最近の更新履歴

ヤコブ=ニールセンのWebガイドライン


ヤコブ=ニールセンの言っていることは昔から「Simple is Best」。分かりやすいさが一番っていう考え方。その考えに基づいてガイドラインを重要度で分ける。

重要


履歴が分からないリンク

複雑なサイトや情報系のサイトだと、既に見たかどうかがユーザーにとって大きな情報になる。そこで訪問後のリンク(a.visited)の色を変えることは大事。
ということは、画像だけのリンクというのもダメってこと。画像の下にテキストとか付けてあげるのが親切。ただ動的に内容が変わるものや更新頻度が高いものは見てもらうためにも変えないほうがいいのかな。コンテンツ次第といったところだろうね。

戻るボタン

ナビゲーションの基本として、直ぐ「前に戻る」というのは基本。ページ遷移を強要するとき(会員登録、カート、決済,etc.)はマスト機能ですね。

新規ウィンドウでの表示

タブウィンドウが普及しても、やっぱり基本は1画面のなかで遷移を続けるべき。それはナビゲー ションという意味でも別ウィンドウになった途端にユーザーは今までの履歴から切り離されてしまうのだから。別ウィンドウでコンテンツを出して、メインの ウィンドウを守ろうとしても殆ど意味がない。ただPDFや画像、WordやExcelといったHTMLではないコンテンツを出すときは、逆に必ず別ウィンドウで出すこと。これはユーザーの習慣としてブラウザ以外のコンテンツが表示された場合は閉じるボタンが押されやすいので。それに履歴という意味でも、こういったコンテンツは明らかに枝分かれしたものだから。

ポップアップウィンドウ

最近のブラウザには標準搭載のポップアップブロッカーがONになっている時点で、使っちゃダメでしょ。だってブロックされるのだから。

広告っぽいバナー

今のユーザーは広告か、そうでないかを敏感にかぎ分けている。広告はクリックしないと心に決めているようだ。なので広告じゃないのに広告っぽいバナーを使うとクリック率は下がるし、大事な機能がある場合は大幅なユーザービリティが下がる。
---2008/06/20追記---
最近の広告の流行として、コンテンツの一部のような見せ方をしてクリックを促す広告バナーが増えてきているのは、逆に広告っぽい広告は本当にクリックされないからでしょうね。ただ、こういったコンテンツっぽい広告が増えてきたら本当のコンテンツもクリックされづらくなってしまうので、考え物です。

一般的な規格から外れている

余りにも一般的なルールから外れたものはダメ。ユーザーは慣れで操作するので。業界標準っていうか、よく見慣れた感じのものがやっぱり良いですね。

膨大なテキスト量

画像ばっかりはダメだけど、テキストばっかりもダメだよね。


まぁまぁ重要


フラッシュ

一昔前だと、Flashの途中でブックマークしたり、戻ったりできなかったりしたのでナビゲーションとしてあまりにも利便性が悪かったし、SEO的にもBotが中を読んでくれなかったので、使うのはダメというものだったが、最近は機能性も上がってきてBotも中のテキストを読んでくれるし、場所によってはFlashの方が便利なところもある。その辺りは考える必要がある。単に動きをつけて誤魔化すとかいうだけなら無いほうがマシ。それにユーザーの好みが分かれるところでもあるので、フルフラッシュとかの場合はちゃんとHTML版も用意しないとね。

マルチメディア

そもそも一昔前だと、こんなものを埋め込んで使うなんて考えもつかなかったが、今では結構普通に使っている。ただ、あくまでも副次的なコンテンツとして利用し、メインには使わない。また長時間の動画(1分以上)は使わない。

固定幅レイアウト

基本はリキッドでしょ。それは大画面化が進んでいるなかで1ビューの情報量を増やしたいから。ただリキッドもmin-widthをいくつに設定するかは考えないとダメですね。min-widthを幅広で取ってしまうとちょっとWindow幅が狭くなると横スクロールがでちゃいます。縦スクロールだって滅多にしないユーザーが横スクロールなんてするわけ無いんだから最悪の結果です。固定幅で弱気な横幅もダメですが、強気すぎる横幅もダメですね。そのあたりは、いかにフレキシブルなレイアウトに出来るかどうかがポイントでしょうね。

