呉市車椅子九嶺クラブ 

 呉市車椅子九嶺クラブが発足したのは昭和59年。発足した当時は、テレビや新聞などマスコミも「障害者福祉」についてあまり取り上げることはありませんでした。

 障害者は外へ出る事に抵抗があり、一般市民も障害者をあまり注視してはいけない風潮がありました。

そのような時代に、「家に閉じこもってばかりじゃいけないと、声を掛け合った」事が出発点でした。会員も30代から40代前半の体力ある者が多く、車いすバスケットや、車いすテニス、車いすマラソンなどに打ち込んでいました。

 発足してから、数年ごとに文化活動としてガイドマップなど6冊、5,200部を刊行し、これまで知らなかった情報を手に入れることが出来ました。テレビや新聞などマスコミにも掲載していただいたお陰で、クラブ以外の障害者や介助される方々にも、情報を提供

させていただきました。また、日々の活動内容を伝える会報も毎月欠かさず発行し、意見交換の場として役立ちました。

微力ではありますがバリアフリー活動も行った結果、少しずつ障害者が住みやすい街になって来たようです。

一般市民も高齢化が進んでいる時代。九嶺クラブの障害者も高齢化してきており、体力の低下から外出する機会も少なく成って来

ました。今後は、市民や行政に機会があれば、もっと理解を広げる活動をしていきたいと思っています。

  

スマホからは、上部の三本線をクリックして下さい。理解を広げる活動、活動計画、活動報告がご覧になれます。

初夏ボウリング大会

令和4年7月3日、日曜日

呉マリンボウルで開催

スポーツ交流会

令和4年10月9日、日曜日 

呉スポーツ会館で開催