名乗りの数は世界2位
日本の名字の数は10万~30万とも言われ、あらゆる言語の人が集まる米国(100万以上)に次ぐ世界第2位。ほぼ一つの言語を使う国でこれほど多いのは異例。韓国の名字は200ほど。金、朴、李、崔の4つで全人口の半分を超える。中国は、少数民族の名字を加えても3000ほど。王、李、張、趙、劉が五大姓。なぜ、日本はこれほど多いのか。 → もともと、朝廷から与えられる「姓」は多くないが(藤原など)、平安時代後期から戦国時代にかけて、貴族が土地の地名を名乗ったり、分家が本家の名をいじったりすることで多様化した。例えば、藤原姓の子孫が、伊勢、加賀、遠江、備後、近江に移って、伊藤、加藤、遠藤、後藤、近藤になった。/最も多いとされる名字は佐藤だが、それでも全人口の1-2%。名字には東西差があり、佐藤、伊藤、鈴木、小林などは東に多く、山本、田中、中村などは西に多い。 (2009年2月22日朝日・日曜版)
朝青龍ガッツポーズ、なんでダメ?
初場所(2009年)で優勝した朝青龍のガッツポーズが問題になっている。横綱審議委員会は「品格はゼロ」と問題視。「品格」とは何か。 →大相撲には神事の側面がある。毎場所、初日前日の「土俵祭り」で神様を土俵に招き、千秋楽の表彰式後、行司を胴上げする「神送り」の儀式で天に帰す。だから、神のいる土俵でガッツポーズをするのは無礼だという理屈になる。四股を踏んだり、懸賞金を受けるときに手刀を切ったりするのも神事の一つ。(2009年2月20日朝日)
-主な神事-
檜皮葺(ひわだぶき): ヒノキの樹皮を重ねて屋根を葺く日本独特の技法。1㎡を葺く費用は18万円程度とされ、約45キロの檜皮が必要。檜皮を重ねて、竹釘で固定する。耐久年数は30~40年。
ソメイヨシノは園芸品種: ソメイヨシノは園芸品種で、花の見栄えがいいため、北海道から九州まで全国の公園や街路、河川敷などに植えられている。成長が早いが、病気に弱い性質がある。野生の桜は樹齢数百年のものもあるが、ソメイヨシノの寿命は60年程度と短い。苗は、一代限りで増やされたクローンのため、別の遺伝子が混じっても、供給に影響はない。→記事は、「野生種、遺伝子に乱れ」つまり、野生の桜と交雑することが、野生の側に良くないとのこと。(2009年1月29日朝日) |