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This HP is Tips for NCL (NCAR Command Language) primarily in order to easy look for myself.

NCL is strong in manipulating NetCDF files. NCL can retain attributions in calculation as much as possible, and can read a variable stored in multiple NetCDF files very easily.

NCL can access data via OpenDAP.

NCL provides some useful functions for atmospheric sciences.

NCL can run on Linux, Mac and Cygwin on windows.

On top of them, NCL is free.

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このページは,見延によるNCL (NCAR Command Language) の覚書がてらのTipsです.

NCLは,netcdf データの計算と描画が,とくに大気海洋について強力です.この基礎になっているのが,変数(配列)が属性を持っていることです.たとえば,配列の第一次元が時間で,第二次元が緯度,第三次元が経度,というように属性を持つことができ,それぞれの属性に対応する数値(たとえば一度ごとの経度なら,0.5, 1.5, 2.5, ...)を紐づけることができます.気温(temp)に経度(lon)が紐づいているなら,temp&lonで気温の経度を参照できるのです.

またNCLでは,複数のファイルに分割されているデータを読み込んで,一つの配列に格納することが驚くほど簡単にできます.

さらにNCLには大気科学に必要な関数がいろいろと提供されています.

これらの特徴は,大気海洋科学におけるデータ解析においてNCLを非常に効果的なツールとしています.

またNCLは無料で公開されているので,学生の方や趣味で使ってみたいという方にも有用でしょう.