タイトル:拒否権付き株式(黄金株)を導入した場合の株主の権利配分に対する影響に ついて 佐々木 宏夫(早稲田大学商学学術院) 原 和宏(早稲田大学大学院基幹理工学研究科修士課程) • 11月27日(金) 11:00 - 12:00 • 場所:早稲田大学理工学部 63号館4 F 63-4-05 • 概要: 2006年の会社法改正によって、わが国では拒否権付き株式(いわゆる「黄金株」)の発行が合法化された。本報告では Probabilistic Power Index(PPI) と呼ばれる 投票力指数の族において、「拒否権のないゲームの投票力指数を、拒否権付きゲームの投 票力指数と元のゲームの双対ゲームの拒否権付きゲームの投票力指数に分解する」ことが できるための必要十分条件を確立し、この条件を満たす分解可能な PPI((それには、代 表的な投票力指数であるシャプレイ=シュービック指数やバンザフ指数が含まれる)にお いて、拒否権付き株式の導入が株主全体の権利配分にいかなる影響を与えるのかを理論的 に明らかにする。さらに、拒否権付き投票者がいるときに投票力指数を計算するためのア ルゴリズムを与える。 |