ターキッシュ エアラインズ(TK)は、2024年11月20日にイスタンブールで開催された「Global Banking & Markets: CEE, CIS & Türkiye Awards」授賞式において、「レバレッジドローン取引 オブ ザ イヤー」賞を受賞した。この受賞は、革新的なファイナンス構造を採用し、持続可能な形で近代的な機材を拡充する同社の成功を改めて示すもの。
TKは、多様な収益源を活用し、通貨リスクを最小化すると同時にコスト効率を確保する革新的なファイナンス取引を実現している。今回の取引はBNPパリバが手配し、日本政策投資銀行(DBJ)が協力したもので、1機のエアバスA350航空機の調達に「Balthazar保険保証付ファイナンス」を、2基のロールスロイスエンジンの調達に英国輸出金融保証(UKEF)を活用した。総額2億3,500万ドル相当の日本円建て取引が、今回「レバレッジドローン取引 オブ ザ イヤー」として評価された。
TK最高財務責任者(CFO)兼取締役会および経営委員会メンバーのムラト・シェケル氏は、「この模範的なファイナンス取引がビジネスパートナーとともに実現し、このような名誉ある賞で評価されたことを大変嬉しく思います。新世代の航空機で機材を近代化する一方、最も費用対効果の高いファイナンス手法を創出・導入する私たちの成功が裏付けられました。この受賞取引にご協力いただいたすべてのビジネスパートナーに感謝申し上げるとともに、今後も成功を共に築いていけることを願っています」とコメントしている。