第54回 種生物学シンポジウム

54th Symposium of the Society for the Study of Species Biology

2022年11月26日 ポスターセッション・オンライン開催

12月3日~4日 オンサイト開催・つくば #sssb2022

シンポジウムのオンライン聴講の申込みは終了しました。

お知らせ

大会サイトを公開しました(10月3日)

オンサイト参加およびポスターセッションへの参加については締め切りました。12/3-4のシンポジウムについて、オンライン聴講も締め切りました(12月2日)。

●ポスターセッションは盛況のうちに終了しました。LINC Bizのアカウントをお持ちの方は12/12頃まで閲覧可能ですので、コメントの書き込みなどしていただき、議論を続けていただければと思います。(1127日)

●ポスター発表タイトル一覧の公開と、ポスター賞、河野昭一ポスター賞の発表を行いました。(11月27日)

都合により、片岡奨励賞受賞講演の開始を10分繰り上げました。片岡奨励賞受賞講演の開始は11:20からになります。(11月28日)


種生物学会

シンポジウムの公式ハッシュタグは #sssb2022 です

大会会場(12月2日−4日)

国立科学博物館筑波研究施設(茨城県つくば市天久保4−1ー1)

アクセス:つくばエクスプレスつくば駅から2.5km(徒歩で約30分、路線バスで約5分)

アクセスの詳細については国立科学博物館のウェブサイトをご参照ください。

全体のスケジュール

本シンポジウムはハイブリッド形式により開催致します。スケジュールは変更になる場合があります。後日、最新の情報を参加者へ電子メールによりお知らせします。

11月26日((オンライン開催)

8:459:00 全体説明

9:00–10:30 ポスター発表(コアタイム奇数) LINC Biz  

10:30–11:00 休憩

11:00–12:30 ポスター発表(コアタイム偶数) LINC Biz


12月2日(金)オンサイト開催)

13:00–18:00 各種委員会

12月3日(土)(オンサイト開催・オンライン配信あり)

9:00–10:00 ポスターフラッシュ  

10:00–11:20 ポスター賞受賞者による発表

11:20–12:00 片岡奨励賞受賞講演生物多様性研究の多様性に魅せられて中臺亮介(国立環境研究所)

12:00–13:30 休憩

13:30–15:00 総会・授賞式

15:00–16:30 基調講演「Genetics, Recombination, Disease and Evolution」寺内良平(京都大学)

16:45–17:45 和文誌編集委員会企画シンポジウム「多種共存の生態学:植物の多様な共存機構を探る」

企画者:勝原光希 (岡山大学)・篠原直登 (東北大学)・松本哲也 (岡山大学)

12月4日(日)(オンサイト開催・オンライン配信あり)

9:00–11:40 和文誌編集委員会企画シンポジウム(つづき

11:40–14:00 昼休憩・(12:45-13:45 筑波実験植物園ツアー [希望者のみ])

14:00–16:00 和文誌編集委員会企画シンポジウム(つづき)


開催方法 >

オンサイト開催: 委員会、基調講演、ポスターフラッシュ、シンポジウム、授賞式、受賞講演、筑波実験植物園ツアー

オンライン配信:基調講演、ポスターフラッシュ、シンポジウム、受賞講演

LINC Biz: ポスター発表


※ 開催方法については今後、一部変更する可能性があります。


ご挨拶

第54回となる本年度の種生物学シンポジウムは、新型コロナウイルス感染症をめぐる見通しが依然として不透明であることから、ポスター発表をオンライン、基調講演ならびに企画シンポジウムをオンサイト(オンライン配信あり)で行うハイブリッド形式で開催したいと考えております。開催地は、国立科学博物館筑波地区(茨城県つくば市天久保4−1−1)を予定しています。なお合宿形式ではないので各自宿泊地を確保していただく必要はありますが、昨年に引き続き参加費は無料とします。学会員の方は、本ニュースレターの案内に従って参加申し込みをしていただければ、どなたも無料で参加およびポスター発表が可能です。

なお、いくつか例年と大きく異なる点があります。まず、シンポジウム本体は基本的に公開とし、オンサイトでは会場の収容量の関係から会員優先としますが、オンライン配信はどなたでも聴講できるようにする予定です。2点目として、ポスター発表を、シンポジウム本体の1週間前の11月26日(土)に開催し、その内容紹介として翌週(12月3-4日)の本日程ではポスターフラッシュを行います。そのため、ポスター各賞は、シンポジウムまでに決定されることになります。さらにポスター賞受賞者の方には、12月3日にポスターの内容について15分の発表を行っていただきます。3点目として、企画シンポジウムの内容を深めるため、今回はシンポジウムのテーマは和文誌企画1本となります。なお、昨年は実施しなかったプレシンポジウムについては、今回は基調講演という形で実施予定です。

