社伝によれば、出雲国譲りの際、陽悦山の麓に天穂日命を奉祀されたのが創建と伝えられています。
第十二代、景行天皇、佐波巡行の際(二千年前)、道返大神を奉祀して以降、道返大神を主祭神として、神話の時代から現代まで守り継がれて来た神社です。
旧社号を式内御坂神社と称し、平安時代には、周防十社の一社と数えられた事から、朝廷の崇敬が特に厚かった事が伺えます。
主祭神 道返大神は、伊弉諾神と伊邪那美神との袂を分けた大神とされています。
「道返」の名は、伊弉諾神を現世へと追い返し、伊邪那美神を幽世へと追い返した事に由来し、二柱の神をそれぞれが居るべき世界へと退け、それぞれ進むべき世界へと導き、現世と幽世との境界を遮断する重要な役割を担う事から「大神」と称えられています。
その宏大無辺な御神徳から悪縁切り、生霊除け、邪霊除け、災難除けの守りの大神として崇敬されて来ました。
船路八幡宮では、悪縁切り、道切り祈願(邪霊除け)人生儀礼、各種ご祈願を受け付けております。
ご祈願を受ける事は何ら特別な事ではありません。
神職は、大神様と参拝者の皆様の間を取り持つ、中執持(なかとりもち)です。
皆様の願いを大神様にお伝え致します。
お気軽にお申し出ください。
祈願受付時間
10時から16時まで
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