総合T----------日本画基礎演習1-1

ちょこっと日本画に興味があるので、申し込んで日本画基礎演習をとりました。

精密デッサンでりんごとバナナを描くんですが、

テキストを読んでみると洋画のデッサンとはものの捉え方が違いますね。

影は描かないようにとありましたが、

まだちょっと洋画っぽいものの捉え方をしているように思えます。

講評のための感想レポートも載せてみます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

洋画のデッサンでは、画面全体を空間とするために、その描画過程では背景と影も必要な要素とし、補佐的な気持ちでモチーフ以外の部分も描きこみ、画面全体で質感と量感を描き出そうとしてきた。しかし、今回のデッサンではリンゴとバナナの形状と質感のみを観察して描く事をし、矩形の画面にモチーフだけで存在感が表れるように意識をして課題に取り組んだ。このことによって、構図を決定すればモチーフの描画に集中でき、描いている物を今まで以上に観察することができた。 構図では、2つのモチーフを重ねることによって、同一平面状にあることと、前後感が表しやすく、リンゴに隠れたバナナの部分も感じられるように描こうとした。しかし、このモチーフを重ねたことは画面の同一平面状にあるという実在感を表現するには安易な方法であったと思う。課題2では、モチーフの数も増えるので、レイアウトでは単独で配置したものをつくり、独立した物でも同一空間に存在していると感じるように描画できるように挑戦してみようと思う。