今回のシンポジウムのメインテーマは、「多種共存の生態学」です。「なぜ複数の植物種が共存できるのか?」という古くて新しい問題について、理論研究から実証研究まで幅広く紹介し、議論を深めます。

本来、合宿形式での親密な交流を大前提としてきた種生物学シンポジウムとしては、まだ例年通りとは言えない状況ではありますが、3年ぶりとなる対面での開催で、種生物学会らしい白熱した議論の場とできるようにしたいと考えております。みなさま奮ってご参加いただきますよう、よろしくお願いいたします。

基調講演「Genetics, Recombination, Disease and Evolution 寺内良平(京都大学)

12月3日(土)

参加・ポスター発表申込み 11月4日(金)まで オンサイト参加およびポスター発表は11月7日(月)で、シンポジウムのオンライン聴講は12月2日(金)で締め切りました。

注意事項(折りたたまれています)をご確認いただくようお願いします。直前のお申込みの場合は、当日朝までに配信URLをご連絡いたします。

− 今回のシンポジウムは、非会員でも参加可能ですが、ポスター発表は種生物学会員に限って受け付けます。参加費は無料です。

− ポスター発表を希望非会員の方は、事前に種生物学会への入会をお済ませください。入会手続きは、種生物学会ホームページから行うことができます。ホームページの入会案内にしたがって、今年度分の会費(一般会員6,000円/学生会員3,000円)を 11月4日(金)までにお振り込みください

− ポスター発表を希望する方は、参加申し込みフォームで「ポスター発表を申し込む」にチェックをしてください。ポスター発表の申込者(発表者)は、2022年度分の種生物学会会費を納入済の会員に限ります

− ポスター発表が優れていた発表者(学生会員)には、「種生物学会ポスター賞」および「河野昭一ポスター賞」を授与しています。ポスター賞に応募される方は、参加申込みフォームで「ポスター賞へ応募する」にチェックをしてください。「河野昭一ポスター賞」は、発表者を学部学生および修士課程の大学院生に限定したポスター賞です。

オンサイトでのシンポジウムへの当日参加は出来ません

ポスター発表の要旨登録 11月14日(月)まで 締め切りました

− 発表要旨は、テンプレートファイル(MS Word形式)を用いて作成してください。テンプレートファイルは、こちらからダウンロードできます。

− 参加申し込みの際に表示された URL にアクセスし、ファイルをアップロードしてください。

ポスター発表について

− LINC Biz のチャンネルが発表ブースとなります。LINC Biz にポスターを画像形式でアップロードし、チャットおよびビデオ会議で質疑応答を行うことができます。ポスターのダウンロードは出来ませんが、スクリーンショットを撮影される危険性は排除できません。

− オンサイト初日(12月3日)の 9:00 より、発表内容を PDF スライド1枚にまとめて 30 秒で紹介する「フラッシュトーク」の時間を設けます(オンライン、オンサイトどちらでも可)。11月30日(水)までに PDF スライドをご準備ください。後日、PDF ファイルのアップロード先をお知らせします。


要旨集について

今年度は冊子体の要旨集を発行しません。参加者には、電子媒体の要旨集がダウンロードできるURLをご連絡します。

和文誌編集委員会企画シンポジウム「多種共存の生態学:植物の多様な共存機構を探る

12月3-4日(土・ 企画者:勝原光希岡山大学)・篠原直登 東北大学)・松本哲也岡山大学

フィールド系研究者にとってさまざまな植物種が野外で混生する状況はごく日常的な風景といえるしかしこのような「多種共存」は必ずしも理論的に自明な現象ではなく今なおさまざまな視点から研究が進められている一大テーマである近年長い研究史のなかで列挙されてきた多くの仮説を統合した理論的枠組みが形成されつつあるものの野外の植物群集が示す種間相互作用はあまりに多様であるためいまだ充分に現実を説明するには至っていない言い換えればこれまでの理論研究では考慮されてこなかったような興味深い共存の仕組みがフィールド系研究者が得意とする丹念な野外観察から新たに見出される可能性は高いしかしながら多種共存にまつわる理論的枠組みはフィールド系研究者の目にはあまりに抽象的で難解に映ることも少なくないだろうそこで本シンポジウムでは実証研究と理論研究の隔たりを埋めることを目的としてさまざまな生態系相互作用進化的タイムスケールに注目した具体的事例を野外での実証研究を中心として紹介するさらに,それらが既存の理論的枠組みのどこに位置づけられるか (あるいは,いまだ考慮されていないのか) を整理し野外観察を起点とした「多種共存」への今までにないアプローチの足掛かりとすることを目指したい

