ちがさき丸ごとふるさと発見博物館の会

丸ごと博物館とは

茅ケ崎市の全域を「建物のない博物館」とみなし、歴史的な遺跡や貴重な自然を展示物と捉えてみました。

茅ケ崎の街を歩いていると、普段何気なく生活している身近なところに古代から近代、そして現代に至る色々な歴史や自然がたくさんあることを発見することができます。

ほんのちょっと意識を変えてみると、いつもの景色が変わって見えることに気付きます。

茅ケ崎は、本当に「丸ごと博物館」なのです。

このように茅ケ崎にある貴重な歴史遺産や自然、そして芸術家や文化人が残してくれた足跡を勉強し、市民の皆様に紹介するボランティア団体がこの「ちがさき丸ごとふるさと発見博物館の会」なのです。

茅ケ崎の魅力

  茅ヶ崎には皆さんの知らない魅力ある歴史資源や文化が多くあります。それらをご紹介

  するコーナーです。

 浜降祭     (無形民俗文化財)

 年7月の海の日に、茅ケ崎市西浜海岸で行われます。

茅ケ崎に夏の到来を告げる「暁の祭典」と言われています。

茅ケ崎市・寒川町には、約30基の神輿があり、各神社の氏子たちが、早朝からその神社の神輿を担ぎながら一斉に海に入り、禊(みそぎ)を行う神事です。

その後は、甚句とともに”どっこい、どっこい”の掛け声とともに「どっこい担ぎ」で渡御、地域を巡幸します。

( かながわの祭 50選 )


烏 帽 子 岩(姥島)えぼしいわ

茅ケ崎のシンボルです。大昔、海底の地層が隆起してできた岩礁です。絶好の漁場でもあります。

茅ケ崎市出身の宇宙飛行士、野口聡一さんが宇宙に滞在中、茅ケ崎の位置を示すためライトアップされました。

また、加山雄三さんは、若い頃茅ケ崎に住んでいて、イカダを組んで、この島に渡ったという話があります。

宝 生 寺 ( 真言宗 )

宝生寺には、鎌倉期作といわれる銅造阿弥陀三尊立像があります。この像は善光寺式で中央に阿弥陀如来立像、観音菩薩と勢至菩薩が両脇侍をそなえています。        (国指定重要文化財)

ここは、鶴嶺地区のむかし道に面しており、山門に道標を兼ねた「北向地蔵」があり、 台座には、「右子権現   北一之宮   左南湖」と刻まれています。この辻が起点となっていました。(西久保)

御開帳は、毎年1回、4月29日に行われています。


旧相模川橋脚(国指定史跡)

大正12年(1923)の関東大震災と翌年の余震によって、 当時の水田に橋杭が出現したという全国的にも珍しい遺跡です。

当時の歴史学者沼田頼輔氏によって鎌倉時代の建久9年(1196)に源頼朝の家臣、稲毛重成が亡き妻の供養のために架けた橋と考証され、大正15(1926)年に史跡に指定されました。

また、橋脚の出現状況が関東大震災の地震による液状化現象をよく示していることから、平成25年にあらたに天然記念物に指定されました。(下町屋1丁目・国道1号線沿い)

南湖院院長室

南湖院(なんこいん)は、明治32年(1899)南湖の地に、高田畊安によって、結核療養所として設立されました。

官僚や著名人が転地療養に訪れ、当時東洋一のサナトリウムとして多くの患者を受け入れました。(南湖7丁目)

南湖院第1病舎

設立当初から残る建物で、国の有形文化財に登録されています。

現在は、「南湖院記念太陽の郷庭園」として一般公開されています。

茅ケ崎市ゆかりのみなさんの手形

茅ヶ崎駅北口のペデストリアンデッキに下記の方々の手形が飾られています。

 加山雄三さん (俳優・歌手)、 野口聡一さん (宇宙飛行士)、 土井隆雄 さん(宇宙飛行士)、 市川團十郎さん(歌舞伎俳優)、 山本昌広さん (プロ野球名球会)。市川團十郎さんをのぞく、4名の方々は、茅ケ崎市の市民栄誉賞を受賞されています。  

加山雄三

 山本昌広

  野口聡一

土井隆雄

市川團十郎

ペデストリアンデッキ

茅ヶ崎駅北口

茅ケ崎の四大イベント

・4月 中旬     大岡越前祭
・4月 下旬~5月上旬  湘南祭 
・7月  海の日        浜降祭
8月 上旬       花火大会

お知らせ (開催中のイベント・企画展など)

* 現在行われている企画展 等

 ・「小津安二郎・野田高梧展」 2023.10.28(土)~2024.3.31(日)                  茅ケ崎ゆかりの人物館  

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   リンク先一覧

   ・茅ケ崎市役所

   ・茅ケ崎市観光協会

   ・茅ケ崎郷土会