹底的に見極め、対象に対する自分だけの見方や解釈を確立し、それを普遍性・客観性を持った論文としてまとめてわかりやすく提示することを目指します。
 このことが、美術そのものと美術教育に対する深い理解につながると考えています。

 近年の卒業生の進路 
 公立学校教員(さいたま市)、公務員(群馬県太田市ほか)、一般企業(国内、イタリア)、群馬大学教育学部事務補佐員、ほか。




 研究室への所属を希望される方へ 

 美術専攻の学生向けの研究室分けガイダンスは2年生の後期に行われ、その後希望届を提出し、所属先が決定します。本研究室を希望される学生は、あらかじめその段階で可能な限りの美術理論・美術史関連科目を履修していることが望ましいです。また、自己の希望する研究テーマについての大まかな展望を持つように心がけてください。


 大学院 
 教育学研究科には、修業年限が2年の修士課程と専門職学位課程(教職大学院)が置かれており、本研究室には修士課程の芸術・表現コース(音楽領域・美術領域)において、美術領域で美術理論・美術史に関する研究テーマを希望する学生が所属します。芸術・表現コース教員とテーマ(pdf)

 研究生・科目等履修生・聴講生 
教育学部のサイトの案内をご覧ください。

 長期研修院美術教育  

*現役教員・美術館等職員のみなさま向けの情報です。

 長期研修院美術教育は、群馬大学教育学部の資源(教員、施設・設備等)を活用した、自主的で自由度の高いプログラムを持つ研修制度です。
 造形図工美術教育を担当している幼保小中高及び特別支援学校の現職教員や社会教育施設等の教育普及員等が、授業やワークショップ等を通して追究できる研究課題を、群馬大学教育学部美術教育講座の教員と協同して解決する、オーダーメイド型の研修の場です。広く美術や美術教育に関する活動にかかわっていらっしゃる社会人の方がご参加いただけます。
 春原は、鑑賞教育、美術史、作品の展示、美術館・博物館との連携、地域文化資源の活用、デジタル資料の活用、博物館学などに関する研修を担当しています。
 ぜひご参加、ご活用ください。まずはお気軽にご相談ください。


 最近の活動紹介・記録 


2017年8月9日(水) 韓国・大邱で開催の国際学会「35th World Congress of the International Society for Education Through Art (InSEA)」で研究口頭発表を行いました。




 発表テーマは「The Potentiality of Art Education Using the Diversities of Tradition: The Creation of a "New Tradition" by Artist Taro Okamoto」で、芸術家・岡本太郎が提唱した「新しい伝統」の創造行為が美術教育にもたらす多様性・可能性を検討しました。 


2017年7月9日(日)「平成29年度 第1回アートスクールカフェ」( 広瀬川美術館)でレクチャーの講師を春原が務めました。


 テーマ「社会を挑発するアート:岡本太郎の生涯と美術教育」
 パブリック・アート《太陽の鐘》の前橋市への設置のニュースで岡本太郎が再注目されています。人々が常に社会や生活の課題を自覚して考え続けるために、日本を挑発し続けた岡本。その生涯をたどることで、教育についても再考することを目指します。


2017年6月24日(土)「放浪の画家 村上肥出夫展」(ノイエス朝日)でレクチャーの講師を春原が務めました。



 前橋市のノイエス朝日で「放浪の画家 村上肥出夫展」(6/24-7/2)が開催されます。初日の6/24の14:00から、村上肥出夫に関するレクチャーを担当させていただきます。
 この展覧会は、村上氏の友人である前橋在住の詩人・池田章氏が企画されたもので、かつて開催された桐生・大川美術館での「漂泊の中にみつけた美 村上肥出夫と放浪の画家たち」展(2004年)を私が担当していたご縁からお話させていただくことになりました。
 独学で無名の画家であった村上肥出夫(1933年岐阜生まれ)が、銀座の路上で著名な芸術家や画廊主にその才能を見いだされて、1963年に銀座・松坂屋での大個展でデビューを飾り、その後どのような軌跡を歩んで現在に至ったのか、その特異な足跡をたどることのできる展示です。ぜひお出かけください。

2017年4月2日(日)前橋駅南口構内にオープンする「Pizzeria PESCA」に市民が壁画を描くワークショップ(群馬大学教育学部茂木研究室・NPO 法人まえばしプロジェクト主催)に春原が参加、写真記録を担当しました。




2017年3月28日(日)「第39回美術科教育学会 静岡大会」で2件の研究発表をしました。 

 2016年度に前橋・広瀬川美術館を中心に展開した群馬大学とアーツ前橋の連携事業である市民向けのアートマネジメント講座の成果・課題について報告しました。


  • 「まえばし未来アトリエの実践② 展示作成ワークショップのプログラム開発と学校/美術館における鑑賞教育への展開の可能性」(春原史寛・手塚千尋・木村祐子・小田久美子・茂木一司)
  • 「まえばし未来アトリエの実践① インクルーシブ・マインドの育成を目的としたアートマネージメント講座のデザインと評価」手塚千尋・春原史寛・木村祐子・茂木一司・小田久美子・茂木克浩・高木蕗子)