12月3日(土)

16:45–17:05 趣旨説明

17:10–17:45 多種共存の前提条件としての生殖的隔離

  松本哲也(岡山大学)

12月4日(日)


9:00–9:35 植物の形質多様性を規定するトレードオフと多種共存機構

  小野田雄介(京都大学)

9:40–10:15 乾燥地における種間作用:匍匐性灌木の被覆が下層植生に与える影響

  三木直子(岡山大学)

10:25–11:00 温帯林の樹木群集における多種共存研究:植物土壌フィードバック実験から長期生態系観測まで

  門脇浩明(京都大学)

11:05–11:40先行自家受粉の進化が送粉者を介した繁殖干渉下の共存を促進する

  勝原光希(岡山大学)


14:00–14:35 共存理論で何をどうやってテストするか

  篠原直登(東北大学)

14:40–15:20 コメント

永濱藍(国立科学博物館)・矢原徹一(九州オープンユニバーシティ

山道真人 クイーンズランド大学

15:25–16:00 総合討論

ポスター発表一覧


P01 ナラ枯れ伐採跡地に生育するタマノカンアオイの保全に向けての考察

◯赤尾智宏(明治大院・農)、倉本宣(明治大・農)


P02 イチゴハムシの食草選択における食草の資源量が与える影響について

◯阿部周平 、石崎智美(新潟大学 院 自然科学)


P03 草本植物におけるアリ送粉と生育環境の関連性

◯岩井耀士(新潟大・院・自然科学)、石崎智美(新潟大・自然科学)


P05 *河野昭一ポスター賞 マタタビが花期に展開する白色葉についての解剖学的考察 ―マタタビの白色葉は葉なのか苞葉なのか―

◯長田拓之(横国大・院・先進実践)、倉田薫子(横国大・院・先進実践)


P06 Google Trendsを用いた生物季節観測

◯加藤大己(龍大院・農)、永野惇(龍大・農、慶応大・IAB)


P07 キイチゴ属の分布限界域における交雑帯は親種に適応的遺伝資源を供給するか

◯木時始穂、唐振興、三村真紀子(岡山大・自然)


P08 イヌタデ属植物の被食防衛戦略と生育環境との関わり

◯木下雄輝, 小宮山佳奈, 阿部周平,星智大, 石崎智美(新潟大学・院・自然科学)


P09 上向きのオスと下向きのメス:雌雄異株植物オニドコロのオス花序は青色光に応答して上を向く

◯工藤葵、杉原優、太田敦士、堺俊之(京都大)、寺内良平(京都大、岩手生工研)


P10 温暖化に伴う開花フェノロジーシフト:鍵となる春化とジベレリン合成経路

◯幸元秀行(九大)、秦有輝(東北大)、経塚淳子(東北大)、梶田結衣(琉大)、遠山弘法(国環研)、永濱藍(科博)、佐竹暁子(九大)


P11 花上微生物叢が種子内微生物叢に与える影響 ー野生植物アカメガシワを用いた接種実験による検討ー

◯小茂尻 真凜(京大・生態研)、潮 雅之(香港科技大学)、武田 和也(龍大・食農研)、 酒井 章子(京大・生態研)


P12 外来昆虫シタベニハゴロモの利用植物は生育ステージで変化する

◯近藤 一宏(福井県大・生物)、坂田 ゆず(秋田県大・生物)、鈴木 智之 (東大・演習林)、梅村 信哉 (福井市自然史博物館)、角田 智詞 (福井県大・生物)


P13 キツリフネの開花時期の分化を伴った局所適応:相互移植実験による検証

◯近藤輝留(信州大)、田路翼(東京大)、中瀬悠太(信州大)、市野隆雄(信州大)


P14 *ポスター賞 雑草の匂いがトウモロコシを甘くする

◯櫻井裕介(新大・自然)、湊菜未(新大・農)、林八寿子(新大・理)、石崎智美(新大・理)、和泉翔太(龍大・農)、𠮷田拓馬(龍大・農)、塩尻かおり(龍大・農)


P15 *河野昭一ポスター賞 樹木における葉脈構造の進化プロセスの解明

◯佐々木 陽依(弘前大学)、山尾 僚(弘前大学)


