'69 Telecaster Thinline


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Fender Mex '69 Telecaster Thinline

(2006年6月4日7月2日のエントリーより)

 昔から1本欲しかったテレキャスター・シンラインを一月ほど前に手に入れました。
ThinlineといえばJapan製とMex製が現行モデルとして存在します。Mexのピックアップは現在Texas Specialであるとオフィシャルサイトのオンラインカタログに載っていたので決定しました。


 買ってすぐに気づいたのはピックガードのビスが緩いとかジャックフェラルがカッチリはまってなかったりなど、定価が10万を超える割に雑かなと。とはいえ性能に影響するような部分はちゃんとしてるので良しとします。
音質のほうはマホボディだったりセミソリッドだったりのせいか、普通のテレキャスよりゴリっとした感じが無く扱いやすい感じがします。ボディが空洞のわりに生音はそれほど大きくはないようで、箱鳴りのようなものは期待できないでしょう。
色なんですけど、ボディのナチュラルカラーがもっと濃いのが好みだったのですが残念です。ポリ塗装なので経年変化による変色もないでしょう。ネックもテカリすぎだったのでコンパウンドで適度にツヤを落としてみました。

 

  マホガニーのトップはあまり木目がきれいではないのですがネック全体にトラが出ているので良いかなと。もちろんカスタムショップ物みたいにクッキリしてはいません。

 写真でお気づきの通り、ゴールド・ハードウエアでリッチな雰囲気にモディファイしてみました。

 その際に気づいたことや注意点などを少し書き留めておきます。

  まずはビス関係。ピックガードビスはストラト用に比べて小さい 2.6X12mm 頭の径5φと いうサイズが適応します。フロントピックアップ固定ビスは普通のTeleとは違い、ストラトのようなつり下げ式になっています。 しかしストラト用では大きすぎて使えません。Teleようのつり下げ専用ビスをネットなどで探してみましたがありませんでした。しかたなく代用品としてハムバッカー・マウント用のビスの径が同じであることに気づき注文してみました。本機種のピックアップはTexas Specialなのでインチです。

 ↑ ご覧のように長すぎるので切断の必要がありました。よく見ると頭の大きさも違いますが問題はありませんでした。

 

 ブリッジはリプレイスメント・パーツでよく見かける6連サドルのブラス製をチョイスしましたサドルピッチは10.8mmです。 取り付ける時に感じたのですが標準のブリッジよりかなり重いのです。重さを量ってみると

標準のブリッジ    :90g

6連ブラスブリッジ:255g

2.8倍も重いので少なからずサウンドに影響するのは間違いないでしょう。ブリッジ自体のサイズはUSA、Japan兼用がきくようです。 ただ場合によっては固定用のビスの太さが3.5mmと4.0mmの2種類あるので買う前に予めノギスで計っておいたほうがいいようです。

 

 

 コントロール・ノブは地元の楽器屋で売れ残っていたのを安く譲ってもらいました。ただしちょっと不安がありました。ポットがCTSなのでインチサイズでシャフト径が6.35mmなのに対してノブはミリサイズ内径が6mmな のです。しかしとても美しいノブなので合わなかったらストックすればいいか!くらいの感じで購入しました(笑) 実際に差し込んでみるとややきつめではありますが無理なく使用可能でした。 ついでにスイッチ・ツマミを白に換えてみました。ピックガードの雰囲気と合って良い感じです!

 ジャックプレートは定番になりつつある?ELECTROSOCKETにしてみました。取り外すのがビスを使用することで簡単になるということと固定が確実であるという理由で選びました。

 そして今回の目玉!リア・ピックアップをDimarzio Chopper Tにしてみました。カバーはオーダーで白にしました。ブレードもオーダーでゴールドに出来るそうですが時間がかかるらしいので黒のままでいいかと…。結線してみて気づいたのは位相が逆であったということでした。ピックアップのマニュアルでは赤がホット緑がコールドとありますが、その通りだとスイッチがセンターポジションの時にフェイズアウトしてしまいました。無駄な手間なので予めテスターで調べてから半田付けしましょうね(汗)!

 

 

 

 

 

 ヘッド周りですが、テンション・ピンは見た目の良さと機能のバランスから筒型をチョイス。グラフテックなど新素材系はトレモロブリッジだったら効果 大でしょうが本機ではそこまでの機能よりもルックス重視で決定しました。 ペグはオリジナルがシャーラー Fキーということで取り付け穴が10mmのものに適応します。すると必然的にロトマチックタイプになるわけです。 選んだのは超定番のGOTOH SG381/G です。オプションでボタンをパーロイドの/P7でオーダーしました。ピックガードとマッチしてとっても華やかです。

 因みに重さを量っておきました。やはりヘッドの重量の変化は音質に影響することがありますので参考までに…

標準Fキー  :26.0g x 6=156g

GOTOH SG381:29.4g x 6=176.4g

  *ブッシュ、ビスを含む

 

全体で約20gの差なので音質にはほとんど影響しないと思われます。

      ↑ 元のビス穴は埋めてません。ズボラ?…   

         ズボラ! 

 


 最後に音出しで感じたのはもうちょっとハイが出たらいいなぁと思い配線材をビニール被覆線からFender純正のクロスワイアーに交換しました。コ ンデンサーもいじってみたかったのですが適当なものが手元になかったのでそのままにしておきました。  それでも効果は十分でした。Chopper Tはいわゆるハムバッカー的なサウンドではなくシングルコイルらしさをしっかり表現したままノイズをカットしたような印象です。パワーも確かにあるのです が、ちゃんとクリーントーンを作ることが出来るくらいで、ギターのボリュームでのコントロールがしやすいと感じました。

 それから、買ったと きから少し気になっていたんですが、ナットの表面がサンドペーパーで成形したままでザラザラ艶無しの状態でした。ここの仕上げをするの忘れたんでしょう か? メキシコならではのおおらかさなのか、またはオーナーに最後の仕上げをさせて愛着がわくようにという演出!っと、いいふうに捉えれば気になりません(笑) #600と#800のサンドペーパーがけの後、樹脂用の研磨剤でバフがけしてしあげました。

 パーツの交換をやっていていつも思うのですが何故インチミリが 混在したままなのでしょう? 同じFenderでもUSA /MexとJapanでサドルのピッチが違ったり、そのくせネックのスケールはインチで統一だったりとか。。パーツを注文するときものすごく悩むわけです よ! 通販で買うことが圧倒的に多いわけで、サイズを間違えてしまったら交換してもらうのもかなりの手間がかかるし金額の安い物だったらだまってストックしてし まい、新たに注文しなおすといったこともありがちではないでしょうか。パーツの通販が得意なサイトさんにはできるだけ細かい情報を載せておいてもらえたら 助かるんですけどねえ。