スクロール

スクロールさせるのも、ある意味Next Pageでページを切るのも余り変わらないぐらいユーザーはスクロールしないもの。

独特なGUI

一般的なボタン・ラジオボタン・チェックボックス・スクロールなどを変えない。デザイン重視といっても、ユーザーが理解できなければ意味が無いのだから。

古いコンテンツ

検索結果などから流入すると古いコンテンツにたどり着くことは珍しくない。古いコンテンツは古いコンテンツとして明確に分かるようにしないとユーザーが混乱する。そして新しいコンテンツへの誘導もちゃんと用意しないと。

統一的なページデザイン

当たり前すぎて言うこと無し。サイトデザインをまずしっかりして、それを守ることは基本中の基本。

個人情報の取得

必要も無い段階で個人情報を取らない。取るにしても最低限にしておく。取るほうが情報が多いほうが嬉し いのは当たり前だから、いっぱい質問を作っても任意だからイイやって思うかもしれないけど、そんな長い質問ページがあるだけでユーザーはうんざりするし、 不審にも思うよね。ECサイトだとついついユーザー登録時にアドレス帳なみの情報を取ろうとしちゃいますが、それは別でもいいはず。会員登録時に必要なデータってむしろメアドとパスワード、あとマーケティングをちゃんとしてプロモーションを行うのなら年代と都道府県ぐらいは取ってもいいのかもしれないけど、それだって任意だと思いますね。で、実際に買い物したときに入力した住所などの情報を「会員情報として登録しますか?」という方が全然親切ですね。会員になったから必ず買い物をするわけじゃないので、Too Muchな情報は取得しないほうがいいですね。
特に携帯のメアドや電話番号などは個人情報としての認識が高いので、使わないのであれば避けたほうがいいです。携帯の情報が欲しいときは携帯の画面で取得するのが一番です。


ちょっと重要


ダウンロード時間

昔は1byteでも軽くしようと軽量化に励んだものですが、今はあまり気にしなくても平気ですね。そ れでも1ページを表示するのに必要なダウンロード量(HTML,CSS,JavaScript,画像などなど)が300KBを超えてくるとやっぱりストレ スはありますかね。そういうときは「View Speed Report」で確認してみましょう。

フレーム

そもそも余り見なくなりましたけど、代わりにiframeとか増えてきましたね。ただユーザーが意図しないページを見せるという意味では、frameもiframeもやはりおススメは出来ませんね。

clickableかどうかが分かりにくい

テキスト中心だったころは、link decorationでunderlineが普通だったので分かりやすかったのですが、どうやら最近は画像中心のナビゲーションも増えてきて、逆にどこが クリックできるのか分かりづらくなってきているサイトも見かけます。テキストの場合は、下線が引いてあればリンクだろうと想像しますが、画像のときは考え物です。
例えば「山尾しおり」さんのページ。全体に画像で綺麗にまとまって いますが、ナビゲーションがナビゲーションぽく無いので、どこをクリックしていいのか悩みます。右側の「お品書き」をマウスオーバーすると画像の色が変 わって、リンクであるが分かりますが、そもそも、その「お品書き」にマウスをオーバーさせるまでに悩んでしまいます。「お品書き」の上に「●」を付け るとか、「▼」を付けるだけでも分かりやすさは改善されると思います。

複雑なプルダウンメニュー

前はJavaScriptで動的にメニューを出すというのはユーザーが慣れていなかったということもあり余り推奨されていなかったが、今はユーザーも慣れてきて1段ぐらいなら問題ないですよね。でも多段になってくると、ちょっとしたことでちゃんと動かなかったり、失敗をしたりとイライラするので注意が必要ですね。

スプラッシュページ

これも最近は見なくなりましたが、ユーザー滞在時間が少ないと言っているのに、無駄なページを挟む 必要がわかりません。「Skip Intro」なんて作るぐらいなら見ないほうがマシです。どうしても、ユーザーに見せたいのなら、意地でも見せるべきで、そこで離脱される覚悟を持って望んでもらいたいですね。

プラグイン

FlashとかQuickTimeなど結構一般的に広まって持っていない人は少なくなったとは思いますが、どうしても使わなければならないという必要性がない以上はHTMLでデザインするのがメインでしょうね。今後はSilverLightとかもどう取り扱うかポイントなのかな。

運営者・発信元の表示

ちゃんとフッターに運営者や発信元の存在を明らかにして、会社概要とかをちゃんと載せるのは1つのマナーですね。

分かりづらい表現

サービスに携わっている側にしては使い慣れている表現かもしれませんが、普通の人にとって分かりやすい表現を使わないと逆にユーザーは悩む結果になります。
あと勝手な造語は作らないほうがいいですね。身内では受けても普通の人は引きます。なおかつ、検索キーワードとしてはまったく期待できません。