P16 アリ類の行動解析に基づく植物表面形態の構造と機能の理解

◯塩澤陸・川窪伸光 (岐大院・自科)


P18 淡水性カメ類の果実採食と排泄行動-明らかになりつつある,カメ類の種子散布-

◯菅原 早紀,川窪 伸光(岐阜大院・自然科学)


P19 山岳風衝地内のマイクロハビタットがコケモモの栄養成長に与える影響

◯杉本健介(日大院)、小泉敬彦(東農大)、福島慶太郎(福島大)、井上みずき(日大)


P20 *ポスター賞 ヨモギに形成される虫こぶから広がる多様性の高い寄生蜂群集

◯杉山瑞(弘大・農生・生物)、池田紘士(弘大・農生・生物)


P21 スペシャリスト送粉者がもたらすカラスウリの性的二型の進化

◯瀬尾 夏未(神大院・人間発達環境)、丑丸 敦史(神大院・人間発達環境)、船本 大智(東大・理・植物園)、阪上 洸多(加西農業改良普及センター)


P22 *ポスター賞 遠くの同種より近くの他種: 植物種の混生パターンに依存した送粉昆虫の定花性の変化

◯高木健太郎(筑波大学)、大橋一晴(筑波大学)


P23 オキナワハイネズを中心とした国内ビャクシン属種群の分子系統地理学的解析

◯田口裕哉、髙橋大樹(東北大・農)、伊東拓朗(東北大・植物園)、田金秀一郎(鹿児島大・博物館)、菅原崚太(東京学芸大・教育 / 都立大・牧野)、小栗恵美子(東京学芸大・教育)、阿部晴恵(新大・佐渡セ)、陶山佳久(東北大・農)


P24 同倍数性のイカリソウ属はどのように種分化したのか?

◯友國秀斗・草竹恵実・柳洋介(岡山大)・前田綾子(牧野植物園)狩山俊悟(倉敷市立自然史博物館)・廣田峻(大阪公立大)・陶山佳久(東北大)・三村真紀子(岡山大)


P25 オニタビラコ2亜種の都市-里山間における分布と種子散布形質の差異

◯中野崇平(神戸大学)、丑丸敦史(神戸大学)


P26 ネジバナにおける花序形態の多様性と繁殖成功度

◯濱田若夏子(千葉大・院・融合)、高橋佑磨(千葉大・院・融合)


P27 カワユエンレイソウはどこに?

◯早川貴将、相田大輔、高木雄登、大原雅(北大・院・環境科学)


P28 Habitat preference influences response to agricultural intensification and urbanisation in two long-horned bees

◯平山楽(神戸大・人間発達)、丑丸敦史(神戸大・人間発達)


P29 ギフチョウとカンアオイの地理的変異の関連性

◯丸山真穂(新潟大・院・自然)、戸田真一(新潟大・院・自然)、石崎智美(新潟大・院・自然)、宮本俊彦(新潟県立高田南城高校)


P30 コナラ属の「1年成り」と「2年成り」はどちらが祖先的な形質なのか?

◯夫婦石千尋(九大)、今井亮介(九大)、矢原徹一(QOU)、佐竹暁子(九大)


P31 地史および人為によって形成された琉球列島における リュウキュウチク節分類群の遺伝的集団構造

◯本宮万愛、髙橋大樹 (東北大・農)、田金秀一郎 (鹿大・博物館)、内貴章世 (琉球大・熱生研)、渡邊謙太 (沖縄高専)、伊東拓朗 (東北大・植物園)、陶山佳久 (東北大・農)


P32 琉球列島産ボチョウジ属近縁2種の土壌適応と遺伝子発現パターン

◯儀武滉大(産総研)、渡邊謙太(沖縄高専)、井口亮(産総研)


P33 ツルニンジンの花に見られる地理的変異

◯立松 和晃 (福井市自然史博物館、岐大・連農)、岡本 朋子、土田 浩治 (岐大・応生)


P34 雌雄両全性異株であるノマアザミ頭花におけるアザミウマ類

◯塚原一颯、土田浩治、川窪伸光(岐大・連農)


P35 遺伝情報から推定されたオオバナノエンレイソウの生活史サイクル

◯都築洋一(北大・環境科学)、佐藤光彦(かずさDNA研究所)、大原雅(北大・環境科学)


P36 多様な都市環境における在来植物の適応戦略の多様性-一年生草本ツユクサを用いて-[Native plant adaptation strategies to diverse urban environments]

◯中田泰地(神戸大・発達)、丑丸敦史(神戸大・発達)


P37 訪花者の活動性と訪花植物の変化が駆動する送粉ネットワークの日周変動

◯永野裕大(東大・農)


P38 外来種と同所的に生育するカタバミは異種花粉を排除しているのか?

