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特徴
- GNU/Linuxの本家、と思われているディストリビューションである。
- 名前の由来はプロジェクトの創始者、Ian Murdockと彼の離婚した妻の名前であるDebraを合わせたもの(Debra+Ian=Debian)。実はちょっと(いや、かなり?)恥ずかしい名前である。
- 日本では比較的新しいディストリビューション、と思われているが実はプロジェクト自体は1993年に始まっている。
- 最初のリリースは1994年辺りで、実はRed Hatと殆ど同時期に登場している。
- 日本での初期のDebianのポピュラリティの低さは、単純に初期の状態では日本語対応が怪しかった事、日本ではBSD系のOSの人気が高かった事、また、企業サポート付きのRed Hatの方が日本人にウケが良かった為、だと思われる。
- よって、自宅サーバー等の分野でも、日本ではRed Hat/Fedoraに初期は知名度で負けていたが、21世紀に入ってから徐々にユーザー数を獲得してきている。
- 特に、Red Hatの開発版がFedoraとなり、先進性/実験性が際立ってくると、サーバーとしての安定度を求める層が自宅サーバー用OSとしてDebianを高く評価するようになった。
- ただし、新規ユーザーにとってはDebianのインストールは難しく、入門者用書籍によってはいまだにDebianよりインストーラの出来でFedoraの方が推薦されているケースがある。
- インストールの難易度は技術的な問題と言うより、FSFの思想により近いDebianでは、「自由」を重視しており、よって「カスタマイズ性」を強調する形になっているから、である。
- 従って、PC-UNIXに既に慣れた層にはDebianの姿勢は極めてウケが良い。またその手の人達が派生ディストリビューションを作りやすいのである。
- 反面、最近ではやっと簡易なLiveCD製作にも乗り出した。コミュニティによる日本公式版は存在しないが、日本語カスタマイズ版はライブCDの部屋で提供されている。
- よって、Linuxも初めてだしDebianも初めて、と言う人は、まずはライブCDの部屋のヴァージョンを試してみたら良いだろう。
- アプリケーションのパッケージは
deb方式と言われるバイナリを詰め込んだファイルによって提供される。インストールコマンドは最近はapt-getからaptitudeと、より簡易性を求めて発展してきている。
- DebianはライバルFedoraと違って、「安定性」をより重視している傾向がある。
- 従って、最新ヴァージョンのソフトウェアがリリースされてもすぐにレポジトリには反映されない。保守性が何より重要視されているからだ。
- 結果として、新しい物好きにはちょっと物足りない、と思わせる傾向がある。
- この、レポジトリのアプリケーションの更新度合の悪さは下流の派生ディストリビューションにも共通の傾向である。
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スクリーンショット
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Debianのデスクトップ画面。
基本はGNOMEベースである。
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DebianデフォルトブラウザであるEpiphany(上)。他にFirefox互換のIceweasel(実体はFirefox)が搭載されている(下)。
Debianの基本ガイドラインは「フリーソフトウェアだけで構成されたオペレーティングシステム」と言う、FSFの方針に沿ったものになっている為、いわゆる「有名どころ」のアプリケーションがデフォルトでは搭載されてないケースがある。
このへんが、Debianの基本方針に賛同しつつ、様々な派生ディストリビューションが生まれる理由ともなっている。
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公式ではないが、世界中で流通しているOS-tanシリーズでの壁紙「Debianたん」。
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主な派生ディストリビューション
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