ターキッシュ エアラインズ(TK)は、2033年に向けた長期目標に沿って安定的な成長を続け、2025年第3四半期に主力事業の営業利益11億米ドルを計上したことを発表した。
総収益は前年同期比4.9%増の約70億米ドルに達し、2025年1月~9月累計では178億米ドルを突破。
第3四半期の主力事業の営業利益は11億米ドル、1~9月期累計では17億米ドルを記録。連結資産は432億米ドル、グループ全体の従業員数は10万1,000人を超過。
2033年目標に基づく取り組みの一環として、2025年1~9月期の投資額は36億米ドルに達した。
10月の旅客数は19%増、貨物量は16%増と好調に推移。堅調な予約状況を背景に、2025年通期のEBITDARマージン(営業キャッシュ創出力指標)は22~24%となる見通し。
TK取締役会長兼執行委員のアフメット・ボラット教授は、「2025年第3四半期における利益は、TKが多様な事業環境下でも柔軟に対応できることを示すものであり、当社の多角的な収益構造の強みを改めて証明しました。トルコを代表する国際的ブランドとして、また世界の航空業界を牽引する企業として、2033年戦略に基づき成長と投資を続けてまいります。私たちは利益の追求だけでなく、持続可能で長期的な成功を実現することを目指しています」と述べている。