◯星野佑介(学芸大・院・連合)、堀江佐知子(東北大・植物園)、牧雅之(東北大・植物園)、堂囿いくみ(学芸大・環境)


P39 ハクサンハタザオの低温耐性の標高間変異:エコタイプ間比較およびF2集団の観察から見えてくる遺伝的背景

◯吉田直史(東北大・生命)、森長真一(帝京科学大・自然)、彦坂幸毅(東北大・生命)


P40 花の表面微細構造が送粉者の閉じ込め/解放を制御する:ウマノスズクサにおける検討

◯李 俊男(京大・生態研)、酒井 章子(京大・生態研)


P41 アラスカ永久凍土傾度におけるイソツツジ亜節2種の個体群と葉形質変異

◯甘田岳(JAMSTEC, UAF)、岩花剛(UAF)、野口享太郎(FFPRI)、松浦陽次郎(FFPRI)、小林秀樹(JAMSTEC, UAF)


P42 ウキクサ植物の他種混合培養による花成誘導解析

◯磯田珠奈子(京都大学理学研究科)・小山時隆(京都大学理学研究科)


P43 カンアオイ属をモデルとした「臭い花」の進化メカニズムの解明

◯奥山雄大(科博・植物園)、柿嶋聡(科博・分子多様性センター)、Anna Valchanova(東大・理)、福島健児(University of Würzburg)


P44 十勝岳トドマツ天然林における高標高帯分布限界集団の遺伝的分化

◯北村系子(森林総研・北支)、中西敦史(森林総研・北支)、石塚航(道総研・林試)、後藤晋(東大・演習林)、津山幾太郎(森林総研・北支)、種子田春彦(東大・理)、久本洋子(東大・千葉演)、内山憲太郎(森林総研・樹木遺伝)


P45 低温馴化に対する遺伝子発現応答における季節の効果

◯工藤 洋(京大・生態研), 村中 智明(鹿児島大・農), 伊藤 佑(オーストリア科技研), 西尾 治幾(滋賀大・データサイエンス研), 本庄 三恵(京大・生態研)


P46 タケ・ササ類の花食者ササノミモグリバエの寄主植物利用

◯坂田ゆず(秋田県立大)、加藤愛唯(秋田県立大)、小林慧人(森林総研)


P47 タロイモショウジョウバエ属Colocasiomyia spp.の近年の国内採集記録

◯髙野(竹中)宏平(長野県環保研)、三宅崇(岐阜大・教育)、Peter J. MATTHEWS(民博)、吉橋佑馬(筑波大)、大坪雅(宮崎大・農/京大・生態研セ)、稲葉靖子(宮崎大・農)、屋富祖昌子(那覇市)、戸田正憲(北大博物館)


P48 花-花上細菌相互作用の年変動性

◯武田 和也(龍大・食農研、京大・生態研)、酒井 章子(京大・生態研)


P49 南ベトナムの熱帯山地林における樹木の展葉・開花・結実フェノロジー

◯永濱藍(科博)、田金秀一郎(鹿大)、陶山佳久(東北大)、矢原徹一(QOU)


P50 北大ハナバチ相の60年間の変化:土地利用が属の採集個体数に与えた影響

◯永光輝義(森林総研)


P51 チガヤ2生態型およびそのF1雑種のクローン多様度の比較

◯野村康之(龍谷大・食農研)、永野惇(龍谷大・農, 慶応大・IAB)、冨永達(京都大・院農)


P52 カンコノキの寄生的な送粉者は共生的送粉者を脅かすのか? ~地理的分布と遺伝的構造に着目して~

◯古川沙央里(京大・生態研、龍大・農)、川北篤(東大・理・植物園)


P53 数値シミュレーションによる葉面まわりの気流の検討

◯前田 将輝(拓大・工)


P54 アオウキクサ属の長日・短日植物の比較トランスクリプトーム

◯村中智明(鹿大・農)、工藤洋(京大・生態研)、小山時隆(京大・理)


P55 常緑草本ハクサンハタザオにおける夏季の温度耐性の時系列変化

◯湯本原樹(京都大・生態研)、工藤洋(京都大・生態研)


P56 標高勾配に沿ったナツツバキ属2種の分布パターンとその制限要因

◯渡部俊太郎(鹿児島大)、船津若菜(北海道大)、武分亮洋(鹿児島大)、相場慎一郎(北海道大)