コッホの『バウムテスト第3版』を読む――バウムテストの原点・原典へ

2010年秋、心理臨床の世界で長く待ち望まれていたコッホの『バウムテスト第3版』の訳本が刊行された。
これまで正しく伝えられてこなかったコッホの真意とは、どのようなものであったのか?
バウムテストを治療的に用いるにはどうすればよいのか? 
バウムの臨床実践に長年かかわってこられた講師陣をお迎えして、フロアからのさまざまな臨床上の質問や疑問にもお答えする参加型シンポジウム。
 
本セミナーは終了しました。
 

講師からのメッセージ

『バウムテスト第版』の訳本が、原著出版から50年以上を経過してようやく出版されたことを記念して、今回のシンポジウムは企画されました。
これまでほとんど紹介されることのなかったコッホの真意は、山中康裕がやはり40年以上にわたる臨床の中で追求してきたバウムテストの真髄と重なるところが多いと思われます。
コッホのテキストの要諦を現代の臨床につなぐべく、山中と岸本とがさまざまな角度から検討を加えます。
「表現の深層」を追求してきた山愛美が全体の進行を担当し、わが国におけるバウムテストのほとんどすべてを網羅してその特徴や問題点などを明らかにしつつある岐阜大学の佐渡の発表と、現代の小中学生のバウムテストにおける早期型について調査を行った岸本(幹)の報告も行います。
さらに、コッホのテキストをどう読めばよいのか、バウムテストを心理臨床に生かすにはどうすればよいのかといった点について、参加者との活発な討論も行いつつ考えていきたいと思います。
 

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