マンガ制作の定番CLIP STUDIOなら電子書籍も簡単

「CLIP STUDIO PAINT EX」は、パソコンでマンガを制作するツールとして、もっとも広く使われているアプリです。
WindowsとMacの両方で利用できます。

このCLIP STUDIO PAINT EXには、電子書籍用のEPUBファイルを出力する機能があるので、すでにこれを使ってマンガを制作している人なら、すぐに電子書籍化して販売を開始できます。

ここでは、CLIP STUDIOを普段から使っている人を対象に、EPUBを出力する機能に絞って手順を紹介します。

※「CLIP STUDIO PAINT EX」はイラストやマンガを制作するアプリの名称です。
「CLIP STUDIO」は、上記のCLIP STUDIO PAINT EXのほかアニメーション制作ツールや3D CG制作ツールを含んだ統合環境です。


CLIP STUDIO PAINT EXでEPUBを出力する


1. 制作済みのマンガを開く

制作済みのマンガをCLIP STUDIO PAINT EXで開いておきます。


2. 書き出すEPUBの縦横サイズを指定する

EPUBを書き出す前に、1ページの画像サイズを指定します。

通常、漫画原稿はA4サイズやB5サイズなど、紙のA判やB判の縦長サイズで作成していることが多いでしょう。
A判もB判も、縦の長辺と横の短辺の長さは、1.4141対1の比率です。
EPUBの画像サイズを決めるときも、この1.4141対1を基準にしましょう。
マンガのEPUBは表紙だけでなく、本文もすべて画像なので、1ページの画像サイズを大きくするとダウンロードに時間がかかって読者にやさしくありません。
またAmazonのKindleセレクトのように通信費を著者が負担するような販売形態もあるので、画像サイズをなるべく抑えたサイズがのぞましいです。ここでは、1024×724ピクセルに設定します。

「ファイル」メニューから「複数ページ書き出し」→「EPUBデータ出力設定」を選択します。


「EPUBデータ出力設定」の画面が表示されます。
① 幅 「724」 高さ「1024」  pixel と入力します。
② 「OK」ボタンを押します。


3. EPUBの書き出しと確認


マンガをEPUBファイルに書き出し、ファイルを確認します。

「ファイル」メニューから「複数ページ書き出し」→「EPUBデータ出力」を選択します。


「EPUBデータ出力」の画面が表示されます。
① 「タイトル」を入力します。ここには通常、マンガのファイルを新規作成したときのタイトルがあらかじめ入力されているので、適時変更します。
② 「OK」ボタンを押すと、EPUBの出力が開始されます。


EPUBの出力を完了すると、「出力が完了しました。」と表示されます。
① 「出力済みデータを確認」ボタンを押します。(ここでは、何も起こらないこともあります)
② 「閉じる」ボタンを押します。


アプリを「CLIP STUDIO PAINT EX」から「CLIP STUDIO」に切り替えます。
① 下記の画面になっていない場合は、左側の「EPUBデータを出力する」を選択します。
② 「出力したデータ」ボタンを押します。


出力したEPUBファイルが表示されます。



4. 作成したEPUBの確認

BOOK☆WALKERアプリを使って、出力したEPUBを開いて中身を確認しましょう。
表紙から全ページ、思った通りに表示されているか確認しましょう。
また、画質やファイルサイズもチェックして、不満があったらサイズを調整して再出力しましょう。




内容が確認できましたら、電子書籍ストアのセルフ出版サービスで販売しましょう。
販売の手順は、以下のページを参照してください。

   30分で登録から販売まで


   色々な電子書籍ストアで販売する


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